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『現代思想』2016年1月臨時増刊号 総特集見田宗介=真木悠介 未来の社会学のために

2015年12月12日 | 真木悠介=見田宗介

    ▲『現代思想』2016年1月臨時増刊号 総特集 見田宗介=真木悠介 未来の社会学のために 2015年12月12日発売 青土社 定価1800円+税

 

▲▼ 『現代思想』2016年1月臨時増刊号 総特集見田宗介=真木悠介 目次

 ▲『現代思想』2016年1月臨時増刊号 総特集見田宗介=真木悠介 青土社  目次

 

本日発売・到着の本なので、巻頭の見田宗介と加藤典洋との対談、と2015年版の見田宗介のテクスト「現代社会はどこに向かうか」を読んだだけなのだが、これだけでも、充分に楽しめる。

この雑誌小さな文字2段組で286頁ある。1800円+税だが、優に単行本数冊分の内容あると見える。

初期の見田宗介社会学を「男性学」として読む江田由美子論文もあり、必ずしも見田宗介門下生のオマージュで統一された論集ということではないのに好感が持てる。大澤真幸・成田龍一・内田隆三論文など力作が多いのではないだろうか。

機会を見てこのブログで雑誌特集に触れたい。

中東現代政治史の酒井啓子が短いが、見田さんの比較社会学の構想の最後の段階あたりに「国際関係の比較社会学」を打ち出していたと書いていた。若い時代は、こちらの方が先なんじゃないかと、言いたくなる時代もあるのだが、このころを酒井啓子も反省を込めて語っていた。

 

つづく

 



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