out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

見たかった景色を見に行く ~羽咋から金沢へ~

2019-05-15 12:51:55 | travel
2019年5月5日(祝・日)
雨晴海岸より立山連峰を望む
 
 石川県羽咋郡(はくいぐん)の宿でぐっすりと休み、私はみんなより少し早く起きて朝風呂へ。 この日もとても良いお天気。 今回のゴールデンウィーク前半はあまり天気に恵まれませんでしたが、後半は良く晴れ本当にラッキーでした。 ただ、自分が見たい景色以外それ程調べる間もなく来てしまったので、ササッとネットを見て急ごしらえの観光ルートにとりあえず出かけてみる。 車で海沿いを走るとそれだけでも良い気分!
 
 宿泊したホテルに飾ってあった写真から場所を尋ね、訪れた機具岩(はたごいわ)。
時期によってはライトアップされ、海に沈む夕日と共に美しい姿を浮かび上がらせるそうです。
 
 機具岩から海岸沿いを更に10分程北上した増穂浦には「世界一長いベンチ」があります。
美しく続く砂浜沿いの小高い丘の上に、全長 460.9メートルものベンチがあり、
1989(平成元)年、世界一長いベンチとして、ギネスブックに掲載されたのだそうです。
 
世界一長いベンチから南下して巌門に向かいますが、その途中夫婦岩。
この辺りの海岸線は、この後行く巌門も含め 29キロ余り奇岩怪石が連なり「能登金剛」と呼ばれています。
 
巌門に到着です。 こちらではこの透き通った海と荒々しい岩壁を遊覧船から見ることができます。 
 
この日海はとても静かで快適な海上廻りができそうでしたから母にも良いと思ったのですが、
母は「絶対に乗らない、上から見ているから大丈夫」と。w 娘が手を振っています。
 
 船は色々な岩を見ながら、奥に見える穴の開いた岩、洞門に近づきます。
岩の岸壁に松がとても良い雰囲気を与えています。
写真左奥に橋が見えますが、「幸せのがんもん橋」という名前です。
海岸線には遊歩道が設置され、美しい海を陸からも見ることができます。
 
船は洞門に近づいてきました。 内部へと進みますが、遊覧船は通り抜けることはできません。
 小舟なら通り抜けられます。 奥には大洞窟があり義経主従が隠れ場所としたと言われています。
 
 向こうに見える陸と碁盤島との間を通り抜けてゆきます。
 
  すると福浦漁港が見えてきます。 福浦漁港はかつて福良津と呼ばれ8~10世紀には中国大陸との交易で栄え、また藩政時代には北前船も寄港した良好としてにぎわったそうです。
 能登を走っているとどこでも目についたのが風情のある真っ黒でつややかな瓦屋根。 能登瓦というのだそうですが、特徴は厚く釉薬が塗られ、高温で焼成されることで、能登の厳しい自然にさらされても半世紀はゆうに保つというその耐久性です。 海からの塩分を含んだ風雨、豪雪などに耐えうる素材だそうです。 陽の光にキラキラと輝き連なる屋根瓦は「いらかの波」そのもので、5月5日のこの日に改めて歌詞の意味を感じ入りました。
 また、写真右の方に見える白い小さな建物は旧福浦灯台で菜種油を使いランプをともしていたのだそうです。 現存する木造灯台としては日本最古の物で石川県の重要文化財に指定されています。
 趣ある漁村が大きな風力発電に見守られている姿も興味深いです。 ちょっと撮影に寄りたかったなぁ。
 
