人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

買い物三昧♪

2017-11-22 15:09:24 | 日記
6ヵ月間かかりきりだった仕事をやっと納品。でも、また別のが2件あるので、
遊んでいい訳じゃないんだけど……。

分量が多すぎて、結局ギリギリになるとわかっていたので、買い物もママ友さんとのランチも
しなかったという自分に、プチご褒美(?)。

とりあえず買い物じゃ~!

といっても買ったのは、
子どもの肌着(あったかいやつ)とパジャマ
パーマかけた髪がぶわっとなって仕方ないので髪留め
おばあちゃんの手芸用品と私がほしかったグルーガン
姪っ子のピン留め
子どもの文房具


あれ。あれあれあれ。
なんかすごいお金は使ったんだけどな(笑)。

結局自分の服とか買ってないのは、主婦のさがか(笑)。

でも、三時間ほど歩き回って楽しかった♪
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カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』

2017-11-21 16:28:09 | 読書記録(紙書籍のみ)
カズオ・イシグロ著、土屋政雄訳『わたしを離さないで』

はい、あのノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの本です。

映画化されたので、ストーリーもわかってたのですが、
ハッピーエンド大好きなくせに、なんで読んだんだ、私!
バカバカバカ!


それはさておき……
最初から丁寧語で物語が始まり、本によってはそれをまだるっこしいと感じることもあるのですが、
要所要所に「ん?」「あれ?」というのがあって、だからこそ続きが気になってどんどん
読んでしまいます。

できれば、ストーリーを知らずに読みたかった。そうすれば、ヘールシャムという寄宿学校(のようなところ?)で
育てられている“生徒”たちがは、実はただの生徒ではないとわかって、なぜ、というその
謎めいたところも楽しめると思います。

まあ、ざっくりいうと、そこの“生徒”たちは他人に臓器を“提供”するために生まれ育てられた
のです。語り手のキャシーが、ずっと一緒に育ってきたルースとトミーのことを思い出しながら語ります。

その一見、どこにでもある子どもらしい諍い、恋模様、風景は、待ち構えている結末を思うと、
本当に悲しいです。臓器提供という“使命”に猶予をもらえるのではないか、と最終的には
愛し合うようになったキャシーとトミーが希望を持つのですが、それもただの誤解であるとわかり、
物語は淡々と語られていきます。

こんなのってないよ~。悲しい~。


クローンとして生まれ育ち、臓器提供がすめば使命が終わって命も終わる、というその
使命(宿命?)を背負ったクローンも、豊かな感情を持った同じ人間なのだと思うと、なんだか
普通のアンハッピーエンドの小説を読んだ後の感じとは違うなんともいえない複雑な読後感でした。

そしてそのクローンたちの育つ環境を改善しようという運動がスキャンダルでダメになり、
臓器がどこから出てくるのかを見ないようにするという世間の風潮など、なんだか
現代の問題について、臭いものに蓋をする的なところが似ているなと思ったりも。
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経済協力開発機構(OECD)編著『行動公共政策』

2017-11-16 17:16:07 | 読書記録(紙書籍のみ)
経済協力開発機構(OECD)編著、齋藤長行訳『行動公共政策』

はい、私、読書はわりと雑食です。

字が大きくて読みやすかったです。

罰則に頼るのではなく、ナッジ(nudge、英語で「つつく」の意)によって、人々を
よい方向に向ける、というような感じです。

そういえば、チャレンジ○年生の封筒に、答案用紙の返却を手紙で受け取るかネットで受け取るかを
選ぶところがあって、ネットで受け取る、の方が微妙にチェック欄が大きいんですよね。
そうしたら、なんとなく大きい方を選んでしまいそうな……?

こういうのがナッジになるのかな、などと思っていました。

この本自体はサブタイトルが「行動経済学の洞察を活用した新たな政策設計」ですので、
行動経済学を活用した規制政策について事例が紹介されていたり、これから
政策設計にどのように活用していくか、みたいなことが書かれていたりします。

これからの世の中を動かしていく人向けかも。そして私たちは、そうした人々に実はナッジされているのかもしれない、と
考えてみるとおもしろそう。
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わけわからんくなってきたぞ!

2017-11-15 22:18:01 | 日記
三人称で小説を書くことが多いので、三人称の方が書きやすくなってきました。

自分ではあんまり意識していなかったのですが、主人公の心の声をわりと地の文に入れているようで。
ある担当さん(もうご縁はなくなってしまいました)に、「心の声は( )内に入れてください」と
ことごとく直されました(笑)。

そのときに、あれ~そういえば私ってそういう(心の声を地の文に入れる)書き方してるな、と思いまして。
んで、全部( )内に入れるようにしたら、今度は別の方から「( )を多用しすぎない方がいい」とのアドバイスが。
ぬおおおおっ。

一人称の練習で短編をたくさん書いてみたので、長編も一人称でいけるかと思ったら、
なんだかわけがわからなくなってきました。

ので、三人称に直して書き直し中。

改稿しなくちゃいけない作品もありますが、ここにきて混乱中。

翻訳でもそうなんですよね。長い仕事にかかわっていると、これであってるのかってだんだん自信がなくなってくるときが
あって。

まだぶれない自分、ぶれない言葉、ぶれない訳を持てていないということですな。精進、精進。
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わーいわーい!

2017-11-14 10:15:26 | 日記
5月から取り組んでいた翻訳の仕事が終わりました~!
わーいわーい!

っていうか、まだ提出はしていないし、提出しても最終的な校正のために
一度返ってくるんだけど、それでも、この解放感!

おおおおおお~~~。

なにをしててもいつどんなときでも、頭の片隅からこの仕事が離れなくて。

本当に肩が軽くなったような気がするから不思議。

これから美容院に行って、髪を切って久々にパーマをかけてもらうのじゃ~!!
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