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折にふれて

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鉄写同好会 御食国(みけつくに)の鉄道遺産 

2016-03-11 | 鉄道写真

3月11日、早いものであれから5年。

たまたま海外にいて、放映される映像に目を疑ったことを今も忘れることができません。

貴い命を失われた方のご冥福とお祈りするとともに、一日でも早い復興を心から願うものです。


 

毎月11日は「鉄写同好会」の日。

詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください。

 

JR小浜(おばま)線小浜駅。

 

 ホームにところ狭しと立てられた「御食国(みけつくに)」ののぼり旗。

御食国とは、古代、大和朝廷に海産物などを貢いでいた国のことで、

淡路、志摩、そしてここ若狭が御食国と呼ばれていたという。

ふぐ、カニ...など日本海の幸に恵まれた小浜。

そして近年、この土地を有名にしたのが鯖。

小浜と京都を結ぶ道が鯖街道と呼ばれる由縁である。

 

小浜駅に話を戻す。

開業は1918年というから、やがて100年。

また、小浜線はかつて北陸や中京と山陰を結ぶ重要路線で、あさしお、大社、はしだてなどの急行列車が往来していたが、

すでに優等列車はなく、今は1時間に1本程度の普通列車が走るのみ。

 

人気のない小浜駅のホームで静かに発車を待つ列車。

 

 

そんな小浜駅で100年の歴史を物語る鉄道遺産を見つけた。

 

蒸気機関車への水補給のために設置された給水塔。

当然ながら、今は使われていない。

そして、今では珍しい木造のホーム。

 

 

閑散とした中になにげなく残された光景。

そこに、かつての鉄道全盛時代への鉄道関係者や地元の方々の郷愁を感じた次第である。

 


1970年代、日本の洋楽シーンでオランダのロックグループがクローズアップされた時期がある。

その代表格がショッキング・ブルー。

「ヴィーナス」で鮮烈なデビューを飾って、さらに彼らの人気を不動にしたのが、

この「悲しき鉄道員」。

「鉄道員と結婚しちゃダメよ!」

全国の鉄道マンからバッシングを受けそうな歌詞内容とも思えなくもないが、

すでに50年近く前の曲...ご容赦を。

  

この当時、友人に熱狂的なショッキング・ブルー ファンがいて、

中学生だったにもかかわらず、学校を休み、名古屋で開催された来日コンサートへ出かけて行った。

その感想を聞いたところ、「彼女の素足がきれいだった」とのこと...なんのこっちゃ?!

その彼女、マリスカ・ヴェレスが亡くなっていたことを何年か前に聞いた。

青臭い記憶がまたひとつ遠くなった...。

 

 

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