 船着き場に戻ります。 奥に見える砂浜、写真右の方が長いベンチがあった辺りです。
その奥に美しい三角錐の山が見えますが、能登富士と呼ばれる高爪山だそうです。
 
 20分程の船旅でしたが、まったく揺れることはなく快適で楽しかった~!
このあと海岸線の遊歩道を歩いてみます。
 
 洞門を上から眺めています。
 
 洞窟を経て陸側から洞門を見ています。
海辺の岩場にはカニ、小魚、イソギンチャク、ナマコなども見え楽しいです。
 
 洞門近くの船着き場です。
遊歩道各所にお土産屋さんがあり、飲み物、焼いた貝類やソフトクリームなども楽しめます。
また、長いベンチがあった増穂浦など、この西能登には冬場たくさんの小貝の殻が打ちあげられ、
特に桃色のさくら貝は「幸せを呼ぶ貝」として親しまれ、お土産屋さんでも小瓶に詰められ売っていたり、
アクセサリーや飾りになっていました。
私たちは地元の塩を使用した塩ソフトクリームを頂きました~。
 
次に向かったのは 千里浜。 まずはお昼時でしたので腹ごしらえ。
敷地内には千里浜の砂を使ったサンドアートが展示されています。
 
 
  
小さな道の駅のようだったのでレストランはいっぱいかと思いましたが、すぐに座れました。
左がのとししミートパスタと サラダ、右がアサリのうどん。
能登というとお米という気がしますが、うどんも良く食べられているようです。
「のとしし」は能登のイノシシのことですが、どこでもイノシシ問題は深刻なようで、私も少しですが貢献してきました?
こちらの道の駅では地元の野菜をふんだんに使ったお料理や、生鮮野菜の販売など、まさに「いい道の駅」を感じられました。
 
 お腹がいっぱいになったら日本で唯一、普通車で走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」を走ってみます。
 
 走行できる区域に柵があったり、標識があったりするのかと思いましたが、何もありません。 みんな低速で安全運転。 天気などによる通行規制がない限りいつでも走行でき、好きな所で停まって渚で遊んだりもできます。 これにはびっくり! 
 夏には海水浴もできる浜ですが、さすがにその時期には安全のためにロープが張られ、交通標識も立てられるのだそうです。
 
 「千里浜はなぜ普通車でも走行できるのか」ということですが、砂のきめが細かく海水を含むととても固く引き締まるのだそうです。 なので「走行するのは色の濃い部分にしてください」ということ。 このような性質からサンドアートにも適しているのですね。
 
千里浜なぎさドライブウェイ 、動画見てみる?
 
 千里浜での食事、ドライブが思いのほか早く終わり、「どうしようか~?」となりました。 時間は午後1時半ごろ。 早く金沢に帰って金沢観光とも思ったのですが。。。ここは能登半島横断して東側にゆくことになりますが、「もう一度氷見の方に行って立山が見えるか、行って見ても良いですか?」とお願いしました。 多少冷たい視線は感じましたが、皆さんドライバーには勝てません。w
 
 けれど行ってみると1時間弱で着きました。 「道の駅 雨晴(あまはらし)」。 ただこちらも小さな道の駅で、天気が良く大渋滞で駐車場に入れない。 ドライバーは皆さんを道の駅で下ろし、少し離れた駐車場を探しに行きましたが、幸いすぐに見つかりました。 良かった~! けど、近くに臨時駐車場もあったようです。w 
 駐車した場所から歩いて道の駅に向かうと、道の駅すぐ前には海岸線沿いに氷見線。 おぉ~! 電車いる!!
 
薄くはありますが、雲はかかっていません立山連峰! そして氷見線の列車!
よいタイミング~!!  これは観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」でしょうか。
 
列車が通り過ぎるとこのような風景。
雨晴海岸は大伴家持(おおとものやかもち)にも愛された風光明媚な海岸です。
奥に見える女岩(めいわ)と共に見る海からの立山連峰は日本屈指の景勝地と言えるでしょう!
 
