休園していた二ヶ月分の花が一斉に目に入ります、
もちろん散ってしまった花も多いでしょう。
咲く花を見て目まぐるしく時間が前後する中を
なんとか休園する前につなげていきます。
ユキワリソウが一輪だけ残っていました、
きっと咲いたであろうカタクリは残念ながら残っていません。
シュンラン(春蘭)。
地植えであるところに咲いてなかった、別に置いてあった鉢植えで。
北海道から九州に広く分布し、日本を代表する野生ランです。
ボケ(木瓜)。
百花園にボケはたくさんあるけどこの木が一番きれいかな、
ちょっと大きめな木でこんもりと満開に、色も春らしい柔らかい色です。
ユスラウメ、漢字表記では梅桃、梅桜、桜桃、山桜桃梅、と。
桜桃と書かれるとサクランボと間違えそう。
花の後にはサクランボそっくりな赤い実をつけます。
ゲンペイモモ(源平桃)。
江戸時代からあるモモの品種で、一本の木に白花と紅花、
紅白の絞りの3色を咲かせるハナモモです。
その年によって白花が多かったり紅花が多かったり、
どこかの大河ドラマみたい、赤勝て白勝て・・・。
トサミズキ(土佐ミズキ)。
主に土佐(高知県)の山地に自生するマンサク科の落葉樹、
枝を切ると水気が多いこと、また落葉高木のミズキに葉が似ることから名付けられた。
キブシ(木五倍子)。
雌雄異株で、雄株に咲く雄花では雄しべの方がより長く、
雌株に咲く雌花では雌しべの方が長いという面白い花。
こんな花が木いっぱいぶら下がって咲く、ユーレイがぶら下がっているみたい。
キランソウ(金瘡小草)。
別名:地獄の釜の蓋(じごくのかまのふた)と。
すごい名前ですね。
墓地などにもよく生えていて、
お彼岸のころにこの茎や葉が
べったりと地を覆うさまを
特に誇張して名づけたとのことです。
向島百花園には年間パスポートがあります、65歳以上は年間280円。
年末に更新したばかりだったけど今回行ったら
休園中の期間を追加してくれて来年の春までと。
計算してみたら二ヶ月ちょっと休園していたようです。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 3月24日 向島百花園