オペラシティコンサートホールでのバッハ・コレギウム・ジャパンの定期公演は「祈りのカンタータ」と題する。これから四旬節を迎え、本来ならばカンタータの演奏は控えられるのだが、あえてこの題をつけての演奏とのこと。よく理解できない。
まず《ただ愛する神の力に委ねる者は》に同じコラールに基ずくBWV690,691,647,642 のパイプオルガン独奏からはじまり、3曲のカンタータBWV150,12,21が演じられた。
オルガンコラールは題は同じでもBWV690はバッハが20代、BWV691は30代後半、BWV647は晩年、BWV642は30才頃と作曲年代年代が異なる。特にBWV691 は教会音楽を作る職務が無かったケーテン時代の珍しい作品。
BWV150 は極初期の作品(ミュールハウゼン時代)と考えられ、弦楽合奏と通奏低音のみの簡素な編成。
BWV12、21 はヴァイマール時代の作品。BWV21 は全11曲と規模が大きくヴァイマール・カンタータの代表作。
独奏楽器では後半の2曲ではオーボエが目立つが、普段は地味なチェロとファゴットがキラリと輝いて興味深かった。聴いた後、余韻に酔いしれて大変いい気分になった。
まず《ただ愛する神の力に委ねる者は》に同じコラールに基ずくBWV690,691,647,642 のパイプオルガン独奏からはじまり、3曲のカンタータBWV150,12,21が演じられた。
オルガンコラールは題は同じでもBWV690はバッハが20代、BWV691は30代後半、BWV647は晩年、BWV642は30才頃と作曲年代年代が異なる。特にBWV691 は教会音楽を作る職務が無かったケーテン時代の珍しい作品。
BWV150 は極初期の作品(ミュールハウゼン時代)と考えられ、弦楽合奏と通奏低音のみの簡素な編成。
BWV12、21 はヴァイマール時代の作品。BWV21 は全11曲と規模が大きくヴァイマール・カンタータの代表作。
独奏楽器では後半の2曲ではオーボエが目立つが、普段は地味なチェロとファゴットがキラリと輝いて興味深かった。聴いた後、余韻に酔いしれて大変いい気分になった。
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