大学生の新谷七海は、ヨーロッパの小国・ベルジェンブルクからの留学生・シェイと図書館で出会います。そのときの彼はとても紳士的だったのに、二度目に話しかけたときはものすごく嫌なやつ。卒論の研究に協力してほしいと思ったのに、彼女のことをバカにするばかり。さすがにムッとした七海が、売り言葉に買い言葉で、彼の故郷の村に行くことになります。七海の明るい性格に感化されたのか、シェイの態度も次第に柔らかくなっていくのですが、二人の恋の行く手にはさまざまな障害が……。
二人の恋は無事成就するのでしょうか。
突然ですが、よくテレビで見かけませんか?
イケメン外国人俳優の背後に通訳の女性が控えていて、
耳元で内緒話、もとい通訳をしている場面。
あれって、本当に必要な話しかしてないのかしら、
周りの人には言葉がわからないからって、
「この後、食事でもどう?」なんて秘密の会話をしてたり
して~っ!?
ヒュー様に「おいしい日本料理店を案内してくれないかな」って
囁かれたらどうしよう(きゃ~!)
レオ様に「今晩、キミの部屋に行ってもいいかな」って言われたら
どうしよう(ぎゃ~!!)
↑
落ち着け、私。
ま、とにかくそんな妄想からスタートしたのが今回のお話です。
とはいえ、主人公の七海とシェイにもそういうシーンが
ありますが、二人の会話は全然ロマンチックじゃありません。
電子書店パピレス
honto
BookLive!
どこでも読書
amazon(Kindle)
などからご購入いただけます。
二人の恋路を見守っていただければ幸いです。よろしくお願いします。