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折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

習作 夕空を映す海

2018-07-06 | 日常

5月初めの空倶楽部で、三国港の海を赤く染めた夕陽に見入ったのだが、

あれ以来、海を眺めるたびに「空色に染まる大海を撮ることはできないものか」と思うようになった。

空倶楽部にも「映り込みの空」というお題があって

小さな湖など穏やかな水面に映る空を何度か掲載したこともある。

しかし、港や入り江など波が立たない場所ならともかく

色とりどりの空が映りこんだ大海にはいまだ出会っていない。

いや、そんな自然条件など存在しないのかもしれない。

けれど、今のデジタル光学技術なら、ひょっとしてそれができるのでは...。

そう思って試してみたのがこの写真である。


Sony α99  Vario-Sonnar  24-70㎜/f2.8 +NDフィルター (f/18,1.3sec,ISO100)  

大げさなもの言いになったが、

要はスローシャッターで波立つ海面をつるっと仕上げたら、

そこに空が映りこむのではないかと考えただけである。

「映りこみとしてはまだまだ不十分だが、研究の余地はありそうだ」

...なんて、夏の海、夕暮れ空の下、そんな無粋な思いにふけった変人のたわ言である。


 

夏の夕暮れ、さらに海が加わると思いだす曲のひとつが、You're only lonely


You're Only Lonely - John David Souther

別に夏の海のことを歌っているわけではないが、

初めて聴いたのが こんな時期だったのか、

それとも、挿入歌として使われた、ホイチョイムービーの「波の数だけ抱きしめて」の印象が強かったのか、

はたまた、JDサウザーのなんともナイーヴな印象がそう思わせるのか、

とにかく自分にとっては夏の夕暮れ、海で聴く曲なのである。