じゅりりんのめげずにいくのだ*

ドールハウスやちっちゃいもの、ガーデニング、手芸など趣味や日常を中心に時々思い出わんこも登場します。

ミス・ポター

2007-09-20 15:14:42 | 芸術・芸能・漫画

月曜日は映画「ミス・ポター」を観に行ってきました(旦那は「エヴァンゲリオン」)
ピーターラビットの作者“ビアトリクス・ポター”の半生を描いた作品です。

上流階級に生まれたポターが様々な困難を乗り越えながら絵本作家として成功し、
一番の理解者でもあった恋人の死をきっかけに、家族と過ごした思い出の地である湖水地方に農場を買い取り移り住むまでが描かれています。

ここでポターは美しい湖水地方の農場や土地が切り売りされ、開発の波にさらされることを憂えるようになります。
そこで、本の印税で農場や土地を少しずつ買い取り農場経営と自然保護へ力をそそぐようになりました。
(映画でもその部分にも少し触れていましたが。)

ポターが39歳で湖水地方に移り住んでから77歳で亡くなるまでに買い取った広大な土地と農場すべては、彼女の遺言で彼女の死後、自然保護団体であるナショナルトラストに寄付され、今現在も開発から湖水地方の美しい景観を守り、ポターの見たピーターラビットの世界そのままの自然と風景が残されているのです。

ポターが農場に移住してから出版されたピーターシリーズの本は4冊しかありません。
彼女の絵の才能が大変惜しまれたと以前何かで読みましたが、
ポターはピーターのいる美しい自然の世界を絵の中だけにとどめず
そのままの形で後生に残してくれたのですね。
絵の中の世界は何度も刷りあげることができるけれど、一度なくした風景と自然は取り戻すことは出来ません。
なくなることにただ憂えているだけでなく自ら積極的に保護することに尽力した彼女の行動力。
素晴らしい偉業です。
単純にピーターとその絵の中の世界が好きだったけれど、彼女自身も大好きになりました。
いつかポターの愛した湖水地方に行ってみたいなぁ・・・

                    ポターについてもう少し詳しくはこちらをどうぞ


美しさに浸った後でなんですが・・・
この映画館のお隣は吉本興行の「よしもとゲームアミュージアム」。
(吉本の若手芸人さんのコントやショップ、ゲームセンターなどがあります。)
ちょうど映画が終わって一息ついた頃に屋外で無料のミニお笑いライブが

  
‘博多華丸大吉’と‘FUJIWARA’が登場です。
思いがけない生「アタックチャ~ンス 笑わせてもらいました~


ところで昨日は市から案内のあった成人病検診に行ったのですが、
二十数年ぶり?に身長を測ったら、前と変わらなかったんです~~~
てっきり縮んでいるとばかり・・・・・ どひゃひゃひゃ、妙に安心した私(^m^)

そして・・・・・私はこちらに入隊
    10年前の顔を目指しますよ

コメント (14)
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