じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

2018タイガースカップ

2018-12-01 22:02:41 |  中学野球

✳交野シニア

1遊高岡選手右左6:華奢、背は高め。勝負所で甘い球逃さず同点打。ストライド大きいベースランニングも鋭い

2投二浅野選手右右1:華奢。オーバーハンドから強いストレート投げる。腕を思いっきり振って投げるため肩、腕の故障が懸念されないとも言えず、もう少し柔らかい振りでも強い球が投げられると尚良いかと思われます。緩い球投げるときも腕が振れており緩急有効。ただ、この日は明らかにモーション盗まれてみえ、セットでの投球には課題が残った。打ってもシュアなバッティング

3中宮井選手右右8:細身もガッチリした体型。打席で構えしっかり。守備範囲広い。肩良く送球正確。フライを顔の前でとれる捕球も堅実

4右投南幸選手右右9:やや細身も背は高く大型感あり。強く振れるから詰まっても血からでヒットに。柔らかいバッティングでも遠くへ飛ばす。投手としてもなかなか力強いストレート

5捕高山選手右右2:やや細身も背は高め。お尻から下がしっかりしていて大型感あり。強肩。モーションも速い。打ってもガツンとしばける。ストライド大きいベースランニングも鋭い

✳京田辺ボーイズ

1捕森内主将右右4:細身ガッチリお尻しっかり。強肩、モーションも速い。強くシャープに膝元振り抜く。外の低めの変化球を右中間深々と。力に頼らずバットコントロールでも遠くに運べる。ベースランニングも鋭い。ひとつひとつの動き機敏

2右岩内選手右左7:華奢、背は高め。ストライド大きいベースランニング鋭い

3投遊松尾選手右右6:華奢。オーバーハンドから切れと強さを感じるストレート投げる。緩い球投げるときも腕しっかり振れており切れも鋭く緩急有効。制球も良い。フィールディング動作も鋭い。プレーの堅実さを今以上に上げることが課題かも。打ってもシュアなバッティング。大きくも振れる。ストライド大きいベースランニングも鋭い

4中投谷口選手左左1:ガッチリしていてお尻しっかり。上半身も分厚い。それでいて引き締まり感もあり。強肩、送球正確。守備範囲広くフライの追い方、捕球イメージ出来ており、顔の位置でとれており堅実。ベースランニングもなかなか。打っても強く振れる。凡フライなど凡打でもあきらめない走塁を心がけられるようになれば、全国クラスの強豪高校でも、中核をなすレギュラーになるかと思われます。

5遊二中石本選手右右24:やや小柄もお尻大きく下半身しっかり。上半身もなかなか分厚い。大きく振れる。強くも振れる。チャンス等ここ一番に強い。打席で構え、頭、顔が一切ぶれないから、ボールがよく見えている。俊足。守っても動きの鋭さは出色。集中力の高さ感じる。守備範囲広い。力入れなくても一塁へ強く投げる事が出来るため怪我のリスクも少ないか。捕球姿勢堅実なため、イレギュラーにも対応できる。こういう選手が、全国制覇クラスの強豪高校でも、中核をなすレギュラーになるかと思われます。

6一矢口選手右左8:細身も背は高め。大きく振れる

9二左一本選手右右46:やや華奢もシュアなバッティング。ストライド大きいベースランニングも鋭く、守っても下半身踏ん張り強い

✳住吉ボーイズ

1左徳永選手右右7:華奢。強く振って広角へ強い打球。ベースランニングも鋭い

2投一中南野選手左左1:華奢。オーバーハンドから割りと強めのストレート。カウント球でもそういうのが投げられれば。変化球の出し入れも良く、フィールディングも良い

3一投是澤選手右右3:細身も背は高め。守備の動き良い。打っても割りとガツンとしばける

4捕渡部主将右右2:やや華奢も背は高め。強肩。モーションも速い。

9中吉岡選手左左8:長身ガッチリ大型感あり。下半身はもちろん、上半身も分厚さあり。強肩、送球正確。打撃と走塁は粗いがきっちり教わって練習すれば、守備力が高いだけに、それらの課題も改善されるか。冬を越えてからが特に楽しみな選手かもしれません。

