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out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

北海道三世代の旅 ~富良野から美瑛~

2019-08-23 09:26:47 | travel
2019年8月11日(日)
美瑛町白金 青い池
 
 この夏、下の娘も帰ってくるのでどこかゆっくり温泉でもと思っていたが、珍しいことに上の娘も下の娘も2泊3日くらい出かけても大丈夫だと言う。 ただし 8/10~12 の三連休。 言われたのはひと月ほど前。 「北海道なんかいいよね~。」と自由に言ってくれるが飛行機も宿もとれるわけないだろ。 でもそう言われると調べてしまう。 コースはどうする? 到着の飛行場は? 時間は? ごちゃごちゃと考え調べているうちに、新千歳行きであればまだ良い時間に到着する飛行機の空きがある。 宿も適当な所を見つけられた。 レンタカーもOK。 飛行機もレンタカーもネットで時間、価格を比較、選んで予約できるなんて本当に便利になったものだ。 
 
 
 というわけで、8月10日、無事羽田空港。 今回も母が一緒。 母は戦後北海道の親せきに預けられていたり、脚を悪くする前はよくゴルフで訪れていたので、北海道にまた行きたい気持ちがあったことは知っていた。 孫と一緒ならなおさらうれしいだろう。 上の娘は高校の修学旅行で一回。 下の娘は初めて。 私は小学生の時の家族旅行以来? いずれも楽しみな北海道旅行だ。
 
 
 東京が良いお天気になり始めた10日だったが、わざわざ天気の良くない北海道へ来た感じ。w
 新千歳空港到着後(9:05)、予約しておいたレンタカー会社のデスクへ。 そこから送迎バスで少し離れたショップに向かう。 新千歳空港のそばには広大な敷地に何社ものレンタカーショップが集約されており、一大レンタカー基地のようになっている。 こんなにレンタカーを借りる人がいるのかとビックリ! 外国からの観光客もとても多い。
 
 そこから道東自動車道にのって占冠IC(しむかっぷ)で下り、富良野方面へ。 2時間半ほどかかりお腹も空いてきた。 美味しい海の幸は後日頂くとして、何を食べたい? 肉? ジンギスカンだ~! と検索したのが「富良野ジンギスカン ひつじの丘」 人気店で混んでいるようだが、小雨も降ってきてあちこち行きたい雰囲気でもないので、美味しいものを頂ければOK。 
 
 来ました~! 車はたくさん来ていますが、建物の向こうはキャンプ場なので、駐車場も広々。
富良野岳の麓なので、お天気が良ければ十勝岳ほか大雪山系の山々や、
富良野の美しい丘風景を眺められるようだが、まぁ、仕方ない。
それにしても寒いくらい! 気温16度ほどだったようだ。 東京とは20度差。w
避暑という意味では大成功。
 
 
      
待ち時間が長くても、ウサギ小屋の可愛いウサギたちと遊んだり、
 ヒツジとお話して時間を過ごすことができる。

とは言え、30分も待たずに席に案内された。
3種類のお肉があるがすべて注文してみた。 どれもとても柔らかくて美味しい!!
ラム肉の香りが好きであれば物足りないほどの味。
けれどしっかりした肉質と良い味付けで、みんな大満足! 本当に美味しかったなぁ~。
 
 幸い雨は上がってきたので、「麓郷展望台」に来てみた。
ラベンダーの季節は終わっているので、それでも花がきれいそうな所と思って来たが。。。
もちろんこちらも天気が良ければ見晴らし抜群。
この近辺にはドラマ「北の国から」の撮影に使用された「五郎の石の家」などもある。
結局行かなかったが。
 
 麓郷展望台は「ふらのジャム園」の敷地内にあるようだ。
ジャム工房があり美味しいジャムやお土産が買えるほか、なぜかアンパンマンショップもある。
この花壇はアンパンマンなのかな? 目の部分は水道の蓋かなにか。
 
 もっとお花の丘を見たいので、「ファーム富田」に向かう。 遅咲きのラベンダーもあるかもしれないということで。
途中広大な畑をたくさん見るが、ここは一面のタマネギ畑。 タマネギってこうしておくの!?
それにしてもこのような畑があちこちにあるのだから、「どんだけタマネギ食べてるんだ!」ってビックリした。
 