 女岩を基準に北側。
女岩すぐ右側が毛勝山と思われます。 毛勝山より北側(写真左)には後立山連峰が望めるようなのですが。。。
白馬鑓ケ岳、白馬岳、雪倉岳、朝日岳など望めるようですが、よくわかりません。
 
 女岩南側(写真右側)にはすぐ隣に毛勝山、釜谷山、猫又山など続き、
鉄塔の上にそびえるのが剱岳、前剱、剱御前、という感じでしょうか。
 
 四季を通してくっきりと素晴らしい眺めを得ることはなかなか難しいようです。 冬でも毛嵐などがあるようで。 激しい波に毛嵐という風景もここの特長だそうですけどね。 しかし、春先にこれだけ見えればとてもラッキーだったでしょう! 来て良かった~!!
 海上から 3,000m級の山々を望むことができるのは世界でも唯一この雨晴から氷見にかけての海岸だけ、と言われているようですから、世界屈指の景勝地、に訂正させていただきましょう!
 
 道の駅の前はこのような感じ。 踏切すぐわきにあるのは「義経岩」です。
義経一行が雨宿りをして晴れるのを待った、と言われる岩屋があります。
雨晴の地名はそこから、とも言われているそうです。
 
楽しい一日を終え夕食をとった後、みんなをホテルに送ってから私一人金沢駅前のレンタカー屋さんへ車を返しに行きました。
 午後8時まで借りられたのでとても便利でした。
 
 ホテルは「尾山神社」のすぐ近くで、神門が美しかったのでみんなで散歩に出かけました。
 
神社の神門としては異色の和漢洋の混用。 このステンドグラスのような窓がきれいです。
神社の説明には「ギヤマン張り」と記されています。
 
 夜のお参りになりましたが、翌日ももちろん参拝させていただきます。
 
この日も一日大満足となりました。
 
 
コメント (2)
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見たかった景色を見に行く ~氷見から白米千枚田~

2019-05-12 22:44:13 | travel
2019年5月4日(祝・土)
輪島市 白米千枚田
 
 本年のゴールデンウィークは皇室代替わりに伴い異例の10連休。 山小屋に泊まっても、どこに行っても混んでいるだろうから近くの山に行ってあとは自宅の整理整頓でもしよう、と思っていたのですが。 そんなことなら、母と2泊くらい旅行に行こうと考えました。 あまり長く徒歩移動できない、車は渋滞、と考えると電車はどうか。 電車ならまだ乗ったことのない北陸新幹線に乗ってみたい! というか、私は能登に行ったことが無いのです。 以前から見たかった輪島の白米千枚田、金沢の街並み、そして登山を始めてから絶対に見てみたいと思っていた日本海越しに望む立山連峰。 それらを見に上の娘も誘って行ってきました。
 
 2泊3日の行程は。
 5/4  東京 ~ 新高岡(新幹線)~ レンタカー観光 ~ 羽咋郡志賀町泊
 5/5  羽咋郡付近観光 ~ 雨晴 ~ 金沢泊(レンタカー返却、JRレンタカーで割引あり、乗り捨て無料)
 5/6  金沢観光 ~ 東京(新幹線)
 
 まずは東京駅から新幹線に乗車。 我が家からだと東京駅に着くまですらひと苦労ですが母もしっかり歩け、バス、電車では席に座ることもでき一安心。 東京駅には余裕の時間に到着し、娘と合流。 あとは指定席が確保できているはくたか553号に乗り、コーヒーを飲みながらゆったり座って窓の外を眺めれば。。。
 
 
 こんな景色! 富山湾からの立山連峰に期待が膨らみます!! 3時間弱の新幹線の旅はあっという間。 10:47 新高岡駅で下車後レンタカーを借りて、まずはお昼ご飯を頂きに氷見に向かいます。
 
 着いたのは「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」  幸い道路の混雑はなく到着しましたが、やはりここは人が多いです。 それでも海岸沿いには大きな駐車場があり無難に駐車。 その後建物の中に入ると大きな回転ずし屋さん、お食事処などあるものの、どうやらだいぶ待ちそう。 施設内にはお土産屋さんや鮮魚屋さんなどと共に、美味しそうなパック寿司や焼き物、揚げ物、汁物なども売られており、多くの人がそれらを買って外のベンチで食べているので私たちもそうしました。 
 
     
テントの下のテーブル付きベンチは時折風が吹くものの、心地よい暖かさ。
新鮮なブリ、白エビ、ノドグロ、カキなど、色々選べて楽しく、美味しくいただきました~! 
 
