近藤史恵著『タルト・タタンの夢』
ビストロ・パ・マルにまた行ってみたくて読みました。
あれ、今回から全短編の冒頭で自己紹介がある!(前作はなかったような気がしたけど)
宝塚歌劇団の話に触れられていたので、おや、と思ったら、著者の方は大阪市生まれでした。
物語に一気に親近感!
お客さんが持ち込む謎にもいろいろありますが、「タルト・タタンの夢」と
「オッソ・イラティをめぐる不和」は、ああ、わかる、そういうのあるある!
という感じでした。
「理不尽な酔っ払い」のある果物を使ったトリック(?)はすごいなぁと思ったけど、
そんなことが思いつくなら、その智恵をもっといい方に使えばよかったのに、と(犯人?)に対して心から思った。
最後の「割り切れないチョコレート」では、素数で詰め合わされたチョコレートに込められた
ショコラティエの思いが切なかった。お母さんはきっともう助からないかもしれないけれど、あの兄妹は
仲直りできるといいのにな。
満足、おなかいっぱい!
ビストロ・パ・マルにまた行ってみたくて読みました。
あれ、今回から全短編の冒頭で自己紹介がある!(前作はなかったような気がしたけど)
宝塚歌劇団の話に触れられていたので、おや、と思ったら、著者の方は大阪市生まれでした。
物語に一気に親近感!
お客さんが持ち込む謎にもいろいろありますが、「タルト・タタンの夢」と
「オッソ・イラティをめぐる不和」は、ああ、わかる、そういうのあるある!
という感じでした。
「理不尽な酔っ払い」のある果物を使ったトリック(?)はすごいなぁと思ったけど、
そんなことが思いつくなら、その智恵をもっといい方に使えばよかったのに、と(犯人?)に対して心から思った。
最後の「割り切れないチョコレート」では、素数で詰め合わされたチョコレートに込められた
ショコラティエの思いが切なかった。お母さんはきっともう助からないかもしれないけれど、あの兄妹は
仲直りできるといいのにな。
満足、おなかいっぱい!