ヌスビトハギは仕事が早い

　　ヌスビトハギが咲いている、
　　咲いているのはいいけど小さい、小さい。
　　それでも撮りだしたら、あれ実が出来ているぞ、
　　花を咲かせながら実も実らせている、仕事が早いな。


　　

　　　　　小さい、小さい、3ミリ？5ミリ？
　　　　　風になびいてゆ～らゆら。




　　

　　　　　ハギにもいろいろあるけど他のハギとは葉の形も違う、
　　　　　花は小さいなりにマメ科の花。




　　

　　　　　マメ科の花の見本みたいな花。
　　　　　そして名前の元となった「盗人の足跡」とされる実。
　　　　　足跡というよりサングラスの方に似ている、
　　　　　名前をつけたころにはサングラスなんて無かったろうけどね。




　　

　　　　　ヌスビトハギ(盗人萩)　　マメ科ヌスビトハギ属

　　　　　この実の形が命名の元。
　　　　　ドロボーが抜き足、差し足、忍び足で歩き回る、
　　　　　そのつま先だけで歩いた時の足跡だそうな。

　　　　　この実には小さな鈎、カギ状の毛が密集、
　　　　　早い話がマジックテープみたいなもの
　　　　　衣類とかにびっしりとひっついてしまう。

　　　　　いつもの年は花と実は別々に撮ったような気がするけど
　　　　　今年は花が咲く先から実がついてくる、仕事が早い。
　　　　　花と実を一緒に撮れるのは有難いけど
　　　　　その分花の時期が短いような気がしないでもない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　9月9日　向島百花園