施設は道路を挟んで富山湾の海沿いです。 なのでもちろんここからも海に浮かぶ立山連峰が望めます。
 
  しかし~、この時間お山はたくさんの雲の中(食事前)。 それでもピークだけ見えているこの状態でも私は結構満足♪ 残念なのはこの堤防。 この向こうには行けないのです。 そして、高い所から見晴らせる展望台もあったのですが、食事後に行った時には既にお山はすっぽり雲の中。 本当はこの後もっと見晴らしの良い海岸に行こうかと思っていたのですが、それもヤメにしてしまいました。
 
 そこで時間は十分にあったので、 少し遠いのですが2時間くらいかけて輪島の白米千枚田にに向かいました。 旅行計画段階ではもちろん白米千枚田に行く予定でしたが、それは輪島で宿が取れればということにしていました。 旅行予約は2ヶ月前ごろにびゅうプラザで行ったのですが、既に輪島の宿はとれず羽咋郡の宿のみ予約できたので止めようと思っていましたが、思い切って行ってしまいました。
 
 能登半島の根元から、先端の方まで行くわけですから遠いことは遠いのですが、途中こんな良い景色を眺めたりしながら、女三人おしゃべりをしたり、あれがあった、これがあったと言っているうちに輪島到着。
 白米千枚田隣にはポケットパークがありますが、こちらも一大観光地となっておりますので、人と車がたくさん。 2キロほど先の漁港の駐車場まで行くとシャトルバスがあるというのでそれを利用しましたが、長蛇の列というわけでもなくすぐに駐車、バスに乗れました。
 
こちらは良く晴れて、見たかった美しい景色!!  「白米千枚田」
いやぁ~、良かった!!
 
 現在、田んぼの多くは機械で手入れがしやすいよう、四角に整地されている所が多いのです。
このように昔ながらの小さく、曲線を描く棚田は今やとても貴重な日本の原風景です。
この風景を守るため、田んぼはオーナー制度になっていたりします。
所有者を現す札には小泉純一郎氏ほか政治家の皆さん、芸能人の皆さんの名前があったりもします。
 
 曲線を描く田んぼは美しいだけでなく、こちらはこの圧倒的な枚数。
そしてそれが海に向かって降りてゆく。
 
さらには西の方角に海を見ることができる為、夕刻には棚田越しの海に沈む夕日が眺められます。
素晴らしくフォトジェニックな場所なのです。
 
 この時間からも既にカメラをセットしている方たちがいました。
うらやましぃ~。
 
 けれど、この風景を見られただけで満足です。 母や娘も感激していました。
遠いからと心配したけど、来て良かったなぁ~。
 
 残念なのはまだ田植えが始まっていなかったこと。 けれど、機会があればまた来たいな。
 
 駐車場になっていた漁港には「御陣乗太鼓之地」の碑がありました。
 
 宿までは一時間半弱かかりましたが、夕日には間に合いました。
 
 宿も屋上から見る「海に沈む夕日」を名物に掲げておりましたので、楽しみにしていました。 白米千枚田の皆さんはいい写真が撮れたことだろうなぁ。 私もここからですが、母、娘と三人でこの夕日を見て満足し、美味しい食事を頂き、温泉に浸かってゆっくりと休みました。
 
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花探しの高尾山

2019-05-11 21:00:00 | 山登り in 東京都
 2019年5月3日(祝・金)に高尾山に花を見に行きました。
 
 それまで天気が悪く、翌日からの能登への旅を控えていましたが、写真の花ほかが咲いたという噂を聞き、ここはゴールデンウィークですから、行ってきました。
 
 アップが遅くなりましたし、花の写真ばかりですのでフォトチャンネルにまとめました。
 よろしければご覧ください。
 
 当日のコース:日影~一丁平~城山~景信山~小仏~日影
 
フォトチャンネル
 
 
 
