相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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あり得ないの……??

2017-11-06 21:04:41 | 日記
 拙稿「江戸大相撲熱戦譜」━天保六年春
場所━は、起・承・転・結のうち「起」に相当
する部分を書き終えて、現在「承」の箇所
を執筆中。

 凡そ2年ぶりに本場所の土俵へ姿を
みせた横綱稲妻〔番附は大関〕だったが、
二日目の勝負づけに名がなく星取表に「や」
印が記入。翌三日目には出場しているので、
誰か対戦相手に休まれたと思える。
 東方の幕下十枚目以内で二日目から欠場
しているのは新進気鋭の鰐石(後大関劔山)
だけである。
 ところが、当場所六日目に稲妻VS鰐石が
顔を合せている。

 果して、当時の「内規」として、序盤戦に
一旦取組が決って、何等かの支障が生じて
両力士とも「や」と記録されたものを、中盤
戦乃至後半戦に“割返す”なんて措置を採る
ことがあり得るであろうか…。
 それとも、一旦休止された取組を後日に
再度決定して対戦させることはしない“慣習”
になっていたのであろうか…?
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全敗が消えた星 その262

2017-11-06 13:14:57 | 日記
※昨日の閲覧…691・訪問…211
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 幕内人員が34名に削減された昭和
四十二年夏場所、初日から十四日目まで
の星取表を真っ黒に塗り潰したのは、
横綱大鵬の連勝を阻止したこともある
浅瀬川だった。
 千穐楽、2勝…の元小結富士錦を
破って15戦全敗を免れている。

 富士錦は関脇になれず、浅瀬川は
小結になれず力士生活を終えている。
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