人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

体力著しく低下中(笑)

2016-06-29 17:37:20 | 日記
今日は幼稚園の役員として、PTA連合会大会なるものに行ってきました。
年少のときにも一度行って、そのときは有名なマナー講師の女性に、とってもためになる
いいお話を聞かせてもらいました。

今回は雅楽師の方のお話。恥ずかしながら名前は初耳だったのですが、
調べたらなんだかすごい人なんですねぇ。お話が始まる前にはケータイの電源を
切ってください(マナーモードではなく!)、撮影録音は禁止(まあ、当然?)という
厳重な印象。

さて。

結論としましては。

「うん、うん、わかる」「うちもそうしてる!」という感想が大半だったのですが、
一つだけどうしても納得できないところがありまして。

まあ、子育てに対する考え方はいろいろあるのだな、と。

テレビでも声高に教育について語る方がたくさんいらっしゃいます。

いいと思っても全部実践できるわけでもないし、ダメだと思っても、そこから得られるものもあるし。

というわけで、うちはうちなりに試行錯誤しつつマイペースでやっていこう、というのが結論でした。
っていうか、結構ほったらかしなんですけどね。

あかんことはあかん、話しかけてきたときは目を見て話す、くらい。
それでも、最近はいろいろと難しくなってきた長男です。むー。


久々に人混みに出てすごく疲れました。インドア人間だ。


わけあって、おそらくスタ文大賞の作品まで書けそうにありません……(ごめんなさい)。
ベリ文大賞には出したいですが……八月は大きな翻訳の案件が入ってまして、ちょっと難しいかも。
でも、ギャップって楽しそうですよね……。
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物語の切り口

2016-06-25 09:59:01 | 日記
今、プロットを考え中です。
あらぬ方向を見たままぼんやりして妄想を膨らませます。
(いつもそんなことをしてるから、「ひらびさんはぼんやりした人だ」と思われているらしい。
いや、実際そうだけど(笑))

さて。
野いちご学園のエアラブがパソコンでもできるようになりまして、ちょこっと投稿してみました。
今のお題は「七夕」

ほかの方の作品を読んでいたら、恋が叶うハッピーなものから、亡くなってしまった人への想いをつづった
悲しいものまで。

そっか、七夕でもそんなふうにたくさん切り口があるんだね~。

いろいろな切り口でプロットを考えますです、ハイ。


あ、そうそう、最後の一匹だった蛹くんも、いつの間にか羽化してました。
蛹化するところは見られたのに、羽化は見逃してしまった。下の子の歯医者さんで
バタバタして、蛹のチェックを忘れていたのです。くぅ~!


そしてそして、『フキゲン課長の溺愛事情』ご購入くださった方、ありがとうございました!
コメント (2)
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アルトサックスを吹くと

2016-06-19 09:37:35 | 日記
日曜日の朝は『題名のない音楽会』を観ます&聴きます。

まあ、7時半からの子ども番組からの延長なのですが。

今日の題名は『ニュースタンダードの音楽会』。
超かっこよかった! エリック・ミヤシロEMバンドの演奏、最高です!
血湧き肉躍るって感じで、今でも胸がドキドキしています。

私も連れもマイケル・ジャクソン世代ではありませんが、それでも
彼やプリンス、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの音楽は世代に関係なく
人の心を熱くするのではないでしょうか(私感ですが)。

うちの子どもたちも「あ、この曲知ってる!(ものまねグランプリで観た(笑))」と言ってました。

それはさておき。アルトサックスを吹くと、男性はどうしてこうもかっこよく
見えるんでしょうか。

たぶん、そのへんで見かけたら普通のおじさんに見えるような人たち(ごめんなさい!)が、
ひとたびアルトサックスを持ち、マウスピースを咥え、音を奏で始めると、なんかもう
全員ダンディに見える!

私の記憶の中にある、高校のブラスバンド部時代のアルトサックス奏者は、ちょっと
変わり者な男子、恋のライバルだった女子、それから背の高いイケメン先輩、小柄で
かわいらしい先輩……です。

いい刺激もらいました。

スターツ文庫大賞のコンセプトにあった作品は書けそうにないので静観しようと思って
いましたが、なんか、今書きたいイメージが少しだけ浮かんできました。

とはいえ、今、長編を書く精神的体力がないので、書かない可能性もありますが……。

読みたい作品もあるのですが、自然に任せておきます(って最後は意味不明ですみません)。


さりげなく(あこぎに?)宣伝。
アルトサックスを吹くイケメンが登場する拙作です。
ほ~ら、あなたもアルトサックスを持つ男性に萌えるように……(すみません)。

『嘘から始まる運命の恋』
妹のフリして振るはずだった男性と恋に落ちて……!?

dブックさんでは限定番外編付で、さらにその後(出会ってから九ヵ月後)の二人のストーリーが
結構たっぷりついていますので、よろしければ。

『恋の雨、愛を奏で』
失恋して雨に濡れているときに出会った彼は、悲しい音色を奏でるアルトサックス奏者だった……。

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雨風に立ち向かえるようになれば

2016-06-18 07:50:30 | 日記
燃え尽き気味だったけど、ようやく浮上できそうかも。何本かドラマや映画を見て、
何冊か本を読んで、それでもなにも書けなかったのですが、やっと気づきました。

