巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

娯楽の少ないフランスの週末

2006年06月26日 17時30分22秒 | Weblog
 フランス人の日曜日は超ヒマです。デパートもショッピングセンターもブティックも、バーゲンとかクリスマス商戦とか特別の時以外はみ~んな閉まっちゃいますからね。だから日曜日には、シネマに映画を観に行くか、森の中を歩き回ったり、ピクニックするしかないんです。
 ……でも、パリにはディズニーランドもあるじゃない? って日本人なら思いますが、そこがフランス人は違います。ケチな彼らは入場料なんて払いたくないって思ってるし、第一、アメリカ文化の象徴であるディズニーがあんまり好きじゃないんですよ。だから行かない!
 なので、無料で楽しめるイベントなんかが週末にあると隣の地域からでもワンサと人々が集まってきます。昨日おとといとわが町に、無料の移動遊園地がやってきました。写真のような巨大風船のアスレチックやトランポリン、メリーゴラーンドなど8つのアトラクションが公園に設置され、土日に市民に開放されました。市が子供たちのために企画したイベントですが、実は大コーフンしちゃったのが大人たち。「オイオイ、子供を押しのけてまで行くなムッシュ、マダム」って、つい叫びたくなるようなフランス人がいっぱい。日頃、つまんない日曜日を過ごしてる彼らだから、ここぞ! とばかりに無料のアトラクションに夢中になっちゃったらしい。はっきり言って童心に戻り過ぎ!
 トランポリンなんか1時間待ちの列で、こんなとこだけがディズニーランド並みでしたね。
 で、娘は待ち時間の長さにため息をつきつつも、そこそこ楽しみました。が、それとはウラハラにふてくされてたのが、ウチの犬ジュエル。普段ボール遊びを楽しんでる芝生はアトラクションに占拠され、走り回こともできず、リード付きでお散歩になってしまったから……。うらめしそうに、大勢の人々と遊具を睨みつけてましたね。
  


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