ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

東野圭吾『仮面山荘殺人事件』

2009-05-14 08:40:44 | ときのまにまに
この作品を書くにあたって、作者は「推理小説につきものの結末部分の饒舌な謎解きをいかに排し、かつ物語の緊張感を持続させるかに心を砕いている」という。確かに、その努力は見られる。謎解きは登場する「名探偵」によってなされるのではなく、物語そのもの、筋そのものが語る。 . . . 本文を読む

小沢問題と世論操作

2009-05-13 11:07:58 | ときのまにまに
小沢辞任についての昨日のわたしの意見に対して、親しい友人から「異見」がメールされてきました。この友人は、高校時代のハイY(高校生YMCA会)の仲間で、大阪大学経済学部を卒業後、某大手商社に入社し、主に中国で活躍した人物で、現在も企業コンサルタントとして日本と中国とを行き来している経済の専門家です。定年退職後、某外大で教鞭をとったこともあるという論客でもあります。もちろん、現在でも大阪の某大教会(日本キリスト教団)の役員として教会活動にも積極的に参加しています。以下は彼の意見。 . . . 本文を読む

小沢さんの辞任会見

2009-05-12 13:58:42 | ときのまにまに
昨日、民主党の小沢さんの辞任記者会見が開かれた。会見に臨んだ小沢さんはいい顔をしていた。おそらく今までテレビで見せた最高の顔ではないだろうか。たんたんの語る小沢さんの選び抜かれた言葉は明快であった。それに対して記者たちは、慌てふためいていたのか、ほとんどまともな質問もできず、わかりきったことをただ繰り返すだけであった。小沢さんは昨日の記者会見をはっきりと政治的舞台として立ち、語り、行動していたが、記者たちはただ義務的にその場にいたに過ぎない。 . . . 本文を読む

大盤振舞

2009-05-11 15:23:48 | ときのまにまに
先日、友人たちへのメールで定額給付金や休日の高速道路1000円にの「経済対策」について、JustsystemのAtokによる漢字変換を信用して、何の疑問もなく「大判振る舞い」であると書いたところ、親しい友人から「大判振る舞い」という言い方は間違いで、正しくは「椀飯振舞」と書くべきだというご注意を受けた。 . . . 本文を読む

東野圭吾『あの頃ぼくらはアホでした』

2009-05-07 15:50:22 | ときのまにまに
過日、息子がドサッと置いていった東野圭吾の小説をみんな読んでしまったので、頭休めに読む本がなくなってしまった。といって、本屋に行くと彼の作品は山ほどある。これを一冊ずつお金を払って読むとなると資金的に苦しくなる。というわけで、図書館を利用することにした。先日、図書館に行って開架棚をていねいに探したが一冊もない。変だと思って、館内にある検索用のコンピューターを操作するとわずかに数冊を残してほとんどが貸し出し中ということになっている。東野作品の人気には驚いた。 . . . 本文を読む

なんじゃもんじゃ続編

2009-05-06 17:05:39 | ときのまにまに
日曜日に「なんじゃもんじゃ通り」に案内してくれた友人から遠賀川の川口付近の芦屋の岡湊神社の境内のなんじゃもんじゃの花が美しいというメールをいただき、何枚かの写真まで添えてあった。それで、今日は朝早くから出かけた。なにしろ、なんじゃもんじゃの花の命は短い。アッという間に咲き、アッという間に散ってしまう。 . . . 本文を読む

虹の松原と唐津城に行ってきました

2009-05-05 11:28:50 | ときのまにまに
せっかくのゴールデンウイーク、天気もいいし、どこかに行きたいなぁ、と朝から思っていた。でも、高速道路はどこまで行っても1000円ということで、大混乱のニュースが流れているし、どこか高速道路を使わなくて行けるところないかなぁ。独り言のように家内にいうと、「それじゃ、唐津城に行きましょう」ということになった。何しろ退職後はまるまる自由時間で、出かけると妨げるものは何もない。 . . . 本文を読む

なんじゃもんじゃ

2009-05-03 14:03:05 | ときのまにまに
礼拝後の食事の席で、どういうコンテキストかはっきりしないが、突然「なんじゃもんじゃ」が問題になった。多分、対馬の花の話題からであろう。何しろ、文脈がはっきりしない上に「なんじゃもんじゃ」を知っているかと問われて、何が何だかわからない。何しろ「なんじゃもんじゃ」である。いろいろ質問を繰り返すうちに、どうやら花の名前らしいと見当はついてきたが、何しろ「なんじゃもんじゃ」である。 . . . 本文を読む