結局旧帝じゃないと行けない業界(我々みたいな)は存在していて、それを18歳段階であきらめるということですね。
子どもがいかに優秀であろうと、老後の面倒を見させるべく、離郷進学・就職を認めないという親が存在する、なんて考えてもみなかった少年時代(どっかの途上国かよ、いや、途上国であればなおさら)。立身出世と引き換えに地元で医者になる、というのは妥協案なのか。それだって医学部は地元だが、地元以外で医者になる人も少なくないだろう。
親が要介護になってあらためて実感しているが、(少年時代にがんばって)こんな業界に入れたからこそ、時間的な自由があったり、仕事のうちとして地元にべったり関われている。単に故郷を離れたというだけで、(何の商売しているのかはいざ知らず、)普段も故郷を顧みることのない人は少なくない。実家のご近所だからと、緊急時にいろいろ頼られても、実家も高齢化しているので、お役に立てないことは少なくない。
地元に嫁いで親の面倒をみている妹の一家にしてやれるサポートとして、離郷進学・Jターン就職の甥っ子にいろいろ支援させてもらっている。
地元で結婚したのも、今振り返ると非常に「持続可能な家庭」に貢献。