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古都探索日記

奈良や京都の散策日記

ピアソラ 永遠のリベルタンゴ

2018-12-19 14:51:04 | 映画
 12月19日、友人とこの映画を観る。原題:The years of the shark 監督:ダニエル・ローゼンデルト 画像はパンフレットの表紙

 アルゼンチンタンゴに革命をもたらしたアストル・ピアソラ(1921-1992)の生涯のドキュメンタリー映画。アストロ自身、息子のダニエル、娘のディアナの語りによって進行する。

 ニューヨークでの少年時代、カルロス・ガルデルにバンドネオンの腕前を見出されたこと、バッハをこよなく愛したことなどが紹介される。その先鋭さ故、アルゼンチンでは非難を浴びたがヨーロッパ、アメリカでは高く評価され、晩年にはアルゼンチンでも認められることとなる。

 特にジャズファンには評判がよく、バリトンサックス奏者のジェリー・マリガンとの共演シーンが印象深かった。ピアソラの作品と演奏にはバッハとジャズの影響が色濃く反映されていると思う。秀作だった。
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マダムのおかしな晩餐会

2018-12-06 11:33:26 | 映画
 12月2日、伏見ミリオン座にて家内とこの映画を観る。監督:アマンダ・ステール 主演:ロッシ・デ・パルマ

 画像はパンフレットとチラシ。話のスジについては差し控えねばならない。

 この映画を観たいと思ったのは題名に弾かれたからである。30年ほど前に「バベットの晩餐会」という希に見る傑作があった。残念ながら遠く及ばなかった。
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日日是好日

2018-10-16 16:52:43 | 映画
 10月16日、家内の薦めもあってこの映画をみる。画像はパンフレットの表紙(左)とチラシ。

 20歳の時にお茶の習い事を始めた女性のその後の20年間の人生がテーマ。習い事からお茶の「お手前」だけでなく人としての成長を描く。

 各シーンが二十四節季によって導かれる。茶菓子や雨、風によって季節感溢れる演出が秀逸。私はこのような静かさに満ちた作品が好きである。
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チューリップ・フィーバー

2018-10-10 16:13:00 | 映画
 10月8日、家内と伏見ミリオン座でこの映画を観る。17世紀のオランダの全盛時代が舞台。フェルメールの時代でもある。

 貿易による莫大な利益によってチューリップの球根までが投資の対象になり、熱狂によるバブルを背景にした二人の女と三人の男の絡み合いがテーマ。思いもよらない出来事が次々と展開するスリリングな物語。フェルメール作品を彷彿させる青いドレスも登場。

 面白い作品と思うが、15年前に公開されたフェルメール作品そのものをテーマにした「真珠の首飾りの少女」には遠く及ばないのが私の感想。画像はパンフレットの一部。
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セ・ラ・ヴィ!

2018-07-15 19:23:37 | 映画
 センチュリーシネマで観た映画は「セ・ラヴィ」(フランス)。監督はエリック・トレダノ&オリヴィエ・カナシュ。原題は Le Sons de la Fete パーティーの音。C'est la vie(人生こんなものさ)は英題。

 パリの高年のウェデイングプランナー兼プロデューサーが取り仕切る結婚パーティーの舞台裏のごたごたがテーマのコメディ。最終にとんでもないハプニングが起こるが意外な結末を迎える。

 フランスで圧倒的な興行成績を収めたとおり見ごたえがあった。画像はパンフレット(上)とチラシ。
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