out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

秋の丹沢表尾根 #1

2018-11-03 00:25:29 | 山登り in 神奈川県

2018年10月29日(月)
三ノ塔より望む富士山と丹沢表尾根

 この週も月曜のみ出かけられることとなりました。 天気も良いし気力もあったので多めに歩ける山を選択。 せっかくの平日ですから休日では駐車場確保が難しい場所と考え、丹沢の菩提峠へ。 以前からヤビツ峠から登る丹沢表尾根に興味を持っていました。 登るなら塔ノ岳まで行きたい所ですが。。。このコース見るからにアップダウンが激しそう。 けれどダメなら引き返すキリの良いピークもたくさんあるということで、眺めも良さそう。
 あまり早く起きられそうもないので、本当に駐車場に停められるかどうかもわからず、ダメなら大山にでもという気持ちで向かいました。 暖かい時期はヒルが怖い丹沢なので、葉っぱがある時期のこちらは初めてです。 どうなることか。


トイレがない菩提峠の駐車場(765m)ですが、スマホの電波も届かず(正面には大山の鉄塔がたくさん見えるのにw)到着するや否やアタフタ。w
トイレはヤビツ峠の駐車場ですませてきました。
駐車場の先行車は2台程度で余裕で停められましたが、7時半ごろの歩き始めはそれ程早くありません。


写真は夕方帰着時のものですが、道路から駐車場に入って来て右側に見える上のゲートが表尾根への登山口です。
国土地理院地図ではこの駐車場から二方向に登山道が伸びていますが、ひとつがこのゲートの先へ向かう物。
もう一つは電柱の左、ススキの中に白い棒が見えますが、この辺から登ってゆくもの。
私は帰りに後者を下山してきましたが、台風のせいかとても荒れており、ピストンでも両方前者を使うことをお勧めします。


ゲートの方から進む登山道は道標も各所に立てられ、<表尾根 No.2>と書かれた黄色の案内もあり安心です。
この黄色の案内板は鍋割山や大倉尾根にも見られる、丹沢共通の案内板です。


まずは二ノ塔を目指して登ります。 出だしから急登が続きます。
が、標高が上がると相模湾が陽の光で輝いていました。
快晴、放射冷却で寒く、空気が澄んでいるかと思いましたが、
既に陽射しは暑く、遠くの景色は霞み始めていました。


まだあちこちにリンドウが花盛りです。


この菊系の花もいっぱい。


暑さに汗をかきながら二ノ塔に到着。(1,144m)
もっと寒いかと思っていたのですが、見当違い。 ただ、予報に反して風が無いのは良かった。
それまであまり見晴らしがよくなかったので、二ノ塔では富士山方面の展望がパッと開けるかと思いきや、
木々の高さに遮られ、あまり見晴らしが良くない。
ここはあまり休まず、水分補給をして三ノ塔に向かいました。


三ノ塔への稜線は途中見晴らしも良くなり、期待をもって三ノ塔へ。(1,205m)
遮るものが何もない、広々とした三ノ塔の山頂は見晴らしも良く、とても気持ちが良いです!
上に見える建物は「休憩所」となっています。 トイレはありません。


一番上の写真が三ノ塔山頂から見える富士山と塔ノ岳でしたが、この写真では目の前に塔ノ岳から延びる大倉尾根が見えます。
以前そちらから見た、大きく飛び出した三ノ塔の風景を思い出し、とうとうこちら側に来たなぁ~、と感慨にふけっておりました。

が、ここに来て、計画していた時間より随分早く到着していることに気づきました。
体調がとても良いことは感じていましたが、それよりCTがじゃっかん甘いのかな?
気力も体力もまだまだあるので、新大日くらいまでは行ってみたいなぁ、
新大日までいったら塔ノ岳は目の前だから、撤退するのはもったいないなぁ、など考え始めていました。

それでも新大日までには三の塔の激下り、行者ヶ岳付近の岩場、鎖場もあります。
帰りの登り返しもあるので、ここは時間と体力との相談で、無理せず行こうと思いました。


三ノ塔激下り手前には可愛いお地蔵様。
転げ落ちませんように、と手を合わせる。


下った先には烏尾山。 右奥高いのが塔ノ岳。
近そうに見えますが、なかなか。。。


大きなフジアザミはほとんどが綿毛になっていましたが、
これは咲いているものがたくさん。





烏尾山に到着。 肉眼では真鶴半島、伊豆半島も見えますが、写真ではぼんやり。
ここにはバイオトイレ(100円)があるので助かります。
トイレにも入ったのでそこそこゆっくりしましたから、先に進みます。


展望は素晴らしいですが、この辺から塔ノ岳の山並みに富士山が隠れ始めます。


この後行者ヶ岳に向かい岩場が多くなってきます。


そして行者ヶ岳を越えるとこの鎖場。
高さはそれ程ありませんし、足場もありますが、ほぼ垂直に下りるような鎖場です。


崩落しているような場所も随分あります。 丹沢名物の階段も多いです。
これを登ったら新大日はすぐ?


なわけはないですね。w  まだあの右上まで登ります。


眺めの良い平坦な稜線や急登を繰り返し、振り返ると、
大山、三ノ塔、そして歩いてきた山並みがきれい。
大山と三ノ塔の間には江の島も見える。


新大日がだいぶ近づきました。 そして左上に見える尊仏山荘もそれ程遠くはない。
時間も気力も足りそうな雰囲気。 でもまずは新大日へ。


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2 コメント

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表尾根 (のんびり夫婦の山遊び)
2018-11-03 12:10:25
Laylaさん、こんにちは!
菩提峠から表尾根で塔ノ岳を歩かれ、晩秋の花々
と絶景を楽しむことができ、良かったですね。
ここのところご無沙汰の表尾根、秀麗富士を目指
して歩け、振り返ると相模湾などがキラキラと煌
めいていて、気持ち良いですよね。
続きのレポも楽しみにしています。
返信する
のんびり夫婦の山遊びさん (Layla)
2018-11-03 21:38:10
ようやく菩提峠から表尾根を歩いてみました。
そもそも菩提峠Pの存在はのんびり夫婦さんから教えていただきましたので、
とてもありがたかったです!
ヤビツからより2kmは節約できますから。
富士山も冠雪しましたが、昼間は暑いくらいでしたので、
ヒルはどうかと心配でしたが、わたしは見かけませんでした。
もっと寒くなったら、また鍋焼きうどんも楽しみです!
返信する

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