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黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 IC-746送信出力出ずの続編

2025年02月19日 | アマチュア無線

 

 昨日のブログに書き込んだIC-746の故障の件は私にとって可成りショッキングな出来事だったので当日は何もする気が起こらず此の日の午前中は ふて寝で過ごして仕舞った。

 

 然し此の状態では何も解決する事は出来ないので今日は気を取り直して今回のトラブルの原因を調べる事にした。此の段階で唯一の頼みの綱は幸いにも此の機種の全回路図を持って居た事であった。

 

 此のトランシーバーを最初に使用した時には100W出力機種なのに何故か?前面パネルにあるパワー出力調整VRを最大位置にしても出力が50W程度しか出て居なかった事と、其の送信状態でALC表示値が最大値を表示していたので『おかしいなぁ~?』とは思って居たのだが・・・・・・・・

 

 此の状態で2日間は問題なくFT8運用は出来たのだが昨日の早朝の最初の運用時からは送信出力が出ていない状況では有ったがアンテナ回路の途中に入れたパワーメーターの指針は少しは振れて居たので全く送信出力が出て居ない状態の様には思えなかった。其れと此の機種はHF帯(50MHz帯を含む)と144MHz帯の出力回路が別回路(ドライバー段は共用回路も有る)に成って居るので其々のファイナル回路部ブロックの故障か?其々の共通ドライバー段の故障なのか?の判別をする為に144MHz帯の出力コネクタにパワー・メーターを接続して144MHz帯を送信状態にして動作チェックをしてみたら此方も送信出力が出て居なかったのでトラブル原因は共用回路である前置ドライバー段かドライバー段にある事が判明した。此の事は終段保護の為のヒューズが溶断していない事と終段の石とか電力結合器が熱を持って居なかった事と一致している。)

 

 

 此の回路には前置増幅回路に2SC1971がドライバー段が2SC1972が使用されて居り各トランジスターをチェックしてみたら如何やら2SC1971のトランジスターに原因があるように思われる。其れと電力制御(ALC)を行っているICのNJM4558(此れに関しては回路の動きが良く解らないので)は価格も安いので(200円程度)交換してみる事にして今日の午後に交換部品をインターネットを通して注文をした。

 

 部品が入荷して交換してみないと今回のトラブルが解消されるかどうかは解らないが?此れ以外に原因があるとしたらマイコン絡みの故障と思われるのでマイコンの制御系の理屈が解らない個人レベルでは手が付けられなくて此のトランシーバーは只の粗大ゴミと化す。其れだけは 如何か御勘弁頂きたいと思っては居るのだが結果の程は果たして?

 

 

 


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