番附編成の怪??

　戦前の「東西対抗」制下、奇妙な番附
編成の事例を紹介したい。
　「長身力士」第７位の鶴ヶ嶺 道芳だ。

昭和十五年夏場所、東前頭四枚目
　５勝１０敗
同　十六年春場所、西前頭五枚目
　１勝１４敗

昭和十八年春場所、西前頭九枚目
　５勝１０敗
同　年　夏場所、東前頭九枚目
　７勝 ８敗
同十九年春場所、西前頭五枚目
　零勝８敗・７休

　“二桁”の黒星で現状維持乃至１枚しか
降下していないのだから……。
　負越しても４枚も昇進したり…。

元力士Sの末裔からメール頂戴したが…

※昨日の閲覧…1,431・訪問…４１４
トータル訪問者数 ６２６,４１０

　平成三十一⇒令和元年も「師走」に…。
拙作『相撲史発掘』最新号は、常連の頒布
希望者のうち、N市のK氏とか・A市のK氏か
ら頒布申込みが未だにこない。せめて十一月
中に申込むのが“礼”と云うものだと、敢えて
云いたい。

　この度、明治前期の幕内力士、嶋田川の末裔
H氏よりメールを頂戴し、当該力士に関する調査
方法を尋ねられた。でも、当方の微力で鳥渡ばか
り対応に躊躇したので、同じく都内在住のH君へ
メールをその侭「無断転送」してしまいました。
　この場を借りて、H氏ならびにH君に衷心より
お詫び申しあげます。

　すこし関聯して上段へ話を戻す。最近の世相を
念じて諺が浮んだ。「小人閑居して不善を為す」
　この年末に“退屈”で仕方ない人は、365日が
“暇”であろう…。