 水田も結構見た。 稲が小ぶりだと思った。
早く寒くなるから、小さく育てて、サッサと収穫するのかな。
 
「ファーム富田」とうちゃく~。 
 富良野でもトップクラスの人気商業施設になっているので、お花の管理もすごい。
 
ラベンダーは少ないながらも咲いていた。 が、既に終わったものは花部分をどんどん刈り取るらしい。
ドライフラワーや香料などにするのかな。 
 
 お花畑の隣には「とみたメロンハウス」もあり、すごく大玉の
素晴らしいメロンを発送したり、
 
      
その場で頂くこともできる。
たくさんの種類のケーキやソフトクリーム、ドリンクなどにもメロンが使われており、
見ているだけでも楽しいが、もちろんいただきました。w
ファーム富田のすぐ近くにはJR富良野線臨時駅、その名も「ラベンダー畑駅」がある。
写真は撮らなかったが可愛らしい電車が停車しているのを見た。
ラベンダー畑や大雪山系の山々をバックに撮影したらよい雰囲気だろうな。
 
時間も 16:30頃になったため、この日宿泊の白金温泉へ向かう。
白樺街道の先、十勝岳の麓に位置する白金温泉でも遠望を望むことができなかったのは残念だが、
深さを感じる森の中を走り抜け、宿では北海道の味覚を味わい、温泉に浸かる。 安らぎのひと時だ。
朝早かったため、早い時間からぐっすりと眠った。
が、翌朝はしっかり 5:30に起き、母ともうひとっ風呂浴びてきた。
 
8月11日(日)
この日も空はどんより。 雨さえ降らなければいいが、くらいの気持ち。
宿から歩いて行けるブルーリバー、美瑛川に向けて散歩。
橋から覗くと見えるのが、 
 
滝の水は岩の間から染み出し流れ出た地下水だ。
十勝岳火山群の活動により、30万年前に流れてきた土石流の上に、
17万年前の平ヶ岳溶岩が乗っている地質になっており、その境目から水が流れ出しているのだそう。
 
 この流れ出た水の中にアルミニウムが含まれており、川の水にコロイドを生成。
太陽光が拡散し水が青く見えるのだそう。
その水が少し下流の火山砂防工事の堰堤脇にたまったのが、
 
Apple社OSの壁紙にも採用された写真の地だ。
青空でなくてもこんなに青く見えた。
 
場所によって色は変わって見える。
9時前に見ることができたので、大混雑は避けられた。 
 
運よく青空も見えるほどの空。
次の目的地は標高の高い所なので、期待をもって向かう。
 

見たかった景色を見に行く ~羽咋から金沢へ~

2019-05-15 12:51:55 | travel
2019年5月5日(祝・日)
雨晴海岸より立山連峰を望む
 
 石川県羽咋郡(はくいぐん)の宿でぐっすりと休み、私はみんなより少し早く起きて朝風呂へ。 この日もとても良いお天気。 今回のゴールデンウィーク前半はあまり天気に恵まれませんでしたが、後半は良く晴れ本当にラッキーでした。 ただ、自分が見たい景色以外それ程調べる間もなく来てしまったので、ササッとネットを見て急ごしらえの観光ルートにとりあえず出かけてみる。 車で海沿いを走るとそれだけでも良い気分!
 
 宿泊したホテルに飾ってあった写真から場所を尋ね、訪れた機具岩(はたごいわ)。
時期によってはライトアップされ、海に沈む夕日と共に美しい姿を浮かび上がらせるそうです。
 
 機具岩から海岸沿いを更に10分程北上した増穂浦には「世界一長いベンチ」があります。
美しく続く砂浜沿いの小高い丘の上に、全長 460.9メートルものベンチがあり、
1989(平成元)年、世界一長いベンチとして、ギネスブックに掲載されたのだそうです。
 
世界一長いベンチから南下して巌門に向かいますが、その途中夫婦岩。
この辺りの海岸線は、この後行く巌門も含め 29キロ余り奇岩怪石が連なり「能登金剛」と呼ばれています。
 
