東京国立博物館で開催中の鳥獣戯画展がどうしても見たくて、GW、旦那と出掛けました
鳥獣戯画・・・様々なモチーフにも用いられ、知らない人はいないんじゃないかと言うほど有名な絵巻。
しかも誰からも愛されるユーモアと可愛らしさ
その本物が見れるなんて夢みたい
銀ちゃんの上着も鳥獣戯画だもんね(^m^)くふふ♪ (わかりにくいけど^^;)
せっかく上野まで行くのだから、朝イチで出てついでに近隣の博物館で開催中の企画展も見学しましょう!
まずは
『鳥獣戯画 京都高山寺の至宝』
東京国立博物館 平成館 ~6月7日(日)迄
国宝「鳥獣戯画」は甲・乙・丙・丁の全4巻からなる絵巻物です。各巻は異なる時代(平安時代12世紀~鎌倉時代13世紀)、異なる人物によって描かれました。最初に甲巻が描かれた後、乙・丙・丁の3巻は、図像、モティーフ、物語性など、何らかの関連性をもって画き継がれたとみられます。何を目的に描かれたのか、いつ、どのように高山寺に伝えられたのかもわかっていません。鳥獣戯画は、日本絵画史上屈指の作でありながら、あまりにも謎多き絵巻なのです。
本展では甲・乙・丙・丁4巻とともに、この4巻から分かれた断簡5幅の、現存する全ての鳥獣戯画を観ることが出来ます。
また鳥獣戯画の伝来した京都・高山寺ゆかりの至宝とともに寺再興につくした明恵上人の信仰と深くかかわる美術作品を展覧しています。
私たちがよく目にしているのが甲巻で、兎や猿、蛙達が人間さながらに遊戯や儀式を行う様が描かれています。
乙巻は牛や犬と言った身近な動物から獅子や獏などの霊獣を描き、
丙巻は囲碁や闘犬と言った人々の遊戯と、甲巻のように擬人化した動物が描かれ、
丁巻は人々の儀礼や祭礼の様子をユーモラスに描いています。
全部広げるとそれぞれが約10m!
右から左に向かって場面や物語が展開します。
丁巻になると画風も随分ちがったものになり、やっぱり甲巻が一番いい~
感想、いやもう素晴らしかったです
印刷物などではとてもよく目にしますが、
現物は線も美しく、生き物たちの生き生きとした躍動感が半端無いですっっ
鼻をつまんで川に飛び込む兎や
的に矢を構える兎のキリリとした表情・・・など
今も昔も同じなんだなぁ~・・と時代を超えた親しみを感じますよね(^m^)
漫画文化は日本文化の根底に連綿と受け継がれていたのですね~
展示は前期と後期にわかれており、巻物のそれぞれ前半後半半分ずつを展示、
今は前期分、5月19日から後期で後半部分が展示されます。
観れない部分はパネルで展示されています。
銀ちゃんの上着に描かれている蛙と兎の相撲の場面は残念ながら巻物後半!
後期も観たい~。
帰り、グッツショップで鳥獣戯画グッツをアレコレお買い物
一番欲しかった縮小版レプリカの「鳥獣戯画絵巻物 甲巻」。
これでいつでも鳥獣戯画が見れる
ただ縮小版でも4m以上あるので巻き戻すのが大変
トランプの方が片づけるのは楽かも♪
カードを全部並べると甲巻の全貌が現れます。
鳥獣戯画展、すごくよかったーーーっ
館内のカフェでお昼ご飯を頂き、
お次は・・・
『100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展』
東京都美術館 ~6月28日(日)迄
英国・ロンドンにある大英博物館は、人類の文化遺産の殿堂として約700万点に及ぶ膨大なコレクションを誇ります。
本展では全所蔵部門から厳選された100作品(総点数約190点)をとおして「世界の歴史」をたどります。
作った人は何を考え、どのような時代を生き、何を信じていたのか――100のモノに秘められた物語を読み解き、時空を越えた世界旅行をお楽しみください。
様々な地域の作品が会しているので面白かったです。
「ルイス島のチェス駒」や
「アストロラーベ(現在地確認、方角、計算、星占い、時計などの機能を持つ)」(表紙の右側の金色の丸いの)、
「デューラー作『犀』」などが興味深かったかなぁ~
ロゼッタストーン(こちらはレプリカ)の字のきちんとさ細かさに脱帽でした。
あ、そういえばウィリアム王子とキャサリン妃に待望の王女様がお生まれに!
