頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

交通カード不正利用事件その後

2024-08-18 13:57:28 | 日記
本人が交通局へ直接出頭して記録交付を受けるルールゆえ、夏休み初日は、つくば→東京→名古屋→岡谷前泊。いつものエルボン満室で、岡谷駅近くの無人ホテルへ。南海トラフ巨大地震警戒中の名古屋を日中通過予定。
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過去10年分調べていただけることになった。

ついに判明。紛失は9月半ばにつくばで。金額は1500円ちょい、年末に名古屋で不正利用開始。うちわの犯行説。 良心の呵責か。利用は途切れ途切れ。差額約2500円は収入か。つくばにも名大にも本郷にも栄にも関わりのある人物。絶対知人だわ。





すすきのも行ってんか(笑) 

じゃあ2500円、10年間の利子としてありがたく使わせていただきます。 


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例の推薦入学反対署名

2024-08-18 13:44:11 | 日記
問題の署名はこちら。やってはいません。堂々と一般受験を突破して校友になっていただけるのであれば(OBとしては)大歓迎です。探究活動にも優劣が生じます。井の中の蛙みたいな事例も少なくないでしょう。我々の時代そんな制度はなかったけれど、こういうリスクを冒すより、受験に全振りするほうが賢明だと感じています。予備校に通われる宮様じゃダメなんでしょうか。多浪したって困らないお立場でしょうし。

東大後期入試が特殊なスタイル(一芸みたいな)で行われていた時代、中退率、留年率の高さが問題になってたのを記憶している。タレントでも一般入試で入っている方には、やはり芯の強さを感じている(コンクリート練って卒論書いてた女性とか)。
 
<職場のインタビューにて>人類生存のために何かをしたいわけだから、職業は政治家でも、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のエンジニアでも良かったんです。でも結果的には小学校の卒業文集に書いた通り、分野は違いますが研究者になりました。小学生の頃はわりと真剣に、政治家になってブルジョア階級を倒し、真面目に働く人たちで理想の社会をつくりたいとも考えていましたが、そういう人間だったら「東大に行って出世する」なんてコースは選ばなくても良いですから、そもそも自己矛盾してますよね。
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パリにエアコンがない理由

2024-08-18 13:38:26 | 日記
1998年に環境学者として南ドイツへの派遣留学の機会を頂きました。当時の気候データをみても、我々の感覚でエアコンがあればと感じるのは毎年1週間程度(東京のデータでは6週間程度)で、中心市街地の風通しを確保するような街づくりの議論が行われていて、それも我々の研究テーマの一つでした。その後2003年の欧州猛暑などがあり、死者数のデータに世界的な注目が集まりましたが、あくまで数年に一度のイベントみたいな感覚(1995年の北海道みたいな)で、エアコン導入のモチベーションには結びつかなかったのだと理解しています。今年は欧州猛暑という認識ではなく、あくまで例年どおりとの印象もあります。我々の分野では、生気象学をツーリズムの視点で研究する仲間も多く、東京オリンピックの前にも東京についての論文がでました。しかしその内容は東京の暑熱に関する過酷さを十分表現したものではなかったので、日本人研究者の間でその違和感も話題になっていました。健康被害の面では、選手よりもインバウンド客が大変だったようです。
(ご参考)一ノ瀬俊明, ハンス ペーター タム:(1999)わが国の都市における「風の道」の必要性について. 環境システム研究,27,721-730. 
https://www.jstage.jst.go.jp/article/proer1988/27/0/27_0_721/_pdf/-char/ja
コメント (1)
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