巌門に到着です。 こちらではこの透き通った海と荒々しい岩壁を遊覧船から見ることができます。 
 
この日海はとても静かで快適な海上廻りができそうでしたから母にも良いと思ったのですが、
母は「絶対に乗らない、上から見ているから大丈夫」と。w 娘が手を振っています。
 
 船は色々な岩を見ながら、奥に見える穴の開いた岩、洞門に近づきます。
岩の岸壁に松がとても良い雰囲気を与えています。
写真左奥に橋が見えますが、「幸せのがんもん橋」という名前です。
海岸線には遊歩道が設置され、美しい海を陸からも見ることができます。
 
船は洞門に近づいてきました。 内部へと進みますが、遊覧船は通り抜けることはできません。
 小舟なら通り抜けられます。 奥には大洞窟があり義経主従が隠れ場所としたと言われています。
 
 向こうに見える陸と碁盤島との間を通り抜けてゆきます。
 
  すると福浦漁港が見えてきます。 福浦漁港はかつて福良津と呼ばれ8~10世紀には中国大陸との交易で栄え、また藩政時代には北前船も寄港した良好としてにぎわったそうです。
 能登を走っているとどこでも目についたのが風情のある真っ黒でつややかな瓦屋根。 能登瓦というのだそうですが、特徴は厚く釉薬が塗られ、高温で焼成されることで、能登の厳しい自然にさらされても半世紀はゆうに保つというその耐久性です。 海からの塩分を含んだ風雨、豪雪などに耐えうる素材だそうです。 陽の光にキラキラと輝き連なる屋根瓦は「いらかの波」そのもので、5月5日のこの日に改めて歌詞の意味を感じ入りました。
 また、写真右の方に見える白い小さな建物は旧福浦灯台で菜種油を使いランプをともしていたのだそうです。 現存する木造灯台としては日本最古の物で石川県の重要文化財に指定されています。
 趣ある漁村が大きな風力発電に見守られている姿も興味深いです。 ちょっと撮影に寄りたかったなぁ。
 
 船着き場に戻ります。 奥に見える砂浜、写真右の方が長いベンチがあった辺りです。
その奥に美しい三角錐の山が見えますが、能登富士と呼ばれる高爪山だそうです。
 
 20分程の船旅でしたが、まったく揺れることはなく快適で楽しかった~!
このあと海岸線の遊歩道を歩いてみます。
 
 洞門を上から眺めています。
 
 洞窟を経て陸側から洞門を見ています。
海辺の岩場にはカニ、小魚、イソギンチャク、ナマコなども見え楽しいです。
 
 洞門近くの船着き場です。
遊歩道各所にお土産屋さんがあり、飲み物、焼いた貝類やソフトクリームなども楽しめます。
また、長いベンチがあった増穂浦など、この西能登には冬場たくさんの小貝の殻が打ちあげられ、
特に桃色のさくら貝は「幸せを呼ぶ貝」として親しまれ、お土産屋さんでも小瓶に詰められ売っていたり、
アクセサリーや飾りになっていました。
私たちは地元の塩を使用した塩ソフトクリームを頂きました~。
 
次に向かったのは 千里浜。 まずはお昼時でしたので腹ごしらえ。
敷地内には千里浜の砂を使ったサンドアートが展示されています。
 
 
  
小さな道の駅のようだったのでレストランはいっぱいかと思いましたが、すぐに座れました。
左がのとししミートパスタと サラダ、右がアサリのうどん。
能登というとお米という気がしますが、うどんも良く食べられているようです。
「のとしし」は能登のイノシシのことですが、どこでもイノシシ問題は深刻なようで、私も少しですが貢献してきました?
こちらの道の駅では地元の野菜をふんだんに使ったお料理や、生鮮野菜の販売など、まさに「いい道の駅」を感じられました。
 
 お腹がいっぱいになったら日本で唯一、普通車で走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」を走ってみます。
 
 走行できる区域に柵があったり、標識があったりするのかと思いましたが、何もありません。 みんな低速で安全運転。 天気などによる通行規制がない限りいつでも走行でき、好きな所で停まって渚で遊んだりもできます。 これにはびっくり! 
 夏には海水浴もできる浜ですが、さすがにその時期には安全のためにロープが張られ、交通標識も立てられるのだそうです。
 
 「千里浜はなぜ普通車でも走行できるのか」ということですが、砂のきめが細かく海水を含むととても固く引き締まるのだそうです。 なので「走行するのは色の濃い部分にしてください」ということ。 このような性質からサンドアートにも適しているのですね。
 
千里浜なぎさドライブウェイ 、動画見てみる?
 