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早春男体山 ~the ninth~

2019-05-09 09:19:16 | 山登り / 男体山
2019年4月28日(日)
 
 本年より男体山開山が4月25日から11月11日までと聞き、「ゴールデンウィークに入ったらすぐに登れるのね♪」と思っておりました。 私のゴールデンウィーク開始は4月27日(土)から。 4/27と言えば誕生日じゃないか。 誕生日の家族行事は前週に終わっているし、GW中の仕事はその週明けに少しあるくらい。 そもそも開山してすぐの男体山て登ってみたかったのですよ。 残雪がどのくらいあるのか、いつも咲き終わったたくさんのスミレの葉っぱを眺めて、「花を見たいなぁ~。」と思っていたのです。 登頂10回目も近づき、これは良い機会と思いましたが、なんと27日は天気が悪い。 まぁ、翌日でもいいよ。w お山は天気が第一! 奇しくも新年齢最初の、平成最後のお山が男体山となりました。 こいつぁ~、春から縁起がいい~!
 
GW早めに開山する男体山はとても混雑するかな?
で、6時には駐車場に入れるよう到着したら余裕で停められました。
一日で見ると登山者はそこそこいましたが、混雑という感じではなかった。
 
階段を登り一合目に到達すると、あたりは大きな霜柱。
帰りはドロドロで尻餅かなぁ、と思いましたがそうでもなかった。
 
三合目から四合目までの作業道路脇。
 今までスミレが咲いている時期に登ったことがなく、
今回はたくさん咲いているかと期待していましたが、
 
数輪しか咲いておらず、あとはこのハコベくらい。
この時期では早いんだ。 
 
でも、フジスミレが見られた。 
 
新緑もない代わりに見晴らしは良く、この辺から富士山が見られた。
更には富士山右方に白い山々が見えた。 南アルプス!?
標高が高くなればよくわかるかもしれない、と楽しみに登りました。
 
六合目樹林帯に入ると凍り付いたトレイル。 
 
こうなってくると転ぶと怖いので六本爪をつけました。 
 
七合目付近のガレ場に来ると景色が開け、遠くの山が一直線につながった。
富士山右方の白い山々はやっぱり白峰三山のようだ。 さらに右側には甲斐駒ヶ岳も見える。
その右側にも白い頂が。。。。
 
七合目付近のガレ場には雪はなく、軽アイゼンを外して登りました。 
 
八合目下の鳥居まで来るとまた凍結。 この後アイゼンは取ったり外したり。
着けずに登る人、つけっぱなしの人などいましたが、私は安全第一で。
 
九合目下の砂袋の辺りからは雪が本格的になってきました。 
 
急にこんな感じになって、まるで雪山。
歩いている辺りは踏み固められていますが、ちょっと人を避けると大きく踏み抜いたりしました。
 
そして最後のガレ場に来るとまた雪はない。
湿っぽくていつもより歩きやすい感じ。 
 
そして山頂手前ですが、景色が素晴らしくて思わず止まる。 一気に見えなくなるかもしれないから。
左端に富士山、手前に秩父多摩甲斐の山々、中央よりちょっと左の白い山々は白峰三山あたり、
それより少し右が八ヶ岳連峰、右端の白く大きな山が浅間山。 
 
浅間山より右方奥に白いのは穂高連峰あたり、その右手前に四阿山、それより右に北アルプスの山々。
奥白根の左、二つ並んでいるのは錫ヶ岳、笠ヶ岳でしょうか。
その右側に見えるのが武尊山、谷川岳辺りらしい。 
 
