台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台中州 和美国民学校校内神社

2009-11-21 01:34:34 | 台中州

臻美大樓前の狛犬


当時の写真(提供:和美小学校)

グランド奥に一対の非常に愛嬌のある狛犬が残っていた。石台には「奉献・第16回修了生一同」とかすかに読み取れる文字が刻み込まれていた。和美小学校のホームページによると明治32年(1899年)4月1日にこれまで仮の学校として借りていた道東書院を和美線公学校と改称し、学生数35名で始まった。昭和16年(1941年)には和美国民学校と改称し、初等科(6年制)と高等科(2年生)を新たに設置した。
したがって、学校の歴史としてはゆうに100年以上あることになる。また、狛犬の後方にある説明書によると、当時の旧校舎の面影を残すものは一対の狛犬だけである。

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