昨日の夕方に聞いた24MHz帯のコンディションは悪く国内は殆ど聞えなかったので「今日も駄目だろう?」と余り期待をせず15:00JSTからSSBの運用周波数をジックリ聞いてみると所々に関東や信越方面の信号が59~59プラスで入感して居るので国内コンディションは開け切って居る様子、其処で24.960MHz辺りで7回ほどCQを連発したが呼掛けは全く無し「おかしいな?」と思いアンテナをチェックしたが問題は無い。其の後も2回程CQを出したが全くの空振り状態???
次に周波数を下げて21MHz帯を聞いたが何時も聞く21.185~21.220MHzはコンディションが開けて出る隙間が無い状態に21.175MHzまで下がってCQを出したら直ぐに7エリアから呼掛けられて59-59で問題なく交信する事が出来た。私のハイバンドのアンテナ関係は(10、18,21,24Mhz)は同軸費用を節約する為にアメリトロンの同軸切替器(4回路切替器)を使用しているのでシャックからタワーまでの25m位は10D2Vで切替器(本体)に接続し切り替器から各アンテナのバランまでは其々8D2Vで給電している。此れを個々に単独の同軸で給電すると100m必要に成り数万円のお金が吹っ飛ぶので10年くらい前に思い切って中古の同軸切替器を導入したが費用的にはトントンに成ってしまったが同軸の引き回しはスッキリするし各アンテナの上げ下ろしの際に切替器の部分でMコネを外すと同軸部分が縁切り出来るので結構重宝する。ただタワー上の切替器本体用の電流を同軸に流すので接触不良でアンテナ切替えが出来ずに一度トラブルを経験してからアンテナを切替えて飛びチェックをする必要がある。パワーの問題も有るが直流と高周波電流では同じ接触不良でも動作的には其の影響は少し違う様である。切り替え器の電源電圧は12Vなので接触抵抗に寄る電圧降下が切替器本体のリレー動作に影響が大きく成るのかも知れないが?
21Mhzのアンテナに切り替えると問題が無いと言う事は無線設備側の問題では無く24Mhz帯のコンディションの問題だろう。再び24MHz帯にQSYし再度CQを出したら今度は直ぐに複数の局から応答が有り其れ以後は交信が終了する度に呼掛けられ交信は15:11JST~17:19JSTまで続き17:30JST頃に遂に四国からの国内コンディションは完全にフェードアウトした。
最初に書いた現象のハイバンドに於けるコンディションのオープンし始めに受信すると信号は強力に聞えるので相手側にパスが開けたと思いCQを出した場合に応答が無かったり強力な信号の局を呼掛けても全く応答が無く首を傾げたくなる事が有るが此れは21~28MHz帯では偶に出くわす現象である。この様な事は久し振りで最初は無線設備側の問題か?と戸惑ったが最終的には電波伝搬上の問題で有った様子、その後は24MHz帯では余程コンディションが開かないとQSOし辛い2エリアのOMさんと40分近くラグチューが出来たので此の日の国内コンディションは余程良かったのだろう?久振りに国内QSOを堪能する事が出来た。