古都探索日記

奈良や京都の散策日記

貝の浜

2017-11-07 14:50:30 | 美術
 2000年の秋、家族と「淡路夢舞台」を訪れたとき最も感動したのが「貝の浜」である。建物の広い屋上に帆立貝の殻をタイルのように一枚一枚貼りその上に水を10cmほど張る。その大きな浅いプールの延長に大阪湾の水平線が重なって創る美しさはそれまで見たこともない想像をはるかに超えるものだった。(画像をクリックしてください)

 私が安藤さんに惹かれるのは作品の美しさもさることながらそのお人柄からである。けっして驕ることも、威張ることも、気取ることもなく同じ目線の高さですべての人に接する温厚さ。ユーモアを忘れずにズバッと鋭く本質を指摘する感性の豊かさ。いつも新しいことに挑戦しながらも緑化運動などを継続して過去のものを大切にする生き方 etc 言葉では言い尽くせない彼の人間性に惹かれるのである。
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図録

2017-11-07 14:42:37 | 美術
 図録を購入。彼のほとんどの作品が網羅されている。当日安藤さんによる講演会もあり内外の大勢の来館者で溢れていったが日本人より外国人のほうが多いほどだった。

 講演のあとサイン会も開かれサインして頂いたのは予想外だった。

 私が安藤建築に興味を持つようになって30年が過ぎた。多くの建物を見てきたが海外を含めるとまだまだ見るべき作品の数は数え切れない。
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光の十字架

2017-11-07 14:30:47 | 美術
 実物では風雨を防ぐために十字架のスリットにはガラスがはめられているが、安藤さんはより神聖さを増すにはガラスを外したほうがよいと主張されている。レプリカでは主張通り何もない。(手を伸ばして確かめた)

 信者席も素朴さをだすために荒削りの足場板が使われているが、それも数席再現されている。

 ただ残念だったのは某国の観光客がその席を独占して大声をあげた騒いでいた。静かにこの空間を味わいたいと誰もが願うことと思う。その傍若無人な振る舞いに辟易とした。
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光の教会 (レプリカ)

2017-11-07 14:25:05 | 美術
 展示場内には初期から現在までのほぼ全作品の写真、設計図、模型などが展示されている。また大阪の安藤設計事務所の所長のデスクとその周辺も再現されている。

 屋外に彼の出世作「光の教会」の原寸のレプリカが本物と同じコンクリートの打ち放しで建てられているのがこの展覧会の目玉。

 私は過去に3度大阪の茨木市の実物の教会に訪れている。
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安藤忠雄展 ’挑戦’

2017-11-07 14:20:58 | 美術
 日本の誇る世界的建築家「安藤忠雄展」が開催中。常に全力で目標に立ち向かう彼の姿勢から「挑戦」と副題がつく。
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