古都探索日記

奈良や京都の散策日記

小松亮太 with ラスト・タンゴ・センセーションズ

2011-12-01 00:19:54 | 音楽
 アートピアホールにてこのコンサートは開かれた。まずバンドネオン奏者の小松亮太によるメンバーの紹介とバンドネオンの紹介、「首の差で」から始まり前半は主にタンゴを踊るための曲が中心。後半はピアソラの作品を中心とした聴くための作品による構成だった。客席はほぼ満員、私のような高齢者が多かった。画像をクリックしてください。左が演奏内容。

 私の感想:ピアソラの出現によってタンゴは踊るためだけではなく聴く芸術として進化したと思う。このことはジャズがダンスミュージックからチャーリー・パーカーのビィバップの出現によつてモダンジャズに進化したのと同様ではないか? これらは現代のことだけでない。バロック時代にそれまでの舞曲がバッハ等によって組曲やパルティータに様式化されたことの繰り返しと思う。私自身としてはタンゴは聴くより踊る方が遥かに楽しい。「踊るアホーに聴くアホー、同じアホなら踊らにゃ損々」である。
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