人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

ケイヴィオン・ルイス『怪盗ギャンビット1 若き“天才泥棒”たち』

2024-09-08 14:10:24 | 読書記録(紙書籍のみ)
ケイヴィオン・ルイス著、廣瀬麻微訳『怪盗ギャンビット1 若き“天才泥棒”たち』

SNSで流れてきて、おもしろそうだったので買って、ちょびちょび読み進めてました。
最後のほうは文字通り手に汗握る展開に一気読みしました。

が! ざまぁすっきり~を願っていた私としては、「えっ、続きあるの!?」
っていうか、あんたが噛んでたんかい!みたいな。
ちょっとモヤモヤしたまま読み終わりました。
まあ、『怪盗ギャンビット1』ですもんね……。2いつ出るんだろう。

主人公のロザリンは、伝説的な怪盗一家のひとり娘で、天才的な盗みの才能をもつ。
バハマで暮らす黒人の少女。でも、「ふつうの人生」を送りたいと家出を画策するも、
ロザリンのミスで母親が捕まって、10億ドルの身代金を要求される事態に。
そんなロザリンのもとに、『怪盗ギャンビット(世界中の新進気鋭の泥棒たちが盗みの技を競い合う大会)』への
招待状が届く。

いろんな国の若手怪盗たちが参加してるのやけど、日本からもタイヨウくんが参戦!
おお~。韓国のギョンスンちゃんとロザリンの友情とか胸アツです!
でも、ロザリンの恋が……(かわいそう
私は基本恋愛脳なので、なんか超悲しかった。結局母親をとるんか~い!

これだけたくさんの怪盗が参加してるけど、人口比的に中国からの参加がなくって
ちょっと不思議。2とかでは出てくるのかな?

最後、「だれも信用するな」と自分を戒めようとするけど、でも、ギョンスンちゃんと
ノエリアちゃんは信じてもええんちゃうん? 信じようや! 女子たちの友情!!!!!
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