台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台中州  南投稲荷社

2011-06-30 10:07:08 | 台中州
この神社の情報は全くと言ってなかった。日本統治時代の当初に建立された稲荷神社が一般の神社にその姿を変えていることからこの稲荷神社も南投社に統合されたかまたは南投神社の末社になったものだと考えていた。
やっと2009年、台湾の友人の情報で鎮座地を探し当てることが出来た。この場所は明治製糖株式会社南投製糖所があった場所でもあった。従って、南投稲荷社は南投製糖所の構内神社であると判断される。
さて、この明治製糖株式会社南投製糖所の前身は中央製糖(株)であり、明治43年3月に創立されたが大正2年3月に明治製糖が合併をしたものであった。この辺の事情については改めて纏め上げたいと考えている。

鎮座日:大正元年(1912年)10月
祭神:倉稲魂神
社格:社
鎮座地:南投郡南投街三塊厝
現住所:南投市三和二路(南投県南投地政事務所)


南投県南投地政事務所
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