百花園では昼なお暗い木立の中に咲く
アジサイが多い、いつの間にか隅に追いやられてしまった。
できるだけ明るいところのを探して撮ったけど
明るいばかりが能じゃないと切歯扼腕しながら撮っています。
最初は景気をつけてスミダノハナビなど、
今年は4年ぶりに隅田川花火大会が開催されます。
パーッと思い切り楽しみましょう、テレビで。
ヤマアジサイ、「くれなゐ(紅)」。
「紅(くれなゐ)」は、咲き始めは白花で日がたつとともに真っ赤に変化します、
多少日が当たる場所で育てた方が花色が鮮やかに赤くなります。
ヤマアジサイ「紫紅梅」。
「紫紅梅(しこうばい)」は徳島県産、装飾花は丸弁で、
花色がアプリコット~紅珊瑚色~紫へと微妙な色彩で移り変わるヤマアジサイ。
葉は小さめで全体的に小ぶりな花です。
ヤマアジサイ「城ケ崎」。
城ヶ崎(じょうがさき)は、八重咲きのガクアジサイです。
東伊豆の城ヶ崎海岸で発見された自生種で、多くの交配親となっている品種です。
酸性土の場合は青色、アルカリ性土ではピンク色になります。
ヤマアジサイ、「伊予桜」
愛媛県産の一重ガク咲きのヤマアジサイ。
装飾花は円弁の大輪で淡桃色。
両性花は淡桃色と淡青色の複色になります。
ヤマアジサイ、「花まつり」。
半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育していて
周辺の自然によくなじんでいる木です。
縁に沿って装飾花をつけてガク咲きとなります。
ヤマアジサイ「三河千鳥」。
静岡県浜松市産のガクアジサイで、別名を「天竜千鳥」と。
一重のテマリ咲きで、通常アジサイにある装飾花が無く、
両性花そのものがテマリ状になって咲くという、珍しいアジサイです。
ヤマアジサイ、「深山八重紫(ミヤマヤエムラサキ)」。
ガク咲きの八重咲き花、装飾花と両性花のバランスも良くきれいな品種です。
以前はハッとするような花が多かったけど、
このごろはほとんど見られなくなってしまった百花園。
濃い紫色の八重の装飾花を持つ珠玉のアジサイなのにねぇ。
もう一回「スミダノハナビ」
隅田川の空いっぱいにパーッと咲く。
川のそばで見れば腹に響く打ち上げの音、
パッパッパと激しい破裂音そして拍手とため息、
現地で見たいけど行き帰りの混雑を思うと
やっぱテレビで見るしかないのかな。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 6月 4日 向島百花園