浅間山の辺りを少し大きく。
浅間山左奥に御嶽山。 右方奥の白いのが穂高連峰。
右手前山頂が少し白いのが四阿山。 
 
奥白根右奥には至仏山。
木々が白くなってきた。 
 
太郎山神社下の斜面もきれいだ。
この時期に登ると遠くの山々は白くてよく見えるし、霧氷のついた木々まで見られるのだなぁ、
と感激しながら山頂まで登ってゆきました。 
 
 山頂と~ちゃ~く!
風もあまりなく快適でしたが、やはり時間が経つと寒くなりダウンを着ました。
 
太郎山と火口内もきれいだ。
奥の方左から燧ケ岳、会津駒ケ岳、飯豊山塊。
 
白い木々と共に。
 
きれいで何枚も撮ってしまう。
燧ケ岳の左奥は越後駒ケ岳のようだ。
会津駒ケ岳より左に下った所、奥にちらっと守門岳。
右端は三岩岳だ。
 
 市街地方面もきれいだ。 
筑波山の方は霞みが濃く、山頂付近が少し見える程度でした。
 
ようやく腰を下ろしお昼ご飯を頂きました。 
素晴らしい景色に後ろ髪を引かれる思いですが、そろそろ下山します。  
 
 
 何枚も同じような写真ですが、写真左奥に甲斐駒ヶ岳、
その右に八ヶ岳の山並み。 右端蓼科山まで。
白い山頂の南八ヶ岳の手前に赤城山。一番高いのが黒檜山。
 
 霧氷の木々の向こうに中禅寺湖、ずっと奥に富士山。
富士山左手前には丹沢の山々。
 
 奥白根~至仏山~燧ケ岳
 
 本当にもう下山します。
 
下りはほとんど写真も撮らず。 下りの方がやはり怖い。
作業道にきてようやくお花を撮った。 
 
 二荒山神社境内のアカヤシオもこれからという所でした。
 
 今年も安全に、ほぼいつも通りに登って下りることができました。 感謝の気持ちで本殿にお参りし、満足して帰路に着きました。 雪のある男体山も良かったなぁ~、と思い返しています。
 午後3時過ぎに終了してすぐに帰り、高速の渋滞もそこそこで良かった。
 
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春の南魚沼 #2 ~坂戸山~

2019-05-01 10:51:51 | 山登り in 他エリア
2019年4月22日(月)
 坂戸山山頂より八海山を望む
 
 六万騎山での花散策を終え、坂戸山にやって来ました。 車は銭淵公園の駐車場に停めました。 鳥坂神社の登山者駐車場はいっぱいだと思ったし、ここは桜がきれいだったので。 桜の奥に見えるのが(右)坂戸山です。
 
 魚野川沿いの風景。 川沿いにも桜が咲き、遠くの山もきれいです。
水の流れは日本海に向かっているのですよね~。
 
  鳥坂神社まで来ました。(14:37) 駐車場には雪が残り停められない場所もありましたが、この時間でも空きがありました。 駐車場からトイレの方に向かい、家臣屋敷跡の方へ行けば良かったようですが、YAMAP地図のコースではそこは破線になっておりよくわからなかったので、実線になっているコースを行くことにしました。 神社から薬師尾根コースの方に登り、途中から一本杉に向かい、そこから城坂コースを登る、というコースです。 せっかく六日町カタクリ保存会サイトにあったコース地図をプリントして持って行ったのに、役に立てていない。 時間が押していて焦っているとダメですね。(^^;)
 
 神社脇の斜面にはたくさんのショウジョウバカマ。
 
 そしてたくさんの桜の中を登ってゆきますが、これがきつい!(+o+)
 
途中桜の下にカタクリの群生地。 
 
カタクリの向こうに桜がたくさん見える辺りが銭淵公園です。
 このあと案内板のある分岐点まで来て、一本杉の方へ向かいました。
こちらは林道のような感じで道沿いにはまたショウジョウバカマがたくさん。
 
 そして一本杉まで来ると広大なカタクリの原! 一緒にキクザキイチゲなども咲いています!
桜も見事でとてもきれい!!
 
