古都探索日記

奈良や京都の散策日記

フランツ・リストの宗教音楽

2024-10-03 13:57:17 | 音楽
 10月2日、朝日カルチャーセンターにて受講。講師は吉田文先生。画像はテキストの一頁目。講義内容を要約。

 まず初めにリストの生涯を追った名曲アルバム「リストへの旅」を視聴。

 日本ではリストは作曲家、演奏家として知られているが、19世紀の宗教音楽の重要な作曲家である。また教会音楽についての著作も残していて、54歳の時に修道士になったほどの敬虔なカトリック教徒だった。

 彼の言葉として「音楽は本質的に宗教的である」が残っているが、典礼に使えるほどに典礼文に忠実である。ミサ曲、カンタータ、モテットその他にわたる。

 作家としてはは22歳で執筆した「将来の教会音楽」の断片が残っている。教会音楽に対する彼の要求と理想が記されている。先生は詳細に解説してくださったが、キリスト教徒ではない私には難解な内容だった。

 最後に「小鳥に説教するアッシジの聖フランシチェスコ」のピアノ独奏とオルガン演奏(サン=サーンスが編曲)
 「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」のオルガン演奏を視聴。フランチェスコはフランツのイタリア語。

 ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする