古都探索日記

奈良や京都の散策日記

アンサンブル・ヴィンサント 18世紀のオーボエ

2012-09-12 10:52:59 | 音楽
 9月11日早朝、NHKBSのクラシッククラブでバッハ・コレギウム・ジャパンの主席オーボエ奏者の三宮正満さんが主宰するこのアンサンブルの番組をみる。バッハからモーツアルトまでのオーボエを伴う作品の古楽器による演奏がテーマ。7種のオーボエ族が登場。ダモーレ、ダ・カッチャ、テノール(ターユ)、コルノ・アングレーズなど。普通のオーボエも18世紀の前後半で異なるそうである。演奏だけでなく繊細さを追求する練習場面や群馬県の工房での三宮さんと名人による古楽器のレプリカの製作場面も放映される。「忠実に再現してもそれらは道具に過ぎず、それらを楽器にするのが演奏家の技量である。」という三宮さんの言葉が印象深い。早起きは三文の得というが私には三両以上の大収穫。

 BCJの他のメンバーも出演:荒木優子さん(Vn)、鈴木優人さん(Cem&Org),藤崎美苗さん(S)達。画像は三宮さんのオーボエ・ダ・カッチャのオブリガートを伴って教会カンタータBWV74の第2曲のソプラノ・アリアを歌う藤崎さん。

 youtubeでBCJの演奏を発見。ソプラノは野々下由香里さん、オーボエ・ダ・カッチャはもちろん三宮さん。下をクリックしてください。

 BWV74のソプラノ・アリアを聴く。

 
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