古都探索日記

奈良や京都の散策日記

バッハ・コレギウム・ジャパン コンサート

2012-02-12 18:49:12 | 音楽
 今回の旅の最初の目的。オペラシティ・コンサートホールにて。教会カンタータBWV9、97、177の3曲はバッハが円熟期に入りつつある1732~34年に作曲された。いずれも1724年のコラール・カンタータ年巻の補作であり、手の込んだ対位法と技巧が用いられている。3作品ともソロ・ヴァイオリンが活躍する曲があり、コンサート・マスターの若松夏美さんが素晴らしい演奏を披露された。お疲れ様でした。

 ここではBWV177からソプラノとテノールのアリアを紹介。下のそれぞれをクリックしてください。

 ソプラノ・アリア(第3曲)を聴く。ソプラノ、オーボエ・ダ・カッチャ&ファゴットの組み合わせがバッハならはでの特徴。今回の演奏ではチェロが低音部を担当。私としたはファゴットを採用して欲しかった。

 テノール・アリア(第4曲)を聴く。技巧を駆使したソロ・ヴァイオリンのオブリガートが特徴。

 今日の演奏を終えてBCJが1992年から続けてきた教会カンタートの全曲演奏もあと6曲残すだけとなった。
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