じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

男子高校サッカーインターハイ大阪府予選展望

2022-05-17 12:47:30 | 高校サッカー

※2枠の争いは履正社 東海大仰星 興国 阪南大高が中心 大阪桐蔭 近大付が割って入ることが出来るか

上記観点から大会を占ってみたいと思います。

 

今期からプレミアリーグウェストに昇格した履正社の話は聞かないがプレミアでも中位に位置していることからして、少なくともプリンスリーグ関西上位勢と同等の力はあるとみる。順当に勝ち進めば準々決勝で現在プリンスリーグ関西一部首位を走る東海大仰星との潰しあいが予想されるがその仰星、聞いた話では今期もここ数年同様、小粒に見えるのに体格で勝る相手に接点の攻防で勝る場面が目立つという。ここまでプリンスリーグ関西一部全試合1失点以内に抑えてるディフェンスが今大会でも機能すれば、大きな決め手となりそうだ。もし履正社との対戦が実現すれば、今期も屈強且つテクニカルなチームと推察される履正社との攻防は、とてもスペクタクルな展開が予想されるかと思われる。

 

残る2つの優勝候補である興国 阪南大高は反対側のゾーンでともに順当に勝ち進めば準々決勝で潰しあいとなる。いずれも今期も当然のごとくプリンスリーグ関西で優勝争いを演じている。興国は聞いた話では今期も上質のポゼッションサッカーを展開、足元でもワイドでもいけるらしく加えて例年通り大型選手を揃えるという。となるとシュートスペース等での 決める仕事 の決断力となってくるのかと思われる。2年連続のインターハイを狙う阪南大高も、聞いた話では例年通り見るからにフィジカルの強そうな選手を揃えるという。ただ、前で潰す力はあるがゲームの中での抜き差し加減の精度の高まりが例年より遅れてるらしく、だとしたら前年度冬の選手権に出場し、新チームの始動が遅れた影響もあるのかもしれない。こちらの攻防もまた、対戦が実現すれば見応えある試合展開が期待できそうだ。

 

上記4校の対抗馬と目されるのが大阪桐蔭と近大付。これまた同じゾーンに入りともに勝ち上がれば準々決勝で潰しあい。勝者が東海大仰星、履正社のゾーンの勝ち上がりとインターハイ出場をかけて準決勝で相まみえることになる。大阪桐蔭は今期現状プリンスリーグ関西一部で下位に沈むが聞いた話では昨年のような絶対的なストライカーが不在の影響が得点力に出ているのではとのこと。実際に全試合1点以内に抑え込まれている。一方でチームとしての守りは悪くないとか。実際に強敵との戦いが続く中全試合1失点以内に抑えている。この守備力が今大会でも発揮されれば、トーナメント向きな戦いが出来そうだが守って凌いでだけで勝ち上がるのはしんどい。堅い守りからいかに攻撃につなげていくかかと推察される。対する近大附の話は聞かないがプリンス関西二部で首位をひた走ることから、力的には少なくとも同一部で中位にはつけるだけの力はあるとみる。絶対的なストライカーがいるらしく画像を見ても別格の屈強さを誇っていそうだ。もし対戦が実現すればどちらかがスコアメイクして勝ち上がることが出来れば、仰星と履正社がどちらが勝ちあがるにせよ心身そして頭も消耗した後での試合となることも考えられるだけに、漁夫の利的にインターハイ出場権をゲットすることも十分考えられるかと思われる。

 

残る一つのゾーンはプリンスリーグ関西一部に属する大阪産業大附や大阪学院の争いかと思われるも混戦も予想される。中央トーナメント初戦勝てば履正社との対戦となる常翔学園にも注目。U18大阪一部リーグで首位を走り、ここ数年強豪相手に一歩も引かぬ戦いをトーナメントで発揮している。履正社が初戦ということもありほぐれぬ間に叩くことが出来れば、ジャイアントキリングも期待できる。他プリンスリーグ関西二部に所属する金光大阪、2年前の冬の選手権予選で大阪桐蔭と好ゲームを演じたヌヴェール、名門関大北陽に関大一、清風、さらには槻の木等公立の雄が強豪相手にいかに立ち向かうかにも注目かと思われます。