長編が書けないなら、短編を書いてみよう。

というわけで、ベリカさんにオフィス編の短編をUPしてみました。3000字弱なので
ご覧になっていただけると嬉しいです。
小さな恋、集めました【オフィス編】


レイモンド・チャンドラー、おもしろかった。たくさんいい刺激をもらいました。
ほかの作品にもたくさん刺激をもらいました。

野いちごのエアラブとか、作家名を見ないまま読んでも、「あ、これ、きっと○○さんだ」って
わかる作品があります。そういう自分らしさのような文章がある、というのはすごいなぁと
思います。

でも、私らしさが確立できなくても、自分らしく書いていけばいいんじゃないか、とか。
自分らしく書いてそれにアドバイスをくれる人がいて、ちゃんとした形にできる道が
あれば(ないときもあるけれど)、謙虚に取り組んでいこう。

結局、私が雨風と感じるものは、弱い私の心がもたらしたものなのだから。

焦りとか妬みとか、そういうものを感じなくなるには、高野山にこもるしかないか(違)。

うまく気持ちを切り替える方法を知りたいですにゃー。

(レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』、村上春樹訳、早川書房、訳者あとがきP564より、
チャンドラーの手紙の一部)

もし書く気が起きなかったら、むりに書こうとする必要はありません。窓から外をぼんやり眺めても、
逆立ちをしても、床をごろごろのたうちまわってもかまいません。ただ何かを読むとか、手紙を書くとか、
雑誌を開くとか、小切手にサインするといったような意図的なことをしてはなりません。書くか、まったく何もしないかの
どちらかです。(中略)この方法はうまくいきます。ルールはふたつだけ、とても単純です。
(a)むりに書く必要はない。(b)ほかのことをしてはいけない。あとのことは勝手になんとでもなっていきます」
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レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』

2016-06-17 14:11:46 | 読書記録(紙書籍のみ)
レイモンド・チャンドラー著、村上春樹訳『ロング・グッドバイ』

ミステリ翻訳家を目指しているくせに、今頃読んだのか、という突っ込みはナシでお願いします(笑)。

なにしろ世の中には優れたおもしろい作品がたくさんありまして、順番に読もうと思っても
なかなか時間がないのです。

さて。

私立探偵フィリップ・マーロウが酔っぱらいのテリー・レノックスを助ける。
普通ならほっときゃいいのに(と駐車場係も言っているが)、彼にどこかなぜか
惹かれるものを感じてしまうフィリップ。その後、彼と夜、何度かバーでギムレットを飲み、
友情(のようなもの?)を育む。

ある日、テリーの男癖の悪い妻が惨殺される。アリバイもなく、テリーが犯人とされるのは
避けられない。テリーの無実を信じるフィリップはテリーのメキシコ逃亡に手を貸す(もちろん、
探偵なので、事後従犯にならないように詳しいことは訊かない)。

けれど、逃げ切れないと悟ったのか、テリーがメキシコで自殺してしまう。
そのことに負い目を感じるフィリップ(でも、はっきりそうとは書かれていない。ただ
感じ取れるだけ)。

フィリップは取り調べの過程で警官にひどい目に遭わされたり、ごろつきに脅されたり。

そんなフィリップに接触してきたのが出版社の編集者。アル中のある作家を見張ってほしいと
いうもので、その作家はなんとテリーの妻の姉の夫をかかりつけ医とする女性の夫(おおう、複雑)。

その作家の妻アイリーンはもんのすごい美人で、ワケあり。アル中の監視の仕事は断ったものの、
「主人がどこかへ行ってしまった。探してください」とアイリーンに頼まれ、結局作家を捜し出す。

けれど、そのうちアル中作家はなにやらあれこれ匂わせながらも自殺をしてしまう。

自殺ばっかりやな~と思ってたら、すぐに作家は他殺であるとわかり、作家を殺したのも、
テリーの妻を殺したのも……っという流れ。それで終わりかと思いきや、なんとテリーが……
という話で、テリーとかわした友情が最後は悲しいものになって終わります。

ああ、こんな短いあらすじ&感想では、ぜんぜんフィリップ・マーロウの魅力が伝わってこないな。

義理と人情(うまくいえないけど)、そんなものを大切にし、筋の通らないことが大嫌い。
強い者にへつらわず、痛めつけられても信念を貫く男。

あー、こんな表現でも彼の魅力は伝わらないな~。すみません。

そうとは書いてないけど、そうと読み取れる。そういうのがすごく魅力的で、味のある文章です。
長いのに飽きさせない。

それから、村上春樹さんのあとがきもおもしろかった。チャンドラーが時間をかけて作品を書く人だったと
知って、嬉しかった。


余談。
I suppose it's a bit too early for a gimlet.

超有名なこの本の中のセリフ(テリーのもの)ですが、『あなたに愛のカクテルを』を執筆している
ときに知りました。ほんと、余談ですみません。
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