✳紀州由良シニア

1投塩路選手右右1:やや細身も割りとガッチリしていて背は高め。オーバーハンドから直球手元でピュッときていた序盤から、回を追うにつれ、それの伸びと重たさが増してみえ、完投換算で投げるクレバーさも感じた。シュートも投げるのか、右打者打者相手に膝元つけるのは大きな武器。スライダーも鋭い。ベースランニングもなかなか。打っても力に頼らず遠くへ飛ばせる

2二松村選手右左5:華奢。シュアなバッティング

3遊坂尻選手右右6:やや華奢。強く振れる。柔らかいバッティングでも強い打球打てる。守備も動き良い

4三山本選手右右2:上半身、下半身共に分厚さを感じるドカベン体型。おっ付けるうまさや、柔らかいバットコントロールで長打性の打球打てるのが印象に 

5一前田主将右左8:小柄も下半身のみならず上半身もガッチリした体型。強く大きく振れる。ベースランニングもなかなか。

6捕西野主将右右2:肩良い

✳兵庫伊丹ヤング

3中加藤選手左左14:華奢。守備範囲広い。強肩

5捕森選手右右15:華奢。肩良い。打ってもシュアなバッティング。強くも振れてパンチ力もある。ベースランニングもなかなか

6三大西しょ選手右右3:小柄も球際強い守備

7右近江選手右右16:長身細身。強く振れる。ベースランニングも鋭い。前日は出てなかった選手

✳三田シニア

1中山田選手左左8:まだ一年生。やや細身。守備一歩目速く動き鋭い。長打性の打球、コースでも捕球イメージ出来てるから難なく処理。俊足。勝負所でセーフティで同点タイムリー。センスと度胸を感じた

3遊投木村選手右左6:バットコントロール巧みで外の球うまくひろう。地肩強く捕球から送球動作速い。守備の動き迫力あり堅実

6捕山脊(やませ)選手右右2:ドカベン体型で大柄。強肩、モーション速い。守備の動き鋭い

7右目片選手右右9:ガッチリしていて上半身下半身共に分厚さを感じる体型。大きく強く振れる。外の球に素直にバット出して柔らかさでも長打打てる。ベースランニングもまずまず。守っても一歩目速く長打阻止。集中力の高さ感じた。こういう選手が全国クラスの強豪でもレギュラー中軸とれるのかも知れません。

8左清須選手左左7:華奢。背は高め。一歩目速い守備で長打阻止。肩良く送球正確。打ってもガツンとしばける

✳神戸須磨クラブ

2右本岡選手右右27:華奢だが長打コースへ鋭いダッシュで好捕。守備範囲広く球際強い。打っても割りと強く振れる。ベースランニングも鋭い

5左林主将右右32:華奢だがフライ追い方よく捕球イメージ出来ている。ベースランニングもなかなか

6遊増田選手右左77:一年生にしては上半身下半身共に分厚く大型感あり。力入れずともファーストへ強い球投げることが出来るため怪我のリスク少ないかも。ベースランニングも迫力あり。

9捕小峰選手右右54:華奢だが強くガツンとしばける

✳紀州ボーイズ

2遊小畑選手右左31:まだ一年生。華奢だがなかなか強く振れるから逆方向にも長打性の強い打球打てる。甘い球逃さない。ベースランニングもなかなか。

3中山崎主将右右49:長身細身。外いっぱいも振りの強さとリーチの長さで強く引っ張れる。内への対応が課題。ベースランニングもなかなか。判断力を磨きたい。

4捕沖選手右左55:体型に特別なものは感じなかったがお尻はしっかりしていた。力入れずとも2塁へ鋭い送球。打っても大きく柔らかく振れる。

6三湯浅選手右右40:一年生ながら長身細身でガッチリ感があった。守っては出足鋭く打っても外いっぱいをリーチの長さで無理から引っ張れる力強さあり。

投木原選手右右19:長身細身の右サイド。直球割りと伸びあり、腕をしっかり振って抜球も鋭い軌道で緩急有効。

✳大阪福島シニア

✳福島シニア

1三遊二池上選手右右4:華奢。まだ一年生ながらベースランニング鋭い。球際ガッツ見せるたけでなくファウルフライを追いかける際、相手ベンチの位置を瞬時に確認、身の安全も確保した上で球際勝負するクレバーサも感心した。守備範囲そのものも広い。

