付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

★ほら、ヘンな飛行機が空飛ぶヤツ?!

2023-12-06 | 雑談・覚え書き
 そろそろ昔のことすら簡単に思い出せなくなってきたので、「アレは……なんだっけ?」と思うことがあれば、そのつど外部記憶に保存することにしました。
 ほら、なんだっけ? 第一次大戦だかその前あたりの時代設定で、ヘンな飛行機が飛び回っては落っこちる話

素晴らしきヒコーキ野郎』 監督:ケン・アナキン(1965)
 飛行機が誕生して間もない1910年、優勝賞金1万ポンドのロンドン-パリ間を飛行するという前代未聞のレースが開催されることとなった。世界各国から選りすぐりのヒコーキ乗りたち、軍人、曲芸師、貴族、発明家たちが続々と集結してくるのだが……。
 アクションコメディ大作。どう見ても中国という寺で大凧に乗ってパイロットが飛行訓練しているというトンデモ日本が登場するのだけれど、日本人パイロットが石原裕次郎という問題作。

『スカイキッド・ブラック魔王』 監督:ハンナ&バーベラ(1969)
 第一次世界大戦、重要な情報を携えて跳び回る伝書鳩・ポッピーを捕獲するため編成された、ブラック魔王を隊長とするチームは、毎回珍妙奇天烈な新型飛行機を開発しては実戦投入。伝書鳩にいいようにあしらわれては墜落していくのだった……。
 30分2話構成のテレビアニメ。複葉機の時代ではあるけれど、巨大なマジックハンドが付いていたり、単にベッドに羽とエンジンがついているだけだったりとやりたい放題の空中戦。寝不足でハイになっているときに視ると笑いが止まらなかった。

『ガンバス』 監督:ゾーラン・ペリシック(1986)
 第一次大戦下、逮捕された銀行強盗のルークとバーニーは牢屋の代わりにフランスの最前線に送り込まれ、オンボロ戦闘機ガンバスで特攻隊に参加。ドイツ軍の巨大飛行戦艦に立ち向かうはめに陥った……。
 コメディになりきれないアクション映画。とりあえずエンジンと羽がついていれば何でも飛ぶという意味で、『スカイキッド・ブラック魔王』の後継作品。

移動都市/モータル・エンジン』 監督:クリスチャン・リヴァース(2018)
 世界文明を崩壊させた60分戦争から数百年、人々は荒廃した土地に資源を求めて移動都市で生活していたが、資源の枯渇から小さい町や村規模の移動都市はより巨大な都市に捕獲され、資源として喰われるようになっていた……。
 映画のクライマックスが、デススターばりに凶悪な移動都市ロンドンに挑む航空機隊の話になっていて、その飛行機というか飛行船たちがどれもこれもスチームパンクな風味の奇妙奇天烈なデザインで味わい深かったのだ。


 「外部記憶」といったのは伊達や酔狂じゃなくて、本当に思い出せないことが出てくるのね。
 このブログにメモを15年ちょい書き残しているけれど、内容から名セリフまできっちり覚えているものから、おぼろげながら読み返していくうちに内容を思い出すものなどさまざまだけれど、中には「ちゃんと画像データがあって、あらすじと感想が書いてあって、それでも本当に自分が買って読んだ記憶が出てこない」ものもあるんですよ。どれだけ記憶に残らなかったかという……ね。
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