※第六日
第二試合:北海(北海道)-仙台育英(宮城)
投手戦も予想されるが打線のスケール感で勝る仙台育英がやや優位。とはいえ北海の左腕木村のストレートのキレ、マウンドでのスケール感も今大会屈指のものがあり予断を許さない。
第三試合:下関国際大附(山口)-天理(奈良)
激しい点の取り合い、空中戦が予想される。下関国際の二年生左腕古賀のストレートのキレは鋭いがそれでもスラッガー瀬を中心にスケールの大きい天理打線を封じるのは容易ではない。下関国際打線が天理の本格派右腕達を攻略できるかが焦点になってくるが、同校の打線も下級生主体ながら天理に負けず迫力がある。
※第七日
第一試合:鳥取城北(鳥取)-東海大相模(神奈川)
打力で鳥取城北が勝ると推察する。東海大相模は昨夏の交流戦でも活躍した左腕石田を擁するがこの試合では違う投手を先発に立ててくる可能性も考えられる。だが、それは危険な選択かと思われる。
第二試合:八戸西(青森)-福岡大大濠(福岡)
ロースコアの接戦。緊迫の展開も予想される。八戸西は今大会のシンデレラチームになる可能性を秘める。チーム一丸となって投手をバックが、特に守備で盛り立てることができるかどうかがポイントになりそう。
第三試合:明豊(大分)-県岐阜商(岐阜)
昨夏の交流戦の再戦は共に投打にバランスのとれた戦力を誇り五分と五分。接戦が予想される。ただ、強打のチームに対する投手陣の免疫という点においては、県岐阜商がやや優位かもしれない。
※第八日
第一試合:大阪桐蔭(大阪)-広島新庄(広島)
大阪桐蔭はこの試合で左腕松浦ではなくもう一人の注目の右腕関戸を先発マウンドに送るとみる。対する広島新庄の本格派右腕花田はストレートの初速と終速に殆ど差が無さそうで攻略は容易ではない。それだけに大阪桐蔭としては投手陣の踏ん張りが必要不可欠であろう。緊迫の投手戦が予想される。
第二試合:東海大菅生(東京)-京都国際大附(京都)
打力に勝る東海大菅生が優位かと思われるがこの試合で左腕本田以外の投手をマウンドに送ることも考えられ、そうなると足元をすくわれる危険性も。京都国際は相手投手の力が少しでも落ちると別人のように打ってくるチームなだけに、予断を許さない。
第三試合:常総学院(茨城)-中京大中京(愛知)
秋の公式戦全試合で4点以上奪ってきた中京大中京が打力で勝る分優位だが常総も相手の注目の右腕畔柳を攻略できれば勝機が生まれてくる。島田監督に木内イズムは浸透しているかと思われ、食らいついてくるものと思われる。