見下ろすと。。。下の方に桜の銭淵公園が見えますね。 
 
 事前に見ていたサイトやfbなどではこの辺が見ごろと書かれていたので、
しばし撮影タイム。
 
 一本杉から城坂コースに登ってゆくあたりにもたくさんのカタクリ、
キクザキイチゲ、エンゴサク、などが咲いていたので、花に釣られて登ってゆきました。
 
 実は、この辺が見ごろ、上の方は残雪と聞いていたので、
時間も遅くなってしまったこともあり、適当な所で引き返そうかと思っていたのです。
 
 かわいいねぇ~。
 
 きれいねぇ~、と登ってゆくうちに。。。
 
トレイル沿いにはずっとカタクリが続き、標高が高くなるにつれ状態も良くなるので、止まることができませんでした。 
 
 あら、久しぶりに見た。
 
坂戸山も登りが急です。(^^;)
 けれど、この辺まで来ると(8合目くらい?)花の状態は一番きれいでした。
 
ミチノクエンゴサクなどもカタクリと一緒に見られ、 
 
 あちこちにエンレイソウが咲き誇っています!
 
ミチノクエンゴサク
 花の下の葉が切れ込むらしいが、切れ込んでいる物もあれば。。。ほとんど切れ込んでいない。
本当にミチノクエゴサクかどうか、よくわからない。(^^;)
 
 
 
 
 
こんなに真っ赤なエンゴサクも。 
 
 ようやく主水郭への分岐という所。(16:18)
日没前には下山できるでしょうが、いつものように花の撮影をしてはいられない。
 
 主水郭の方には行かず、なるべく早く山頂へ、と歩いていると、
気づかぬうちに桃の木平を通り過ぎてしまったようだ。
山には少し雲が掛かっているが、見られて良かった~!!
 
 登ってきた所を振り返る。 大きな木の左先辺りが六万騎山かな。
このもう少し向こうに日本海なんだなぁ~!
 
 そして山頂直下。 主水郭への分岐辺りが桃の木平だったようなので、
その辺から残雪がみえはじめました。
 
 さんちょ~!(16:38)
わたし的には急いで登ってきたので、顔が風呂上りみたいにホテホテ。
けれど山頂には何人かの人がいてくつろいでいたり、まだ登ってくる人がいたり、
で、わたしもそんなに焦ることないかなという気分になりました。
日没 18:30ごろだし。
 
 登ってきた道をもう一度振り返る。
 
六日町方面。 川沿いに銭淵公園が見える。 
 
 群馬県方面。 遠景は霞んでしまった。
 
 隣に白く立派なのは金城山。 右の方にうっすら谷川岳など。
 
 時間も時間なので、大城の方には行きませんでした。
金城山後方、割引岳、雲が掛かっているのが巻機山でしょうか。
 
 では、薬師尾根コースから下山します。
 
 これはエチゴキジムシロなんだろうか。
 
 タムシバ、マンサクの向こうに金城山。
 
そして坂戸山にもイワウチワ。 
 
これは白花のようだ。 
 
 イワナシも。
 
 登ってきた尾根を振り返る。 左下の桜並木が一本松のところかな。
この時間でも奥様がた、仕事帰りの作業服の方、イヤフォンつけた若者、
などが首にタオルをかけて何人も登ってくる。
六万騎山ならまだしも、こちらがルーティンなら足腰強くなるよなぁ~。
 
銭淵公園まで下りてきました。 
おりしも満開の桜の時期、お祭り気分を味わいに寄り道をしてゆきます。
 
 そして登ってきた山を振り返る。
 朝、雨が降ってしまったので大急ぎでの六万騎山、坂戸山での花散策となりましたが、両山とも本当に美しく、撮影を楽しむことができました。 幸いにも晴れ間も出てきて、思っていたような写真も撮れたので今回は満足ですが、また来年も、今度はもっとゆっくりとお花が撮れるよう再訪したい、と思っています。
 できれば山だけでなく、周辺の田んぼや神社仏閣、観光施設なども訪れることができれば、とも思いました。 今回はおいしいご飯処にも寄れなかったし。 お風呂は六日町駅近くの「湯らりあ」で汗を流し帰路に着きました。
 
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