晴海通り、勝鬨（かちどき）橋からの隅田川夕景。
この日の東京の気温は7月上旬並みの26度
勝どきにある事務所で仕事を終えた後、
ふだんなら、宿泊先へ早々と引き上げるのだが、
せっかくの陽気だからとそぞろ歩きを始めたところ、
出会ったのがこの夕景だった。
さて、タイトルの「灯ともし頃」。
読んで字のごとく、日が暮れて、灯りをともしはじめる頃をいう。
薄簿の空と街の灯りを映す隅田川を眺めていたら、
ふと、この情緒豊かな言葉が浮かんだわけだが、
普段の会話で使われることはないし、
それどころか、若い人は「ヒトモシゴロ」という語感に違和感を覚えるかもしれない。
かくいう私も、十代の頃、この言葉が出てくる歌を聞いたものの、
どんな文字が充てられるのか、またその意味がなんなのか、
理解したのはずいぶんと後になってからだった。
その歌、同年代の方ならアレかと思いあたるかもしれない。
軽快なベンチャーズサウンドに乗せて山内賢と和泉雅子が歌う「二人の銀座」がそれで、
「灯ともし頃」は歌詞の冒頭に出てくる。
「二人の銀座」 和泉雅子、山内賢
この頃の日本にはきっと悪い人はいなかっただろうと思わせるほど
若い二人の掛け合いがなんとも微笑ましい映像である。
ついでながら、銀座はこの辺りから近い。
勝鬨橋を渡り終えたところは築地。
左に築地の場外市場、右に石造りの荘厳な築地本願寺を眺めながら
晴海通りをさらに進むと、やがて歌舞伎座が見えてくる。
ここから、和光のある銀座四丁目交差点は目と鼻の先。
さらに足を延ばせば、数寄屋橋交差点、ＪＲ有楽町駅へ至る。
この間、勝鬨橋からだと徒歩で２０分といったところで、
オトナの散歩を楽しむにはもってこいの道中、
「一人の銀座」を楽しんだ次第である。
ひがし茶屋街 金沢市東山
朝もやの港区あたり：新宿超高層ビルから
トータル
男は肩パットが入ったダブダブのスーツ。
女はボディコンシャス。
バブル絶頂期でしたね。
男女7人夏物語、なつかしい。＾±＾
明石家さんまさんと大竹しのぶさんの結婚のきっかけになったドラマですね。
たしか、ＣＨＡＣＨＡＣＨＡって歌が流れてませんでしたっけ。
石井明美さんも、ナツカシイ。＾±＾；･･･ＣＤ持ってたわ
ホント、この日の東京は夏のようでした。
そして、夏といえばこの勝鬨橋は
「男女７人夏物語」の舞台の一つでもありました。
てくっぺさんならご存知かも。
このあたりは学生時代の思い出もあって
とてもなつかしい場所です。
今回、勝鬨橋から川上方面を撮っていますが、
逆に河口方向は、東京タワーや港区の高層ビル街のネオンが美しいです。
でも、それはまたの機会に。
確かにヒトゴロシと読みそうですね。
でも、この時代、ホントに犯罪が少なかった。
年に何度しか起きない誘拐事件や殺人事件など
重大犯罪は日本中を揺るがすニュースになったものです。
記事にも書きましたが、この頃の日本には悪い人はほとんどいなかったように思います。
そのまま帰ってしまうのがもったいない夕暮れでした。
この日はそのまま、銀座のライオンビアホールへ直行。
生ビールに酔いしれて、
さらに、夜風にあたりながら日本橋まで散歩。
東京の夜を満喫した次第です。
それと。
私が銀座を知ったのはこの歌が流れた少し後。
ちょっと背伸びした青臭い時代でした。
東京の街並みはきれいですよね。
そうそう、真夏並みなんですよね、東京。＾±＾
暑いのなんのって。
ただ、夜は打って変わって、寒くなります。
こたつ、しまえないです。＾±＾；
露光をタップリさせて、心象写真的な描写になっています。
こう言う写真は昼間では絶対に出てこないので。
この辺が写真の楽しい所デスネ♪
落ち着いた金沢ベースでないと、出てこない発想の写真では無いのかと思ったりします。
「灯ともし頃」とってもうつくしい日本語だと思うんですけどね。
若者というか子供と一緒にいたら、そんなん「ヒトゴロシ」と読みそうです。
最近の子供って「なのか＝7日」「ここのか＝9日」「とおか＝10日」も知らんのです。
「○月なのかね」って言うたら、それ何？って。
トホホな毎日です。
隅田川に映った灯火・・まだ優しい灯りですね～
二人の銀座・・これまた懐かしいです。
このお二方が歌っていたんですね。
この頃は銀座って高級な憧れの大人（その頃にはセレブって言葉はなかったような・・・）の空間っておもっていたと思います＾＾；；
素敵な大人のjurakuさん、一人の銀座散策・・絵になると思っていますよ。