2左澤田選手右左7:華奢。まだ一年生だがシュアなバッティング。内も外もバットコントロールで対応。割りと強くも振れる。ここ一番のベースランニング鋭い。

3投三一當山選手右左1:やや細身もガッチリした体型。強くしばける。柔らかさでも遠くへ運べる。逆らわず素直に振り抜く。守っても球際落ち着いて処理。サードから力入れずにファーストへ鋭い送球できるため、野手でいった方が怪我のリスクが少なそうに見えたが、投げても本格派で肘をうまく使い、腕を大きく使って大阪桐蔭から早稲田いった徳山投手を彷彿とさせる強いストレートを投げ込む。緩い球もしっかり腕振って投げ緩急有効。ベースランニングも鋭い

5中一山根選手左左8:華奢。ベースランニングなかなか。打ってもシュアなバッティング。甘い球逃さない

6捕平井選手右左2:小柄、華奢だが割りと強く振れる。膝元の変化球バットコントロールで遠くへ運べる柔らかさも。ベースランニングもなかなか

9遊岸本選手右左6:まだ一年生。華奢だがガツンと強くしばいてセンターオーバー。前回観たときは印象に残ってなかった選手

✳龍野ボーイズ

1中小倉選手右右0:やや細身もガッチリした体型。強肩、正確な送球。センターから一塁へ矢のようなダイレクト送球で併殺ゲームセット。一歩目速く動き鋭い。打っては外も強く振れ、内の変化球しっかり引き付け上体我慢して強くしっかり振り抜ける

3捕粕谷選手右左2:どちらかと言えば小柄。ベースランニング鋭く迫力あり。肩良くモーション速い。そんな力入れずとも2塁へ鋭い送球。打っては強く大きく振れるが強く振りすぎて上体がぶれる嫌いも。上半身下半身ともに骨太感、厚みが出てくればこの日のように思い切り強く振り抜いても体がぶれない、根尾選手のごとき強烈なスイングが出来るようになる可能性も秘める。

4投森選手右右1:華奢だが外も強く振れる。投げても時折球速そのものを感じさせる力強いストレート。縦スライダーも鋭い。下でタメをじっくり作る独特のオーバーハンド

5遊山内主将右右6:まだやや細身もガッチリしていて上半身下半身共に分厚さを感じる体型。三遊間深いところでも打球を体の正面にもってくる守備範囲の広さ、そこからファーストへ鋭く正確な送球で地肩の強さ存分に見せつける。捕球姿勢堅実だからイレギュラーバウンドにも難なく対応。ストライド大きいベースランニングも鋭く迫力あり。打っても割りと強く振れるが、もっとどっしり構えたい。そうすれば、全国クラスの強豪高校でも、中核をなすレギュラーとなるかと思われます。

8右高橋選手左左8:華奢だが背は高め。強肩、送球正確。打っても大きく柔らかく振れる。

9二伊藤選手右左4:華奢だがシュアなバッティングで低めの変化球に対応。


第98回全国高校ラグビー展望

2018-12-01 16:37:40 | 高校ラグビー

✳優勝争い

本命:大阪桐蔭(西Aシード):例年の大型FWのみならず、今期はBKの展開力も全国トップレベル。複数ポジションをこなせる選手が多く、控えの選手層も分厚い。2季連続全国準vからの悲願の冬の全国初優勝に向け、大きなチャンスの年と言えるかと思われる

対抗:東福岡(西Aシード)、天理(西Bシード):東福岡は今期も九州無敵。選抜ベスト8も優勝した桐蔭学園に肉薄。今期も多くの高校日本代表候補を擁する。天理は選抜以降の全国での実績の乏しさから?惜しくもAシードを逃したが、力はそれに準ずるものがある。BKの展開力やタックルなど、もちろんFWも含めた攻守の動きの鋭さは出色の迫力。

ダークホース:常翔学園(西Bシード):FWの強力スクラムと集散の速さ、BKの抜群の展開スピードで前年覇者の東海大仰星を粉砕。秋は大阪桐蔭や天理に大敗、そこからどこまで迫れてるかに注目。

