囲碁七転八倒

縄文人と申します
50の手習いで始めた囲碁、
何とか初段の壁を越えたがここから苦難の道が待ち受ける

熊本秀生四段の指導碁の巻

2018-12-23 23:41:52 | 対局

こんばんは

今日は博多囲碁広場の研究会に参加しました

まずは対局

点数制によるコミの調整のある手合いでした

時間は35分と短め

縄文人は長考したいので厳しかったです

結果1勝2敗でした

 

 

 

その後

熊本秀生四段の指導碁を受けました

7子局で教えていただきました

 


棋譜再生

 

棋譜が途中までしか再現できませんでした

 

中盤20目以上は縄文人がよくてヨセても勝ち切れるということで

投了して下さいました

 

守った感じの所が3カ所位あり攻めていけということでした

相手の手を恐れず打つべしということでした

 

下辺のつながりに行った手は級位者がよくやる手で実際はつながらないので

卒業してくださいとのこと

上にコスむか三々を防御する手がよいとのことでした

 

何とか勝たせていただき

最大のクリスマスプレゼントをいただいた縄文人でした^^

 

 

 


石の強弱は単純なのだの巻

2018-12-23 09:54:46 | 棋理

 

おはようございます

縄文人です

 

石の強弱が碁で最優先されるのは基本です

 

ではこの石の強弱とは何でしょうか?

 

 

2眼あること

これは絶対に取られません

囲われたとしても同時に二手打てないのだから取れないのです

白黒交互に打つという規則からの基礎事項になっています

 

この一団は絶対的に強く攻めることはできません

 

このブロックは単独で強く周りの相手の石の状態には作用されません

 

つまり自立して強いと言えます

 

 

 

では石の折衝で考えてみます

 

星の黒に白がかかった場面

どちらも根拠がなく弱い石です

 

黒が❸と受けると根拠らしきものができ

強さらしきものが出てきます

白はほっておくと挟まれたりして攻められるリスクが出てきました

それで④にすべり自分も強度を増します

この時点では根拠は確定しておらず折衝が続行されます

 

黒も白も根拠を持ちました

二眼作りやすい形となりました

完全ではないですが攻められても受けたり攻め返していけば

ほぼ活きられることになります

 

これは定石の流れで白黒の折衝の中でお互い根拠を持ち

強い石同士になりました

 

縄文人は石の強弱は白黒の相対的な関係によるという

感覚でしたが最初の図のように

単独で絶対的な強さが確保されるということは

相対的な関係は石のやりとりの中でお互いの強弱をけん制しあっっているということで

感じられたもので石の強弱は白黒のブロックで単独、独立したものと言えます

 

ちなみに

白石勇一先生の碁の本質で

石を強くする4手法は

①根拠を作つ

②頭を出す

③弱い石同士をつながる

④ゆったりさせる

 

①は二眼できた形なので絶対的に強いですが

②③④は二眼できたわけではないので攻められる可能性は残っています

でもかなり攻めにくく大体は活きてしまう・・・

これを見極められるかは

死活や手筋、石の形の理解度次第ですね

 

①~④は強くなりやすくする手段で強さが確定した訳ではない

 

ほぼ強くなりかけた石を囮に手数をかけさせて振り替わり等もあるわけで二眼確保されるまでは

いろいろあるのですかね

 

でもシンプルに考えて打ちたいです^^