折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

空から浅草を眺めてみたら  By空倶楽部

2016-04-09 | 語りかける街

3月の終わり。仕事で訪れた東京でのこと。

 

「デンキブランでも飲むか」とふらりと入った神谷バーで空倶楽部にうってつけの話を聞いた。

 

たまたま、となりに座った同年代の男性。

横浜から東京の花見に来ていたそうで、千鳥ヶ淵で桜を楽しんだ後、浅草へ流れてきたのだとか。

6時近くでも、外はまだまだ明るい。

「いい花見日和でしたね」と、桜の話からその日の空の話に。

その男性、「ちょうど今、暮れかかる空から浅草を見てきた」と言う。

興味津々でさらに続きを聞くと。

雷門の前、雷門通りを挟んだビルの最上階に浅草の街やスカイツリーを一望できる場所があるのだと。

この話を聞いた途端、気もそぞろ。

半分くらい残っていたデンキブランを一気飲み、

腰を浮かしながら感謝の言葉を伝えた後(そそくさと申し訳ありませんでした・・・)、

そこ「浅草文化観光センター」へ早足に向かった。

 

 

8階の展望スペースから眺めた浅草寺一帯。

8階というと都内ではけっして高い場所ではないが、周りに障害物となるような建物もなく浅草の街が広がる。

雷門や仲見世通りを空から見下ろすなんて考えたこともなかったのでかなり印象的な光景だ。

さらに...。

 

スカイツリー。

下界からだと吾妻橋付近で通行人や他のカメラマンに気を遣いながら撮るところだが、

ここでは独り占め。

ひょんなことから、思いもよらない浅草の空を楽しむことができた次第。

あらためて、横浜からの男性に感謝(...今度会えたらおごります)。

 

...そして。

脇役に回ってしまったが、今月のお題は「花と空」。

浅草寺夜桜の空で(とってつけたように)クリア。


ジャズサックス奏者のガトー・バルビエリが亡くなった。

今年にはいってからというもの、

十代の頃から親しんだミュージシャンの訃報が続く。

さみしい限りだ。

 

Yo Le Canto a La Luna    Gato Barbieri

最初にガトー・バルビエリを知ったアルバム「Under Fire」からの一曲

 

ジャズとラテンを融合した独特の世界。

情熱的なリズムに乗せて、縦横無尽に奏でる力強く、情感豊かなメロディ。

多感な時期の感動が残像のように蘇ってくる。

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日   

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

 

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