 千里浜での食事、ドライブが思いのほか早く終わり、「どうしようか~?」となりました。 時間は午後1時半ごろ。 早く金沢に帰って金沢観光とも思ったのですが。。。ここは能登半島横断して東側にゆくことになりますが、「もう一度氷見の方に行って立山が見えるか、行って見ても良いですか?」とお願いしました。 多少冷たい視線は感じましたが、皆さんドライバーには勝てません。w
 
 けれど行ってみると1時間弱で着きました。 「道の駅 雨晴(あまはらし)」。 ただこちらも小さな道の駅で、天気が良く大渋滞で駐車場に入れない。 ドライバーは皆さんを道の駅で下ろし、少し離れた駐車場を探しに行きましたが、幸いすぐに見つかりました。 良かった~! けど、近くに臨時駐車場もあったようです。w 
 駐車した場所から歩いて道の駅に向かうと、道の駅すぐ前には海岸線沿いに氷見線。 おぉ~! 電車いる!!
 
薄くはありますが、雲はかかっていません立山連峰! そして氷見線の列車!
よいタイミング~!!  これは観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」でしょうか。
 
列車が通り過ぎるとこのような風景。
雨晴海岸は大伴家持(おおとものやかもち)にも愛された風光明媚な海岸です。
奥に見える女岩(めいわ)と共に見る海からの立山連峰は日本屈指の景勝地と言えるでしょう!
 
 女岩を基準に北側。
女岩すぐ右側が毛勝山と思われます。 毛勝山より北側(写真左)には後立山連峰が望めるようなのですが。。。
白馬鑓ケ岳、白馬岳、雪倉岳、朝日岳など望めるようですが、よくわかりません。
 
 女岩南側(写真右側)にはすぐ隣に毛勝山、釜谷山、猫又山など続き、
鉄塔の上にそびえるのが剱岳、前剱、剱御前、という感じでしょうか。
 
 四季を通してくっきりと素晴らしい眺めを得ることはなかなか難しいようです。 冬でも毛嵐などがあるようで。 激しい波に毛嵐という風景もここの特長だそうですけどね。 しかし、春先にこれだけ見えればとてもラッキーだったでしょう! 来て良かった~!!
 海上から 3,000m級の山々を望むことができるのは世界でも唯一この雨晴から氷見にかけての海岸だけ、と言われているようですから、世界屈指の景勝地、に訂正させていただきましょう!
 
 道の駅の前はこのような感じ。 踏切すぐわきにあるのは「義経岩」です。
義経一行が雨宿りをして晴れるのを待った、と言われる岩屋があります。
雨晴の地名はそこから、とも言われているそうです。
 
楽しい一日を終え夕食をとった後、みんなをホテルに送ってから私一人金沢駅前のレンタカー屋さんへ車を返しに行きました。
 午後8時まで借りられたのでとても便利でした。
 
 ホテルは「尾山神社」のすぐ近くで、神門が美しかったのでみんなで散歩に出かけました。
 
神社の神門としては異色の和漢洋の混用。 このステンドグラスのような窓がきれいです。
神社の説明には「ギヤマン張り」と記されています。
 
 夜のお参りになりましたが、翌日ももちろん参拝させていただきます。
 
この日も一日大満足となりました。
 
 

見たかった景色を見に行く ~氷見から白米千枚田~

2019-05-12 22:44:13 | travel
2019年5月4日(祝・土)
輪島市 白米千枚田
 
 本年のゴールデンウィークは皇室代替わりに伴い異例の10連休。 山小屋に泊まっても、どこに行っても混んでいるだろうから近くの山に行ってあとは自宅の整理整頓でもしよう、と思っていたのですが。 そんなことなら、母と2泊くらい旅行に行こうと考えました。 あまり長く徒歩移動できない、車は渋滞、と考えると電車はどうか。 電車ならまだ乗ったことのない北陸新幹線に乗ってみたい! というか、私は能登に行ったことが無いのです。 以前から見たかった輪島の白米千枚田、金沢の街並み、そして登山を始めてから絶対に見てみたいと思っていた日本海越しに望む立山連峰。 それらを見に上の娘も誘って行ってきました。
 
