カダフィ大佐

カダフィ大佐死亡、国民評議会が発表

トリポリは祝賀ムードに包まれている。
人が死んで喜ぶ・・・でも、独裁者だから仕方が無い部分も・・・それだけ、多くの人が苦しんだ時間があったわけだから・・・

自分の願ったとおりに、解決するなんてことはめったにない。
政治ばかりでなく、世の中の問題を見ていれば、その複雑さに、ひとつの解決に見えることが、新たな問題を生み出すと感じることさえあるから、それはよく分かる。
生きているうちは、新しい問題に追いかけられる苦難の日々。
見方を変えれば、自分のために新しい課題を見つけられる幸いな日々。
ひとつ解決できたら、ひとつ成長している。
そして、次に迫ってくる問題にちょっと準備が出来ている。
それを越えれば、また、もうちょっと…そんな具合に、人は成長していく。
だから、すっかり、すっきり、解決していなくてもいい。
そういう、あきらめにも似た、受け入れる土壌が心に出来ないと、いつまでも、解決を焦れて苦しくなる。
解決ごときに焦れるなんて、人生、もったいない。
生きているだけで、ラッキーなのかもしれないのだ。