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古都探索日記

奈良や京都の散策日記

伏見ミリオン座

2019-08-11 08:38:55 | 映画
 8月10日、家内と移転新装なった伏見ミリオン座へ。劇場が一つ増え4場に、客席も大幅に増えた。
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リヴァプール、最後の恋

2019-03-30 15:49:27 | 映画
 3月30日、パルコ東館のセンチュリーシネマで家内とこの映画を観る。原題は Don't die in Liverpool

 主演:アネット・ベニング、ジェイミー・ベル 監督:ポール・マクギガン
 

モノクロ時代のオスカー女優グロリア・グレアム(1923-1981)の晩年の実話を基にした恋愛映画。

 4度の離婚を経験した彼女と英国リヴァプールの駆け出しの若手俳優ピーター・ターナーとは30近くも年齢が離れるが恋に落ちるが彼女に不治の病魔が襲う。その様子と楽しかった過去のエピソードが交互に現れてストーリーは進行する。

 終末のピーターからのサプライズの贈り物の場面が最も印象に残る。秀作である。画像はチラシ(左)とプログラムの一部。
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マイ・ブックショップ

2019-03-22 13:03:02 | 映画
 物語の舞台は1959年、イギリス東部の小さな海辺の町。戦争未亡人の主人公が古い民家を改装して、夫との夢だった書店を開くことから始まる。
ここでは内容は言えないが、全体に暗い雰囲気が漂う中に不思議な魅力を持つ傑作と思う。

 曇り空に鉛色の海などのイギリスの風景が美しい。また50年代の服装や自動車なども見どころ。

 主演:エミリー・モーティマー 監督:イザベル・コイシュ 原作:ピネロピ・フィッツジェラルド

 ストーリーの中で大きな鍵を持つ子役の演技が秀悦、ジャズ風の音楽も心地良かった。 画像はプログラムから。
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ジョアン・ジルベルト 東京ライヴ

2019-03-10 12:08:52 | 映画
 3月9日、家内と名演小劇場へ。伝説となった2006年東京でのジョアン・ジルベルトの記録映画である。ボサノヴァの三人の創始者、ヴィニシウス・ヂ・モラエス(作詞)とアントニオ・カルロス・ジョビン(作曲)が亡き後、ギター弾き語りのジルベルトだけが健在だった(今現在は消息不明)。たった一人で静かに語りかけるように歌い、ギターを弾く姿に2万人が陶酔した。

 20曲ほどの1時間半のライヴではソ・ダンソ・サンバ、オ・パト、コルコヴァド、デザフィナード、メディテーション、などの名曲が次々と続き、最後にボサノヴァ第一号「想いあふれて(シェガ・ヂ・サウダージ)と「イパネマの娘」が演奏された。なかなの見ごたえ、聴き応えのある作品だった。

 近接撮影が多く、指の動きとギターの音がシンクロするのが特に印象に残った。右手の親指の最低音のうえにギターの旋律とヴォーカルが交じりあうポリフォニックな曲の構造が解かりやすい。ボサノヴァはギターの弾き語りだけで完結されていると思った。他の楽器は一切必要ない。ジャズサックス奏者のスタン・ゲッツとジルベルト夫妻共演作「ゲッツ・ジルベルト」によって世界中にヒットしたが、ジルベルトはうるさいと言ってゲッツを嫌っていたそうである。そのことがよく理解できる。

 希に見る音楽ライヴ映像だと思う。

 「想いあふれて」を聴く。 左をクリックしたください。
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マリア・カラス

2019-01-17 14:32:44 | 映画
 1月13日、家内と伏見ミリオン座にてこの映画を観る。対談、手記の朗読、ニュース映画などによってカラスの生涯が語られていくドキュメンタリー映画。

 もちろん歌唱する場面も多かったが、記者に追いかけまわされるカラスの場面が多すぎる。もっと歌唱するカラスに重点を置いて欲しかった。

 気になったのは当時の喫煙マナーのひどいこと。インタビュワーがカラスの前で平気でたばこを吸っている。見ている私が条件反射で気分が悪くなったほど。

 エンドロールにおはこのジャンニ・スキッキの「わたしのお父さん」の映像が流れたことと手記の朗読を「永遠のマリア・カラス(02)」でカラス役を好演したファニー・アルダンが担当したことが特に印象に残った。

 わたしのお父さんを聴く。左をクリックしたください。
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