 2泊3日の行程は。
 5/4  東京 ~ 新高岡(新幹線)~ レンタカー観光 ~ 羽咋郡志賀町泊
 5/5  羽咋郡付近観光 ~ 雨晴 ~ 金沢泊(レンタカー返却、JRレンタカーで割引あり、乗り捨て無料)
 5/6  金沢観光 ~ 東京(新幹線)
 
 まずは東京駅から新幹線に乗車。 我が家からだと東京駅に着くまですらひと苦労ですが母もしっかり歩け、バス、電車では席に座ることもでき一安心。 東京駅には余裕の時間に到着し、娘と合流。 あとは指定席が確保できているはくたか553号に乗り、コーヒーを飲みながらゆったり座って窓の外を眺めれば。。。
 
 
 こんな景色! 富山湾からの立山連峰に期待が膨らみます!! 3時間弱の新幹線の旅はあっという間。 10:47 新高岡駅で下車後レンタカーを借りて、まずはお昼ご飯を頂きに氷見に向かいます。
 
 着いたのは「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」  幸い道路の混雑はなく到着しましたが、やはりここは人が多いです。 それでも海岸沿いには大きな駐車場があり無難に駐車。 その後建物の中に入ると大きな回転ずし屋さん、お食事処などあるものの、どうやらだいぶ待ちそう。 施設内にはお土産屋さんや鮮魚屋さんなどと共に、美味しそうなパック寿司や焼き物、揚げ物、汁物なども売られており、多くの人がそれらを買って外のベンチで食べているので私たちもそうしました。 
 
     
テントの下のテーブル付きベンチは時折風が吹くものの、心地よい暖かさ。
新鮮なブリ、白エビ、ノドグロ、カキなど、色々選べて楽しく、美味しくいただきました~! 
 
施設は道路を挟んで富山湾の海沿いです。 なのでもちろんここからも海に浮かぶ立山連峰が望めます。
 
  しかし~、この時間お山はたくさんの雲の中(食事前)。 それでもピークだけ見えているこの状態でも私は結構満足♪ 残念なのはこの堤防。 この向こうには行けないのです。 そして、高い所から見晴らせる展望台もあったのですが、食事後に行った時には既にお山はすっぽり雲の中。 本当はこの後もっと見晴らしの良い海岸に行こうかと思っていたのですが、それもヤメにしてしまいました。
 
 そこで時間は十分にあったので、 少し遠いのですが2時間くらいかけて輪島の白米千枚田にに向かいました。 旅行計画段階ではもちろん白米千枚田に行く予定でしたが、それは輪島で宿が取れればということにしていました。 旅行予約は2ヶ月前ごろにびゅうプラザで行ったのですが、既に輪島の宿はとれず羽咋郡の宿のみ予約できたので止めようと思っていましたが、思い切って行ってしまいました。
 
 能登半島の根元から、先端の方まで行くわけですから遠いことは遠いのですが、途中こんな良い景色を眺めたりしながら、女三人おしゃべりをしたり、あれがあった、これがあったと言っているうちに輪島到着。
 白米千枚田隣にはポケットパークがありますが、こちらも一大観光地となっておりますので、人と車がたくさん。 2キロほど先の漁港の駐車場まで行くとシャトルバスがあるというのでそれを利用しましたが、長蛇の列というわけでもなくすぐに駐車、バスに乗れました。
 
こちらは良く晴れて、見たかった美しい景色!!  「白米千枚田」
いやぁ~、良かった!!
 
