6月3日に長女が第二子を出産した。
私たち夫婦にとっても二人目の孫。
とりわけ家内にとってみれば、待ち望んだ女の子。
手放しの喜びようで、かなり先までの服装計画もすでに仕上がっているようだ。
私はというと。
6月3日の出勤前に家内から、長女が産気づいて病院に入った、と聞いた。
その日は東京出張、さらに翌日は名古屋と家を二日間空けることになるが、
家内が言うには「前の子の時は丸一日以上出てこなかったから、明日の夜だったらちょうどいい」のだと。
一人目の時はもう臨戦態勢で目が吊り上がっていたことを覚えているが、
さすが二人目ともなると余裕、楽観ムードである。
それで安心して出かけたのだが、東京に着く前に「もう、生まれた」との連絡。
その後、家族、友達間でLineが飛び交い、浮かれぶりが伝わってくるのだが、為す術なし。
翌日の夜、金沢へ戻ったものの、暑さにやられたのか、
そのまま自宅に戻り、シャワーを浴びてすぐに就寝。
さらに昨日、「いつ行くの!」と家内に脅迫されながらも
仕事が立て込んでいたせいもあって、自宅に帰ったら一歩も動けず。
それで、今日、ようやく「彼女」に会いに行けたという次第だ。
これでめでたく「薄情者」の汚名返上。
ところで、仕事の途中ということで、持っているカメラと言えばスマホのみ。
せっかくなら愛機でかわいく撮ってやりたいので
「足形」のみで、本人のブログ登場は先送りさせていただいた。
もっとも、私の孫など他人様には何の関心もないと思うのだが...。
さて、これまでも子供や孫の近況に触れているが、
その折々に選んだ曲が「Forever Young」だった。
Bob Dylan - Forever Young
ボブ・ディランが長男が生まれた時に作った歌で、
あれこれと子供に願う言葉を連ねていて、
一見、「親バカ」な歌詞とも思える。
だが...。
一通りの願いを語った後、
ボブ・ディランは「Forever Young!」を何度も何度も熱唱している。
子に願うことはたくさんある。
けれども、何にもまして望むのは、
「いつまでも若く元気にいてほしい」こと。
そんな親心がひしひしと伝わってくるのである。
年をとったせいか、聴いていて目頭が熱くなってしまうのだ。
Forever Young
いつまでも神の祝福が続きますように
願い事がすべて叶いますように
いつも人のためになれますように
人があなたのために尽くしてくれますように
正義をもって育ってくれますように
常に勇気に満ちて、強く立ち向かってくれますように
いつも仕事に恵まれますように
そして何よりも、いつまでも若く元気でありますように...
さて、長女と「彼女」。
もちろん、母子ともに健康。
「何より」である。