どうもどうもです。久々の新作です。
お待たせしました(どなたか待っていてくださったでしょうか)。
それはさておき、今回の作品は、実は第6回らぶドロップス恋愛小説コンテスト
長編部門に応募した直後に書いたものでした。
なので、今回こうして電子書籍化するに当たり、大きく、本当に大きく
改稿しました。この時代について映画を見たり本を読んだり。
どっぷり1911年のロンドンにはまっていました。
基本的に私ってひねくれてるんでしょうかね。
20世紀初頭のロンドンと言えば、やっぱりあのベーカー街の名探偵が有名ですよね。
頭キレキレの名探偵(イケメン希望)が深窓の令嬢と恋に
落ちたらいいのに……と思っていたはずが、
元・女好きで訳ありのイケメン警部補と
天使のような外見に似合わずまったく可愛げのない花売り娘
(こちらも訳あり?)が登場することになりました。
知らない間に敏腕警部補になっていたマックスが、嫌いな貴族の宝石を
守るために寝ずの番をする羽目になります。ちょろい仕事だったはずが、
賊に睡眠薬を盛られたらしく、間抜けにも眠っている間に宝石が奪われて……。
落ち込む彼に追い打ちをかけるような可愛げのない花売り娘のリーナ。
でも、思わぬところで再会して……。
いったい彼女は何者なのか?
物語の舞台は、厳格なヴィクトリア朝に続いて
世紀末の退廃的なエドワード朝が終わったあとの、新しい時代の
息吹が感じられるジョージ朝初期です。
貴族社会にも変化がもたらされ、婦人参政権運動なんかも
起こり始めます。この時代に暮らす二人のロマンスと
稀少なダイヤをめぐる事件を、
時代の雰囲気とともにお楽しみいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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