頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

大人の地理教科書

2019-07-20 16:34:22 | 日記

北朝鮮は中学の社会科地理には原則として出てこない。

足で稼いだせっかくの資料を生かすべく、いずれ「大人の地理学」教科書でも書いてみるか。

こんなオリジナル素材がある。

・タイ東北部イサーン地方における乾季の焼き畑。地表面が熱くなるので小さな竜巻がよく発生します。

・フィリピン・マニラ湾のコレヒドール島に建てられた日本軍戦没者慰霊碑。第二次世界大戦の激戦地でした。

・スペイン北部のフランス国境に近いバスク地方の観光都市サンセバスチャン。夏の太陽高度が高いのこの街では、路地を狭くして強い日射を防ぎます。

・シンガポールの高層建築群。

・韓国・ソウルの清渓川復元事業。2003~2005年に高架道路が取り払われ、気持ちのよい水辺空間として都心に大規模な水路が復活しました。

・2011年タイ大洪水の痕跡。バンコク郊外にある大学の建物の壁に見られます。

・タイ最北部メーサロンの茶畑。ミャンマー、ラオスとの国境に近い場所にあり、中国系の住民がたくさん住んでいます。

・中国・西寧郊外のタール寺。チベット仏教のさかんな地域です。若い修行僧がお互いに仏教に関する質問を出し合って勉強しているところです。

・ケニア・ナイロビの中心市街地。

・ドイツ・ハノーファ万博跡地に建てられたエコ住宅。屋上緑化など、いくつかの環境に配慮した技術が取り入れられています。

・フランス・パリの凱旋門。世界中から観光客が訪れます。

・インドネシア・バリ島のヒンズー教寺院。インドネシアのほかの地域ではイスラム教が信仰されていますが、バリ島ではヒンズー教が信仰されています。

・タイ・バンコクのチャイナタウン。漢字の看板や中国風の建築デザインが目立ちます。

・ラオスの首都ビエンチャンの都心。高い建物がほとんどありません。自動車も少なく、三輪オートバイ型のタクシーが走っています。

・フランスのチャイナタウン(トゥ―ルーズ)。看板のホテル名が漢字で書かれています。

・フランス南西部ボルドー郊外のブドウ畑。この地域は質のよい赤ワインの有名な産地です。

・ラオス・ビエンチャンにあるベトナム式の仏教寺院。山門に書かれたお経がアルファベット(ベトナム語で書かれた漢字)になっています。右の柱の最初の5文字は「祝国家安泰」と読めます。

・タイ・バンコクのマッカサン駅。地方からやってきた長距離列車が踏切をわたっています。そのすぐ先に駅があって、地下鉄や空港行きの快速(高架を走っている)に乗り換えることができます。

・郊外の丘陵地帯から眺めたフィリピン・マニラ大都市圏。

・メコン川の流れ。ラオスのビエンチャンからタイのノンカイを見ているところです。

・メコン川の魚市場(ラオス)。いろいろな種類の川魚が売られています。

・ミャンマー・ヤンゴンの道路交通。トラックを改良した乗合バスにおおぜいの人がしがみついています。ロンジ―とよばれる巻きスカートをはいている男性もいます。

・ミャンマー・ヤンゴンの仏教寺院。東南アジアでは仏教がさかんな地域が多く、日本のお寺にくらべるとずいぶん華やかです。

・ヨーロッパの国際列車。ヨーロッパは陸続きなので、国境を越えた列車がたくさん走っています。写真はロシアのモスクワとフランスのパリを結んでいるロシアの特急列車です。

・熱帯で雨季の午後に毎日短時間降るスコールの激しい雨(ラオス・ビエンチャン)。

・黄河の中流域の流れ(中国・陝西省)。上流域は乾燥地帯が多く、灌漑農業で水を大量に使うため、下流では水が少なくなっています。

・中国・四川省の世界自然遺産九寨溝。

・中国・湖南省の観光農村(張谷英)。昔の農村生活を見学できるようになっています。

・香港の高層建築群。

・再開発で消えつつある古い住宅地(中国・上海)。

・中国・成都の観光名所。街並み保存地域では、観光客が歴史的な建物や街並みの雰囲気を楽しみながら、お土産を買ったり屋台料理を楽しんだりしています。

・中国・雲南省の石林。地質時代に大気中にあった二酸化炭素が海に吸収され、石灰岩の形で大規模に露出したところです。

・線路のわきで生活するひとびと(タイ・バンコク)。

・台湾や中国に伸びていく高速鉄道。中国・大連の近くでは積雪のある寒冷地という気候を考慮して、イタリア製の車両をベースにしたタイプが走っています。

・中国・大連のヨーロッパ風建築。

・中国・湖南省の世界自然遺産張家界。アメリカ映画アバターで使われたコンピューターグラフィックスはここの風景を使って作られています。

・中国・武漢の様々な建築物。1950年代に旧ソビエト連邦が援助して建てた古い労働者住宅などはまもなく取り壊され、再開発が行われることとなっています。現代風の面白いデザインの建物がならぶ新天地とよばれる開発区が中国の大きな都市に増えています。

・中国の北京駅前通りの変化(25年前と現在)。1990年代の初めは高い建物がなく、自動車もほとんど走っていませんでした。

・万里の長城(中国・北京郊外)。

・中国・洛陽郊外の龍門石窟寺院。1500年ほど前につくられた石の大仏が有名です。

中学校の教科書には書けないR-15の地理学(R-18だと普通にありそうなので)

きっとこんな写真が使えるのでしょう。

・中国など、国交のある国のいろいろな都市にこのようなレストランがあり、夜は美しい女性による歌と踊りのショーがあります。

・観光船の乗客に向かって、お菓子や飲み物を投げるよう、訴えかけてきます。

・眠気覚ましなどの効果があるとされ、タクシーの運転手などが口にしています。法律により、日本へ持ち帰ることはできません。

・このようなスタイルは、ヨーロッパの海岸ではごく普通に見られます。

・中国大陸ではこのような活動が禁止されていますが、台湾では普通に見られます。

・電気が来ていないので、まだ寒い3月ですが、川で行水や洗濯をしています。

・ヨーロッパではこのような人々が団結して、自分たちの権利を主張しています。

・日本人によって考案されたもので、海外に亡命した人々の間で使われています。

・地元の人々にスナックとして愛されています。

・女性のステージダンスを見ながらお酒を楽しむお店です。

・世界で最も画数の多い漢字といわれています。この地域に特有の麺料理の名称です。

・ロシアのものが有名ですが、著名人をモデルにした商品も売られています。

・芸術の街とよばれるほど、街頭でのパフォーマンスが盛んです。

・市内中心部を流れる漢江(ハンガン)の北側は旧市街になっていて、このような日常風景が見られます。

・欧米、中国、日本、東南アジアなど、国によって書かれている数字が異なっています。

・実際は守られていないことが多いようです。

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1 コメント

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Unknown (本人)
2024-07-13 00:58:37
私のつくる世界地理ビジュアル教材。
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