 現在、田んぼの多くは機械で手入れがしやすいよう、四角に整地されている所が多いのです。
このように昔ながらの小さく、曲線を描く棚田は今やとても貴重な日本の原風景です。
この風景を守るため、田んぼはオーナー制度になっていたりします。
所有者を現す札には小泉純一郎氏ほか政治家の皆さん、芸能人の皆さんの名前があったりもします。
 
 曲線を描く田んぼは美しいだけでなく、こちらはこの圧倒的な枚数。
そしてそれが海に向かって降りてゆく。
 
さらには西の方角に海を見ることができる為、夕刻には棚田越しの海に沈む夕日が眺められます。
素晴らしくフォトジェニックな場所なのです。
 
 この時間からも既にカメラをセットしている方たちがいました。
うらやましぃ~。
 
 けれど、この風景を見られただけで満足です。 母や娘も感激していました。
遠いからと心配したけど、来て良かったなぁ~。
 
 残念なのはまだ田植えが始まっていなかったこと。 けれど、機会があればまた来たいな。
 
 駐車場になっていた漁港には「御陣乗太鼓之地」の碑がありました。
 
 宿までは一時間半弱かかりましたが、夕日には間に合いました。
 
 宿も屋上から見る「海に沈む夕日」を名物に掲げておりましたので、楽しみにしていました。 白米千枚田の皆さんはいい写真が撮れたことだろうなぁ。 私もここからですが、母、娘と三人でこの夕日を見て満足し、美味しい食事を頂き、温泉に浸かってゆっくりと休みました。
 

姉と湯西川温泉 かまくら祭りへ #2

2019-02-01 00:22:58 | travel

2019年1月26日(土)
湯西川温泉かまくら祭り 平家の里にて



午後一時過ぎにかまくら祭り会場に着き、沢口会場から湯平温泉街まですべての会場を見て回りました。 
上の写真は平家慈光寺会場に向かう途中にある趣のある家屋。


慈光寺さん近くの橋の上からは本家伴久さんのかずら橋と氷瀑。
これ、正面から見るとすごいみたいですね。


沢口会場ではお祭り気分を味わいました~。


何を叫んだのか記憶にない。w


最後に「平家の里」メイン会場にやって来ました。
源平の合戦で敗れた平家落人の里を復元した施設です。
雪が強く降ってきたので、室内に入れるのはありがたいです。
お休みどころは17:00で閉まってしまいます。


このような古い家屋や昔の道具などを見ながら、
あかりの灯る 17:00頃を待ちました。


係の方がたくさんの透明プラスチックカップにロウソクの入ったものを運んできました。
ひとつひとつ火を点けてかまくらの中に入れてゆきます。
「やってみますか?」と言われたので、少しやらせていただきました。


17:00。 空が良い色になってきました。 
川沿いいっぱいにミニかまくらの火が灯る沢口会場は 17:30にならないと準備ができないと聞いていました。
本当はこのような空の下で沢口会場が撮れると良いのだろうけど。。。


けれど、平家の里での撮影は今回が初めてなので、
ここでも撮影を楽しみました。


幸い雪もやみ、良い具合です。
初日のせいか人でごった返す様子もなく、撮影しやすかったです。


とても良い雰囲気です。
人も多くなってきましたので、沢口会場に向かいます。


こちらも撮影に困難なことはなく、良かったです。


頬を刺すような冷たい空気の中、ゆらゆらと揺れる温かみのある灯りに魅了されました。

この日は湯西川温泉で一泊。
自慢の温泉でゆっくりと身体を温めることができ、
ぐっすりと休むことができました。


夜にはまた雪になったようで、車にはこのくらいの積雪。
起きたときには随分と降っていた雪も、出発するころには小降りに。

この日は一路日光市街地に向かい。。。


ここでした! 計画していたアレです! \(^o^)/
昨年度は一試合も見ず、今年度も気づけば最終戦。
姉に言うと「見たことないから一緒に行ってもいいよ。」と。
姉との共通のブロ友さん、バックスファンのNAOさんやお友達と会場でご一緒していただき、
大変楽しい時間を過ごすことができました。


