黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 期待できるか?ハイ・バンドのオープン

2013年06月28日 20時08分48秒 | アマチュア無線


最近はハイ・バンドのコンディションが徐々に安定して来た。ここ数日は7MHzを聞かず朝起きたら6時30分頃から18MHzの海外の信号を聞き始める。早朝はEUの信号が日によって違うが80%位の確立で聞こえて来る。内外を問わず このバンドの設備は主要バンドと比較して各局、格差が有り、ワイヤーと八木アンテナ組では信号の強さが違い、同じ国からでも59オーバーから蚊の鳴く様な信号まで様々である。


 其れでも毎日4~7局程と交信しているのでコンディション的には良しとしなければ、当局の設備ではSSBでの交信は難しく、大半がCWによる交信、SSBで安定に海外を呼び出して交信している局は5エレ以上の多素子のビーム・アンテナを使用している局が大半の様子である。海外の信号が7時前後から落ち始めると8時前には保々、国内コンディションに切替わる。昨日は07:55~10時頃まで国内が開け夕方に19時~20時前まで再度開けた。本日は6時~7時30分頃まで海外が入感し、前半はEU方面、後半にはW方面に変化した。国内は9時~11:30JST頃まで安定に入感して夕方も18:30~20:30JSTまで比較的に安定して聞こえていた。


 明日からは週末、当然QRVする局が増えるので狙い目である。現在 この時間(20:49JST)21MHzのSSBの信号を聞きながら書き込みをしているが21.180~21.230MHzでは国内交信が聞えている。私の場合はここ数日は18MHzと24MHzを運用しているが、矢張りこれ等の周波数帯は聞える時に遣って置かなければ悔いが残ると思う事と、これ等のバンドでの交信は1stQSO率が高くJCAのポイントアップに直結する事だ。JCAは1st局との交信で初めてポイントの増加の可能性につながる。


 明日は平日には余りQRVの無い24MHzと50MHzを中心に聞いてみようと思う。SSN値は決して飛び切り良い状態では無いが ここ数日の状態から判断すると期待出来る様に思うのだが? ところが先週も先々週も金曜日のコンディションが大変良かったので土曜日を期待したが両週とも良くなかった。日曜日には少し持ち直したが今週の週末は果して?

熊本県阿蘇郡産山村での移動運用(2013/05/14~15)

2013年06月28日 09時20分50秒 | アマチュア無線 移動運用

      


      



「道の駅えびの」を出発し県道221号線を人吉市に向かい其の後、県道219号(人吉街道)を球磨川に沿って北上しながら八代市へと向った。この街道は余りアップ・ダウンが無く、馬力の無い軽四でも問題なく進む事が出来たが八代市に入った所で「道の駅坂本」(写真上段の2番目)で食事休憩、実はこの段階では私は「道の駅坂本」は山の中に有り球磨村内と思い込んでいた。球磨村と言えば余りQRVの無い場所、道の駅内の観光マップを見ると天文台が有る事が解った。


一般的に天文台の有る所は低緯度の星の観測が可能な様に周りに障害物が無く360度の広い視野が有る為、アマチュア無線の移動運用には適している。とにかく現地を見て運用出来そうで有れば遣ろうと天文台に向った。可也山を登って山頂の465mH位の所に天文台は有ったが残念ながら駐車場に入る手前で施錠されており駐車場には入れず断念して近くを探すと森林体験交流センターが有り大きい駐車場に入ると、高さロケーション共に抜群の場所、「此れは飛びそう」と念の為にナビで場所を確認したら何と熊本県八代市坂本町中谷488mHと出た。(私のナビは古いタイプでポイント登録時にのみ正確な住所が表示される)「あちゃ~此れは骨折り損のくたびれ儲け」例によって市の場合は移動運用しない主義、諦めて山を下った。球磨川を挟んで東対岸であったら球磨村だったのだが残念至極、調度、球磨川が境界線だったのだ、如何しようも無い。


 八代市に入って3号線を北上し熊本市の近見から57号線に乗換え阿蘇山方面へ「道の駅阿蘇」で今晩の食料を確保、JCG-43002Bの阿蘇郡産山村へと向った。この村は村全体がグリーンに覆われ酪農を中心としている様で広大な牧草地内に大型の牧場がポツポツと点在する感じで私が運用場所探しに走り回った場所には殆ど一般家屋を見る事は無かった。


 村内には広い道路が通っており道端で運用出来る場所は沢山有ったが余りも見通しが良過ぎて注目される感じ、私の得意な「ごぞ地」は見付ける事は出来なかった。余談だが酪農農家は「こうてい病」から牛を守る為に非常に神経を使っている。一度発生すれば全頭を殺傷処理しなければ成らないので検疫の為に情況の解らない県外の車両の近寄りや立入りは歓迎しない。牧草地の近くで大型のアンテナを設置して運用するには余りにも目立ち過ぎる場所ばかり、其の為、村内の南西部に有る放牧地を離れた大蘇ダム湖に架かるヒゴタイ大橋の北側に有る駐車場(北緯39度59分58秒、東経131度11分30秒、海抜713mH)を探し当て運用場所とした。


 運用場所探しに手間取った事から運用開始は18:27JSTから始まり23:04JSTと翌朝の04:58JST~07:20JSTの間に7MHzで運用し361局と交信したが残念ながら駐車場の広さが狭く3.5MHz帯はアンテナを張る事が出来ずに運用出来なかった。其れとアンテナ設営が遅くなったので夜写真を撮る事を忘れ、翌朝アンテナを撤収した所で気付いたが「時既に遅し」産山村でのアンテナ設営状態の写真は無い。この村はプチ・アワードの対象地、保々7時間に及ぶ運用時間の割りは交信数は伸びて居ないこの現象は今回の移動運用の終盤まで続いた。