頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

2012年6月2日(中学地理教科書の今)

2019-03-15 10:09:01 | 日記
この春に某出版社から出た中学地理教科書の次版著者のミッションが始まっている。まずは現版の査読を終えた。次版が出るのは検定の終わる3年先になるだろう。阪神淡路の記述がかなり多い。これらが311と福島の記述に置き換わるのだろう。尖閣の取り扱いも非常に小さい。中学生にどこまで理解してもらうべきか。小生が中学生だった35年ほど前からすれば、多くの教科で教科書が薄っぺらくなる中、地理は恐ろしく厚くなり、カラフルになっている。激動の現代社会故覚えることも増えたはず。40代以上の方には、一見して資料集(副教材)と映るだろう。
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2 コメント

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Unknown (本人)
2019-03-15 10:11:04
2019年現在、その次の版の査読が進んでいます。
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Unknown (本人)
2021-06-02 04:49:36
中学社会の教科書ミッションが始まったころ。中学の教科書からもう一回学びなおしたいという社会人の方、地理以外は履修内容あまり大きくは変わりませんので、サクサク読み進めましょう。一般に書き方は昔より親切で、ビジュアルに優れています。歴史についても、人物の肖像画や尊称が若干変わっているくらいです。地理は、旧ソ連、震災、テロ、パンデミックなど、5年でがらりと変わります。留学生就活向けの必読事項でもあります。
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