5月最後の空倶楽部。
前回に引き続き、日本海、白山市徳光海岸からの夕空。
日中、あたりはすっかり夏模様。
となれば、ついついこのシャワーにカメラを向けてしまう。
ここは、北陸自動車道 徳光パーキングエリアに隣接した海水浴場とあって、
いくつかシャワー施設が設けられている。
夏が待ち遠しい年でもないが、
空と海を背景にしたこのシャワーを眺めていると、
こどもの頃の海水浴の記憶が無意識に蘇るのか、
なんだか懐かしい風景に思えてしまうのだ。
さらに...。
日中の海は、まばゆい陽ざしとともにギラギラとした熱気を感じるが、
一転、夕暮れの海の表情には、日中の興奮を冷ましてくれる優しさがある。
そして、日没。
水平線近くに厚くかかる雲。
夕映えは期待できないかなと思っていたが、
幸いにもわずかな晴れ間からのぞいた夕陽が海と空を染めてくれた。
夕映えという言葉で思いついた曲。
洋楽シーンではめずらしいドイツのポップス。
ドイツでは国民的な歌手(だったと記憶している)ウド・ユルゲンスのヒット曲で、
邦題は「夕映えの二人」。
はて? どこかで聴いたような...。
そう思われる方も多いかもしれない。
さらに、サビの部分では、
「言わないでなぐさめは 涙を誘うから...」 と、つい口ずさんでしまうかも。
そう!
「夕映えの二人」を日本語でカバーしたのが、
「別れの朝」、ペドロ&カプリシャス。
そしてボーカルが今は亡き、前野曜子だったというわけ。
「9」のつく日は空倶楽部の日