上記4校を中心に、今年も西日本勢中心の優勝争いと思われる中、攻守のモールに強さと巧さを誇り選抜を制した桐蔭学園(東Aシード)、同じく強力FWが売りの流通経済大柏(東Bシード)、その流通経済大柏と選抜で接戦を演じ、近年成長著しい中部大春日丘(東Bシード)あたりが優勝争いにどう絡んでくるかにも注目が集まる。

 

では、各ゾーンのベスト8への道を見ていきたいと思います。

 

✳大阪桐蔭(大阪第一)が入ったゾーン

大阪桐蔭のベスト8進出は揺るぎないと思われる。同校への挑戦権を得るのは、2回戦で青森北(青森)、3回戦は玉島(岡山)ー旭川龍谷(北北海道)の勝者か

 

✳天理(奈良)、中部大春日丘(愛知)が入ったゾーン

天理がベスト8の本命かと思われる。上記Bシード2校がその座をかけて3回戦で対戦することになるかと思われます。

 

✳長崎北陽台(長崎)、茗渓学園(茨城)が入ったゾーン

上記Bシード2校によるベスト8争い。力は五分かと思われます。ここまでの戦績見てると共に、季節を経る毎に、チーム力を上げてるように感じます

 

✳佐賀工業(佐賀)、流通経済大柏(千葉)が入ったゾーン

上記2校のBシードが入ったゾーンだが、その内の流通経済大柏と、ノーシードの京都成章(京都)が、このゾーンのベスト8争いの中心かと思われる。京都成章は今期全国での実績がないことが、シードから漏れた要因かと推察されるが、春の近畿大会でBシードの報徳と互角の勝負を演じるなど、力はBシードに準ずるものがあると思われる。初戦勝てば佐賀工業と対戦。激しい攻防も予想される。花園の常連、名門中の名門国学院久我山に完勝して久々の冬の全国切符を勝ち取った早稲田実(東京第一)も、力はBシードクラスかと思われ、初戦勝てば実現する流通経済大柏との戦いは、これもまた、激しい攻防が予想される。激戦ブロックのひとつかと思われる。

 

✳桐蔭学園(神奈川)が入ったゾーン

上記Aシードが入り他はノーシードのゾーンだが、石見智翠館(島根)には桐蔭学園と五分に渡り合える力があると、ここまでの戦績見る限り推察される。今期全国での実績がないことが、シードから漏れた要因かと思われるが、春の中国大会で尾道に大勝するなど、季節を経る毎にチーム力を上げてるように感じます。この2校によるベスト8争いかと思われるが、石見智翠館と初戦であたる秋田中央(秋田)、その勝者とあたる尾道(広島)、本郷(東京第2)、勝った方が2回戦で桐蔭学園と対戦する大分舞鶴(大分)、深谷(埼玉)いずれも力があり、死のゾーンになる可能性も秘める

 

✳常翔学園(大阪第3)、黒沢尻工業(岩手)が入ったゾーン

常翔学園がベスト8の本命かと思われる。上記Bシード2校による、ベスト8争いかと思われます。

 

✳報徳学園(兵庫)、日本航空石川(石川)が入ったゾーン

上記2校のBシードが入ったゾーンだが、報徳学園がベスト8の本命と思われる。FWは決して大型ではないがスクラム、モールなど強くBKの展開力も出色。FW,BK共に出足鋭く注目の学校のひとつと言える。だが初戦の相手になる可能性のある大阪朝鮮は予選決勝での戦いはやや物足りなかったものの、力はBシードに準ずるものがあり、対戦が実現すれば予断ならない展開も予想される。強力FWを前面に押し出し、シードダウンを虎視眈々と狙う。シードダウンと言えば国学院栃木(栃木)も初戦勝てば実現する日本航空石川との対戦において、それを成し遂げる力はあるものと思われる。このチームもまた、予選決勝のスコア等みてると、季節を経る毎に、チーム力を上げてるように思われ、力はBシードに準ずるものがあると思われる。報徳中心のゾーンだが、このゾーンもまた、激戦ブロックかと思われる。

 

✳東福岡(福岡)が入ったゾーン

東福岡のベスト8進出は揺るぎないと思われる。同校への挑戦権を得るのは2回戦で関商工、3回戦で朝明、東海勢かと、ここでは予想します