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台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

第2冊目の本が出版されます

2018-01-02 14:21:07 | 新刊

新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

今年の3月末に念願の第2冊目の本が潮書房光人新社から出版されることになりました。どうぞご期待願います。

<概要>

タイトルは「台湾 日本統治時代の社会に息づいた神社(仮)」で、この中で240社の神社を紹介しております。前半は、「総督府と神社」とし、当時の社会背景を基に総督府が公認した神社68ヶ所を全て網羅しました。後半は「産業及び社会と神社」とし、樟脳、林業、水力発電、製塩、酒造、製糖、鉱山(金鉱山と石炭)、移民村(農業と漁業)、軍隊、蕃社(原住民)、学校、遊廓等、ありとあらゆる産業及び庶民生活に関連した神社170ヶ所を網羅しました。神社の紹介とは別に、それぞれの産業及び社会構造の歴史まで及ぶことになり、神社研究調査書とは別の意味で、面白さがあると考えています。「おわりに」では、これまで神社の調査を行ってきた段階で生じた数多くの疑問点(神社はいつまで忠烈祠として利用されていたのか、神社は誰によって、なぜ、取り壊されたのか、なぜ、近年、神社遺構の保存、修復、復元が盛んに行われているのか、なぜ、台湾にこれほど多くの遺構や遺物が残っているのか、等々)に対する私なりの回答を掲載しております。

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