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2020年7月19日(日)
鳩ノ巣から御岳山方面を望む
最近はなるべく人の少ない平日に山を歩きたいと思うのだが、天気が合わなければそれは仕方ない。 ただ人気のある川苔山に日曜日に行っても大丈夫かな、という気もしていた。
川苔山には随分前から百尋ノ滝を経由して登りたいと思っていたが、昨年の台風19号(10月)で日原の登山口までの一般道が大きく崩落し、その先に住む地域の人たちは一時孤立状態になってしまった。 道路の仮修復工事が済み住民の車が通れるようになったのは今年5月。 7月にはようやく観光での通行も許可され始め、川苔山への登山道復旧工事も進んでいるらしく、これはうれしいことだ。
なので川苔山は百尋ノ滝が見られるようになってから登ればいいという気持ちもあったのだが、このコロナ禍もあり、登れる時に、登れるところから行ってみようという気持ちになった。 せっかくなら本仁田山も登頂したい。
距離の長いこの日のルート、また鳩ノ巣の無料駐車場にも駐車したかったことから6時前には現地に到着。 まずは鳩ノ巣の住宅街を登ってゆく。 多摩川をはさみ向こう側に見えるのは御岳山の方の山々。 上の写真中央奥に見えるのは奥の院かな。 左のピークにアンテナが見える山が先日御岳山に登った時に通過した大塚山かな、と思う。
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住宅の玄関先をかすめてこちらで良いのかと思ったところに道標。
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1時間ほど登ると大根ノ山ノ神。
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山頂まではなるべく平坦なルートをたどる。
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鋸尾根を巻いて植林地を歩いてゆくようなトレイルは少し退屈ではあるが。。。
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沢を超えたり
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お花も見えたり
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あぁ、こんな花も咲いていたのか、と。
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もう少し早い時期に来れば楽しみも多かったかもしれない。
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朝方曇っていた空はだんだんと晴れてきた。
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大きな木にはコケもきれい。
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ひとつ手前の大ダワへの分岐を越え、ようやく舟井戸。(9:28)
鳩ノ巣から鋸尾根を通ってここに至るルートもある。
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あら。 ここでも会った。
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雲取山でもそうだったが、
標高の高い所でも防火帯なのか林業のための作業道なのか、
広々としたトレイルが見られる。
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山頂直下の分岐。
日原方面へは「通行止め」の表示。
それ以外にも「悪路」「通行注意」の表示が多い。
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イケマがたくさん咲き、昆虫もたくさん。
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川苔山山頂に到着。(10:10)
既に雲が多く雲取山は望めなかった。
日曜日だが歩いている時に出会った人は数人、山頂でも数人、という感じ。
やっぱり百尋ノ滝が見られないからかな。
私が歩いたルートより鋸尾根の方が歩く人が多いのかもしれない。 が、そちらのルートは岩尾根で、やはり昨年の台風以来荒れているというレポを読み、私はやめておいたのだ。 アップダウンも避けたかったし。 ただ復路では行ってみようかという気持ちがあったのだが、舟井戸で休憩中に鋸尾根から来た人に状態を尋ねたところ、やはり荒れていたという返事だったので、復路でも通ることを辞めた。
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という事で復路は舟井戸の下の分岐から鋸尾根を巻いて大ダワに向かうルートを取ったのだが、
そちらも道標には「悪路」の掲示があった。
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全てが歩きにくいわけではなかったが、
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斜面が流され足幅しかないようなトレイル、トレイルも流されう回路があるようだが不明瞭、
土砂が被って渡るのに不安な木橋が何本もあったり、という具合だった。
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大ダワに無事到着し、本仁田山方向へ進みまずは瘤高山(こぶたかやま)。
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瘤高山から本仁田山へは20分程で到着。(13:00)
天気が良ければ見晴らしが良さそうだった。
ここから奥多摩駅、鳩ノ巣へ下るトレイルもあるのだが、来た道を戻り、
瘤高山から下りのみで戻れるトレイルを選ぶ。
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瘤高山からの下山路は大根ノ山ノ神で往路と合流する。 そこまでは概ね安全なトレイルだったが、少しわかりにくく崩れている場所もあった。
夕方は雨が降るかもしれないという予報だったが降られることもなく、あまり蒸し暑さもなかったため、予定通り本仁田山まで回れたのは良かった。 YAMAPで見ると累積上り標高が 1,493mなのだが、なるべくアップダウンをさけ、特に往きに巻き道でゆるゆると登って行った、ほぼ岩場が無い、などからかそれ程登ったとは思えないほど楽に登れた。 悪路もあったが、よく整備されている登山道が多かったので、やはりそういうトレイルは疲労が少ないのだな、と思った。
百尋ノ滝が見られる日原からのルートが再開したら、また是非訪ねてみたいと思っている。
山頂からは秀麗富士が望めなかったようですが、
雨にも降られず、花も楽しめたようで、良かった
ですね。
ここは以前に一度だけですが、日原から百尋の滝
経由で鳩の巣駅へとぐるりと歩いたことがありま
すが、なかなか良い山ですよね。
長梅雨、青空が恋しくなります。
この先もまだはっきりしないようで。
雲取山も富士山も見られなかったのは、まぁ予想通りでした。
百尋ノ滝はいつでも見られる、と思っているうちに通行止めになってしまいました。
行けるときに行っておくことだな、と思いました。
秋ごろに日原からの登山道が再開するといいけど、
と期待を持っています。