絶対美人だよね~
すごいいい名前貰って、どんな風に成長されていくのか楽しみです
最後は
『大アマゾン展』
国立科学博物館 ~6月14日(日)迄
世界最大の流域面積を持つ大河アマゾン。
日本の面積の約20倍と言われる広大な地域には熱帯雨林が広がり、多種多様な生き物の宝庫となっている。
本展では、アマゾン川流域に棲息する生き物の多様性をテーマに、アマゾンを総合的に紹介。
アマゾンの生き物たちと一緒に冒険を始めよう!
アマゾン起源の哺乳類や鳥・魚達、モルフォチョウ、爬虫類のはく製・標本・骨格標本の展示と
アマゾンに生えるきのこ、水草など。
オオアナコンダの巨大さが怖かったです・・・。
公式サポーターさかなくんのイラストなども展示されています
アマゾン展が結構早く観終えたので閉館時間まで常設展も見学してきました。
1日中博物館を巡って足腰くったくたになりましたが、充実した1日でした。
私もデザインが好きです(^^)
私は美術館に行かず、ネットで絵巻を延々と見てました~
でも本物いいですね(^^)見てみたいです
大英博物館はイギリスに行った時少し見ましたが
広くて全部は見られず(><)
また行って見てみたいです
じゅりりんさんは私の知らない世界を楽しんでくれるので 私もブログで知る事が多くて楽しい♪♪♪
鳥獣戯画絵巻物 甲巻 見覚えがある絵・・・
縮小版で4メーター以上なんてすごい!
廊下が光っているのもすごい!偉い!
トランプになっているのも面白いね
ジョーカーはどんな絵になっているのかな?
一日中 目を輝かせ見ている姿を想像しちゃった
後半も気になりますね
博物館を3館も巡られて心が素敵に満たされちゃいますね。
そうそう、鳥獣戯画展、ワタシも気になっておりましたよ。
とても身近なモチーフを生き生きと描かれていて、とても楽しそうですものね。
へ~え!縮小版でも4メートルもあるなんて驚きですね。
広い廊下にびゅ~んと広げてじっくり眺めてたら、あっという間に時間が経ってしまいそう!
きゃ~銀ちゃんの上着もオシャレな柄でしたのね。
GWだったこともあり当日はすっごい混んでました。
開館30分以上前に着いたのですが、それからどれだけ並んだことか!
本物も立ち止まってじっくり観ていてはいけません(笑)
ネットだと巻き戻しも楽なのでいいですよね♪
大英博物館、本場は流れている空気も違うんだろうなぁ~(´▽`)**
ああ私も行ってみたいです。
いつでも見れるようにと買って来た巻き物。
巻き戻すのが面倒で結局あれ以来見てないと言う・・・(笑)
これをコピーしてさらにミニチュア版を作る計画でしたが無理そう・・・。
廊下が光っているのは傷防止の処理がしてあるからなんです。
私はこのてかてか光ってるのが嫌なんですけど私がそんな掃除するわけ無いので仕方ない~。
ジョーカーは巻き絵に出てくる猫などが単独で載っています。
後半もみたいけど・・・どうかなぁ~?
博物館・美術館は上野公園内にまとまってるのでいいですね♪
それに外に出れば大きな木々や緑がいっぱいでとても気持ちがいい~~~。
鳥獣戯画!urutemiさんも気になっておりましたか!
これ描かれた人も心から楽しんで楽しく描かれたんでしょうね(^^)
そうなんです~。縮小版でも4m以上あっていつでも見れるように買ってきたのに、
巻き戻すのが面倒であれ以来みてないと言う・・(--;
これを広げたままかけて置けるような長い壁が欲しいです(笑)