シカッチ~!
会場に入るとリンクのにおい、音、などがとても懐かしく、ウルッと来るような感情がこみあげてきました。


 この日のゲームは先制一点を取り、その後同点、逆転とされるもののさらに一点を追加し、オーバータイムまで持ち越しましたが、敗戦。 今季は下から2番目の7位という成績でしたが、選手一人一人を見ると、もっと良くなると思うのだけどなぁ。
 悲しいことに対戦チームの釧路クレインズは今季限りの廃部が決まってしまいました。 廃部阻止の署名活動を行っていたので、私たちも署名をしてきました。 日本のプロホッケーチームがたった3チームになってしまうのは本当に残念なことです。 なんとかならないかなぁ。
 姉は「すごく面白かった! また行ってもいいよ。」と言っていたので、また撮影も兼ねてたまにはゲームを見に行こうかな。

 自分の山登りや撮影もしたいですが、母や姉との時間も大切だし、快く感じるこの頃です。 そんな年になったのだなぁ、と思います。 今度はどこにしようかな。


姉と湯西川温泉 かまくら祭りへ #1

2019-01-30 10:22:09 | travel

2019年1月26日(土)


 姉が湯西川温泉のかまくら祭りを撮影に行きたい、と言っていた。 私は以前行ったことがあるので始めは聞いてないフリをしていましたが、そう言われると段々気持ちが魅かれてゆくもので。w 調べてみればなんと5年も前! あら~、年とるわけだわ。w

 行くとなれば話は早い。 そこは長年姉妹やってますから、お互い譲歩する部分はわかっているつもりで、アレの計画もすんなり。w いやぁ~、楽しみな撮影旅行です!

 連日晴天続きの関東平野を横切り今市までくればこの風景! 車を停めて姉には橋の上まで歩いてもらいます。 街中からこの絶景! いいよねぇ~。 中洲には雪が残り、連山も薄雪が覆う美しさ。 前夜は雪が降ったかな?


けれど、本当に積もるほどの雪があるのかと半信半疑のまま鬼怒川温泉。
姉と一緒の撮影旅行ですから、気になる所にプラプラ寄りながらののんびり旅です。
こちらは鬼怒川楯岩大橋。
渡った先を歩いてゆくと展望台や「縁結びの鐘」などがあるそうですが、今回それは無し。w


こちらは「結の滝」を見る「滝見吊橋」
滝がどこにあるかわかりませんでしたが、人様のレポを拝見すると左奥の建物の右下あたりに滝があったようです。
鬼怒川まで来ると橋の上など車が通らない場所はわずかながらも雪が積もっており、
「やっぱりあるね~!」と期待増!


そしてお馴染みの景色、龍王峡。
姉は初めて。 私は雪景色は初めて。
ここでは三脚を持ち虹見橋へ下りてゆきますが、階段には雪が残っているので
手すりにつかまり慎重に進みます。


橋の上から鬼怒川上流。


橋の上から虹見の滝と五龍王神社。
山歩きはしない姉なので、帰りの階段上りが心配でしたが、
まったく問題なく上り切りました。


ご褒美におやつの団子。w
その後もプラプラとかわじいを見たりしながら「道の駅 湯西川」へ。
「冬季休業だったりするかな?」と思いましたが、とんでもない。
こちらが湯西川温泉への中継基地。 電車やバスでここまで来た人が(?)さらにバスに乗り換え湯西川に向かっていました。
たくさんの人が来ていましたね~。


到着するとすぐに電車が一本通過。
私は以前凍結の五十里湖を撮り逃していたので、今回はこれも楽しみにしていました。
姉も時々撮り鉄ですから、時間調べに余念がありません。


ちょうどお昼時でしたので、お昼ご飯を食べて次の列車も待つことにしました。
とろろそばと鹿肉コロッケ。


良いお天気で良かった! さすがにここまで来ると空気が冷たいです。


来た、来た! 電車!

それでは、湯西川温泉に向かいましょう。
湯西川温泉までの道のりはとても快適な二車線舗装道路です。
お祭りの概要、駐車場などはこちら、「5秒でくりやま」ごくりさんをどうぞ!


まずはロケハンなどして。。。


初日、どのくらいの人が来ますか。。。


お祭り会場一番奥の沢口会場から、一番手前の商店街の辺りまでズズッと歩き、見学。


あちこち2時間弱歩いたので。。。


モグモグタイム。
温かいお汁粉と気さくな女将さんとの会話が心と身体にしみる~。 つづく。